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富山県在住。40代女性。共働きで小学生男子2人の子育て中。 好きなこと:日本の伝統文化…

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富山県在住。40代女性。共働きで小学生男子2人の子育て中。 好きなこと:日本の伝統文化(茶道・香道をお稽古中) 気になること:マネリテUP

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<今しかない!>

第二十一候【竹笋生(たけのこしょうず)】 『立夏』の末候 5/15〜5/20頃 「竹笋生」は、筍が顔を出す頃ということですが、 もう筍の時期は終わりでは??? と思いませ…

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6日前
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第二十候【蚯蚓出(みみずいずる)】

『立夏』の次候 5/10〜5/14頃 冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃です。 ミミズには目がなく、光を感知して暗がりに進む性質があります。 そのことから「目見えず」…

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10日前
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第十九候【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】

『立夏』の初候 5/5〜5/9頃 季節は、二十四節気の『立夏』に入りました。 今日は『立夏』の名の通り、全国で真夏日になりました。 『立夏』は春分と夏至のちょうど中間…

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2週間前
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【八十八夜(はちじゅうはちや)】

今日5月1日は、八十八夜です。 八十八夜と聞くと、「茶摘み」の歌が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか? かつて茶農家では、八十八夜の前後に新茶となる新芽の摘み…

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2週間前
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第十八候【牡丹華(ぼたんはなさく)】

『穀雨』の末候 4/30〜5/4頃 春の最後を務める花である、牡丹が咲く時期になりました。 牡丹は、中国から薬草として伝わり、平安時代には宮廷や寺院で観賞用として栽培さ…

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3週間前

第十七候【霜止出苗(しもやみてなえいずる)】

『穀雨』の次候 4/25〜4/29頃 暖かくなるとともに、夜間の冷え込みもなくなり、霜が降りなくなってきます。 とはいえ、「八十八夜の忘れ霜」と言って、暖かさに霜の心配…

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3週間前

第十六候【葭始生(あしはじめてしょうず)】

『穀雨』の初候 4/20〜4/24頃 昨日より、二十四節気では春の最後の節気である『穀雨』に入りました。 穀物に実りをもたらす雨がしっとりと降り注ぎ、新芽や若葉がグング…

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1か月前

第十五候【虹始見(にじはじめてあらわる)】

『清明』の末候 4/14〜4/19頃 春が深くなるとともに、空気が潤ってくるので、雨上がりに虹が見えることが多くなる時期です。 単に「虹」といえば夏の季語ですが、「初虹(…

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1か月前
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第十四候【鴻雁北(こうがんかえる)】

二十四節気 『清明』の次候 4/9〜4/13頃 冬の間を日本で過ごした雁が、北のシベリアへと去って行く頃になりました。 春に飛来するツバメと入れ替わるようにして、日本を…

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1か月前
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第十三候【玄鳥至(つばめきたる)】

二十四節気 『清明』の初候 4/4〜4/8頃 今日から、二十四節気では『清明』に入りました。 清明は「清浄明潔」の略で、春の清らかで生き生きとした様子を表しています。 …

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1か月前
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第十二候【雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)】

二十四節気 『立春』の末候 3/30〜4/3頃 桜の咲きはじめの頃を過ぎ、初雷が鳴り出す頃となりました。 2/4頃の立春後に初めて鳴る雷のことを「初雷」といいます。 雷は夏…

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1か月前
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第十一候【桜始開(さくらはじめてひらく)】

二十四節気 『立春』の次候 3/25〜3/29頃 うららかな春の陽気に誘われて、あちらこちらで桜の開花の便りが聞かれる時期です。 平安時代から、「花」といえば桜をさし、…

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1か月前
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第十候【雀始巣(すずめはじめてすくう)】

二十四節気 『立春』の初候 3/20〜3/24頃 今日は、立春。昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。 立春から夏至までの間、だんだんと日脚が伸びていきます。 ようやく春を…

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2か月前
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【菜虫化蝶(なむしちょうとなる)】

二十四節気 『啓蟄』の末候 3/15〜3/19 菜虫とは、モンシロチョウの幼虫のこと。 モンシロチョウは、アブラナ科のみを食べるので「菜虫」という。 アブラナ科の野菜に…

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2か月前
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【桃始笑(ももはじめてさく)】

二十四節気 『啓蟄』の中候 3/10〜3/14 桃は「兆し」を持つ木とされ、桃の実を割って未来を予知し、吉凶を占ったことから「兆」の字がある。「前兆」「予兆」「挑む」「…

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2か月前
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【蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)】

二十四節気 『啓蟄』初候 3/5〜3/9 土中で冬ごもりをしていた生き物たちが、春の陽気を感じて地上に姿を現すころ。 「蟄」は、生き物が土の中に隠れているという意味 …

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2か月前
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<今しかない!>

<今しかない!>

第二十一候【竹笋生(たけのこしょうず)】

『立夏』の末候 5/15〜5/20頃

「竹笋生」は、筍が顔を出す頃ということですが、
もう筍の時期は終わりでは???
と思いませんでしたか?
私たちがよく知っている筍は、中国原産の孟宗竹で、3月〜4月に出回ります。
一方、日本原産の真竹は、5月〜6月に旬を迎えます。
このことから、「竹笋生」は、真竹のことを指していると考えられます。

竹冠に旬という漢

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第二十候【蚯蚓出(みみずいずる)】

第二十候【蚯蚓出(みみずいずる)】

『立夏』の次候 5/10〜5/14頃

冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃です。
ミミズには目がなく、光を感知して暗がりに進む性質があります。
そのことから「目見えず」→「みみず」になったと言われています。

ミミズが掘ったトンネルは、植物の成長に大切な空気や水の通り道になります。
そして、ミミズは落ち葉などの有機物を食べて、土の中に窒素やリンを含む栄養豊富なフンをします。これは、畑に肥料を撒

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第十九候【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】

第十九候【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】

『立夏』の初候 5/5〜5/9頃

季節は、二十四節気の『立夏』に入りました。
今日は『立夏』の名の通り、全国で真夏日になりました。

『立夏』は春分と夏至のちょうど中間にあたり、この日から立秋の前日までが夏季となります。
陽の光が1年で最も強く、「光の夏」とも呼ばれます。
「気温もさほど高くなく、一年で最も爽やかな季節」とれていますが、近年はこの頃から熱中症予防が盛んに呼びかけられるようになりま

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【八十八夜(はちじゅうはちや)】

【八十八夜(はちじゅうはちや)】

今日5月1日は、八十八夜です。

八十八夜と聞くと、「茶摘み」の歌が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
かつて茶農家では、八十八夜の前後に新茶となる新芽の摘み取りを始めたそうです。
この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きすると言われています。
皆さんは、今日お茶を飲まれましたか?

また、「八十八夜の別れ霜」や「八十八夜の泣き霜」などとも言われるように、遅霜が発生する

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第十八候【牡丹華(ぼたんはなさく)】

第十八候【牡丹華(ぼたんはなさく)】

『穀雨』の末候 4/30〜5/4頃

春の最後を務める花である、牡丹が咲く時期になりました。
牡丹は、中国から薬草として伝わり、平安時代には宮廷や寺院で観賞用として栽培されるようになりました。
甘く上品な香りと格調高い姿から、中国では国の代表花とされています。
花言葉は「王者の風格」
まさに、花の王様です。「富貴草」「百花王」「花王」「花神」などの別名もあります。

「唐獅子牡丹(からじしぼたん)

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第十七候【霜止出苗(しもやみてなえいずる)】

第十七候【霜止出苗(しもやみてなえいずる)】

『穀雨』の次候 4/25〜4/29頃

暖かくなるとともに、夜間の冷え込みもなくなり、霜が降りなくなってきます。
とはいえ、「八十八夜の忘れ霜」と言って、暖かさに霜の心配を忘れかけた4月下旬から5月初旬に思わぬ遅霜に見舞われることもあります。
霜は、特に茶葉にとっては大敵です。
日本一の静岡県では、全国で唯一遅霜予想が出され、この予報によって茶業関係者は対策を行うそうです。

農作業では、苗代作り

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第十六候【葭始生(あしはじめてしょうず)】

第十六候【葭始生(あしはじめてしょうず)】

『穀雨』の初候 4/20〜4/24頃

昨日より、二十四節気では春の最後の節気である『穀雨』に入りました。
穀物に実りをもたらす雨がしっとりと降り注ぎ、新芽や若葉がグングンと育っていく時期です。
変わりやすい春の天気も安定し、次第に日差しも強まり始めます。

『穀雨』の初候である「葭始生」は、野山だけでなく水辺の葦が芽吹き始める季節。
葦の茎は、竹同様に中が空洞で、軽くて丈夫です。
その特徴を活か

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第十五候【虹始見(にじはじめてあらわる)】

第十五候【虹始見(にじはじめてあらわる)】

『清明』の末候 4/14〜4/19頃

春が深くなるとともに、空気が潤ってくるので、雨上がりに虹が見えることが多くなる時期です。
単に「虹」といえば夏の季語ですが、「初虹(はつにじ)」は晩春の季語になります。
春の陽の光はまだ弱く、淡くはかない春の虹がまた趣き深いですね。

自然現象である虹。
なぜ虫の字がつくのでしょうか?
虫という字は本来、小さな昆虫ではなく、ヘビ(蛇)をさす言葉でした。虹は、

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第十四候【鴻雁北(こうがんかえる)】

第十四候【鴻雁北(こうがんかえる)】

二十四節気 『清明』の次候 4/9〜4/13頃

冬の間を日本で過ごした雁が、北のシベリアへと去って行く頃になりました。
春に飛来するツバメと入れ替わるようにして、日本を離れていく雁。
「鴻」は「ひしくい」と読み、大型のガンを指します。
「雁」は小型のガンを指します。

「雁金紋(かりがねもん)」として家紋になっていたり、和菓子の「落雁」、高級茎茶の「雁が音(かりがね)」にも用いられるように、日本

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第十三候【玄鳥至(つばめきたる)】

第十三候【玄鳥至(つばめきたる)】

二十四節気 『清明』の初候 4/4〜4/8頃

今日から、二十四節気では『清明』に入りました。
清明は「清浄明潔」の略で、春の清らかで生き生きとした様子を表しています。

「玄鳥」はツバメの異名で、黒い鳥という意味。
冬を暖かい東南アジアで過ごしたツバメたちは、繁殖のため、春になるとはるばる海を渡って日本にやってきます。
日本では昔から「ツバメが巣を作ると、その家に幸せが訪れる」という言い伝えがあ

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第十二候【雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)】

第十二候【雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)】

二十四節気 『立春』の末候 3/30〜4/3頃

桜の咲きはじめの頃を過ぎ、初雷が鳴り出す頃となりました。
2/4頃の立春後に初めて鳴る雷のことを「初雷」といいます。
雷は夏に多いですが、春雷は夏と違い、激しくは無く、1つ2つ鳴ると止んでしまいます。

雷が多くなる春から夏にかけては、ちょうど稲が育つ季節でもあります。
「雷が多い年は豊作になる」という言い伝えがあるように、昔は雷の光が稲を育てると

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第十一候【桜始開(さくらはじめてひらく)】

第十一候【桜始開(さくらはじめてひらく)】

二十四節気 『立春』の次候 3/25〜3/29頃

うららかな春の陽気に誘われて、あちらこちらで桜の開花の便りが聞かれる時期です。
平安時代から、「花」といえば桜をさし、「花見」といえば桜を鑑賞することをいうほど、古来から日本人が愛してきた桜。
桜は梅と同じく、非常に多くの種類があり、100種以上の自生種、200種以上の改良種があります。

桜は、開きかけたらすぐに満開になることはなく、寒の戻りが

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第十候【雀始巣(すずめはじめてすくう)】

第十候【雀始巣(すずめはじめてすくう)】

二十四節気 『立春』の初候 3/20〜3/24頃

今日は、立春。昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
立春から夏至までの間、だんだんと日脚が伸びていきます。
ようやく春を体感できる季節になってきました。

「雀始巣」は、春から夏にかけて繁殖期を迎える雀が巣作りを始める時期です。
雀は、古くから日本人にとって身近な存在で、古事記や日本書紀にも登場します。
童謡や俳句にも用いられることが多く、「雀の

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【菜虫化蝶(なむしちょうとなる)】

【菜虫化蝶(なむしちょうとなる)】

二十四節気 『啓蟄』の末候 3/15〜3/19

菜虫とは、モンシロチョウの幼虫のこと。
モンシロチョウは、アブラナ科のみを食べるので「菜虫」という。

アブラナ科の野菜には、ダイコン、カブ、ハクサイ、ミズナ、コマツナ、チンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリーなどがある。食卓でおなじみの野菜で、人間には大人気。
ところが、アブラナ科の葉を食べられる虫は、ごくわずかしかいない。
蝶の中では、唯一、モンシ

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【桃始笑(ももはじめてさく)】

【桃始笑(ももはじめてさく)】

二十四節気 『啓蟄』の中候 3/10〜3/14

桃は「兆し」を持つ木とされ、桃の実を割って未来を予知し、吉凶を占ったことから「兆」の字がある。「前兆」「予兆」「挑む」「眺める」など様々な言葉になっている。

『桃始笑』は「笑う」と書いて「さく」と読ませていることが許み深い。
花は「ほころぶ」と表現することもある。「ほころぶ」や「笑む」という言葉は、内側に隠されていたものが突然外に顕れることをさし

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【蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)】

【蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)】

二十四節気 『啓蟄』初候 3/5〜3/9

土中で冬ごもりをしていた生き物たちが、春の陽気を感じて地上に姿を現すころ。

「蟄」は、生き物が土の中に隠れているという意味
「啓」は、閉じているものを開くという意味
生き物を人間にたとえて、戸を開いて外の出ていく様子を表しているのが面白い。
生き物に対する愛情を感じる。

この頃は、春雷がひときわ大きくなる時季。「虫出しの雷」という季語もある。

3月

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