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価値観と私

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天井にいる小さな黒猫さん

天井にいる小さな黒猫さん

たまに、自分の事を「価値がない人間だ」と思う。

人間の価値なんて測れるものではないし、もっといえば「人間」と「価値」という言葉を結びつける事自体とても馬鹿馬鹿しいと思う。
「自分は価値がない」なんてものすごく悲観的な感情に思えるけど、心はそれほど病んだり荒んだりしていない。
ただ、冷静沈着に、事実としてそう思うような。
そんな時がある。

私が毎日見ている推したちは世界を駆け回るスーパースターだ

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影の中に陽だまりが落ちる

影の中に陽だまりが落ちる

争うことも、悲しむことも、したくない
世界のどこかで戦争が起こってるなんて未だに信じたくない。
妬み嫉みの感情を自分の中に感じた瞬間に最悪の気分になる
自分の中にいちばんいらない感情だとすら思う。

幼い頃は、自分のものさしで"悪"を定義してそれを否定するのは簡単だった。
いじめてる人は悪だし、ずるい人は悪だった
ではいじめられていた私に、彼らへの"悪"はなかっただろうか?
ずるい人だと思っていた

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わずか数センチの段差が私の宇宙だった

わずか数センチの段差が私の宇宙だった

なぜ私はここにいるんだろう。

ここ数年、よくそう思っていた

ステージが大好きだった

小学生の頃、初めて人前でステージに立ち、"ずっとここにいたい"と思った。"ここで暮らしたい"とすら思った。
今思えば、そんなふざけてて面白い考えが自分の中にあったことに驚く

きっかけは自分がステージに立った事だったけど、"ステージ"というもの自体が大好きだった
少しばかり力が抜けている誰かのリハーサルでさえ

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愛おしい記憶を形にしたかった

愛おしい記憶を形にしたかった

今ここで、少し恥ずかしい過去の想いを白状すると

私は、BTSを好きになる前、"アイドルのオタク"といういわゆる"文化"の様なものを少し怖がっていた。

自分と直接接する事が少ない、もしくはない"誰か"を遠くから応援すること、好きでいること、生きる糧にすること
その行動は、当時私にとって信じられないもので、あまりに未知だった。
きっと私は自分の見てくれを良くして繋がっている全ての人に誠実でいたいと

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"知らない"という事が引き出す豊かな世界

"知らない"という事が引き出す豊かな世界

私はダンスに詳しい。
しかもオタク的な詳しさなので、良さや好み、さらに言えばカルチャーや起源と言った事まで突き詰めるし、場合によっては好みではなくても詳しい。

その知識や着眼点を生かして、最近noteに大好きなBTSのダンスについての掘り下げた記事を出している。
それがかなり楽しい。

最近こそ、自分のオタク的な知識が違う事へのオタク的な知識と結びついてそれを考え、綴る事への楽しさ
そして、それ

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好きなこと『をして』生きていく

今まで色々なSNSをしてきた。

感じたことを喋るように投稿するTwitter
私生活やダンスの動画を投稿するInsta
コラージュの創作過程と完成までを投稿するTikTok
最近は、自分の考えていることを言語化するnoteがお気に入り。

それらSNSには、名前はまちまちだが『いいね機能』がついていて
ボタン一つで相手に通知がいき、いいねした投稿が見れるようになっているわけだが
私は、『いいね』

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