あめまり

RPG、謎解き、物理、古典、QKなど雑多に。感想を書いたり学び直したり、色んな記録用の…

あめまり

RPG、謎解き、物理、古典、QKなど雑多に。感想を書いたり学び直したり、色んな記録用のnote|ベンチャーで働く30代

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    20年以上すきな百人一首を知り直すための個人的なnoteの仕舞い場所です𖡼

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記事一覧

QK休憩中に好きな動画をまとめるだけのおしごと

QuizKnockがGW期間ということでお休み中なので、※下記動画参照 Xで#QK休憩中なので過去動画見ようぜ というタグもできてたし、QK好きなわりにどの動画がお気に入りだとか…

あめまり
17時間前
2

自分の十二国記感想ポストまとめ②+α

2024年現在の自分の十二国記感想ポストを、自分がいつか見返す用にまとめています。 今回は追加の感想も書きつつまとめておきたいと思います。 ①はこちら↓(~黄昏の岸 …

あめまり
1か月前
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同じ病名がついていたとしても

同じ病名がついていたとしても、実際の症状は多種多様だ。必ずしも分かり合えるかというとそんなことはありえない。 それでも重なる一つがあるとき、人はなぜだか少しだけ…

あめまり
1か月前
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自分の十二国記感想ポストまとめ①

2024年現在の自分の十二国記感想ポストを 自分がいつか見返す用にまとめてます〜 図南の翼 ※一部、興奮して戴を誤字ってます…悪しからず… 風の万里 黎明の空 華胥…

あめまり
2か月前
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95番 おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つそまに 墨染の袖

訳:身の程もわきまえないことだが、このつらい浮世を生きる民たちをおおってあげようか。この比叡の山に住みはじめたばかりの私のこの墨染めの袖で。 決まり字「おおけ」…

あめまり
4か月前

好奇心のための勉強。開き直って今年も学び直し。

「そんなこと勉強して何の役に立つの?」 「それ何のために勉強してるの?」 大人になっても言われたし、そして自分自身にも何度も問いかけてきた疑問でした。 ようやっと…

あめまり
4か月前
2

2023年までのここ数年であそんだ謎解きたち

インドアかつ体調整備中なのもあり、あまり外出できてないのですが、今日元気だし出かけたい!と思ったときは謎解きをまずチェックするくらいには謎解きがすきです。 とい…

あめまり
4か月前
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96番 花さそふ 嵐の庭の雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり

訳:桜の花を誘い吹く嵐が、まるで庭を雪のように花びらを降らせているが、実は雪ではなく年老い古りゆくのはわたし自身なのだなぁ 決まり字「はなさ」 あらためてこの歌…

あめまり
4か月前

97番 来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに やくやもしほの 身もこがれつつ

訳:松帆の浦の夕凪の頃に焼いている藻塩のように、いくら待っても来ない人のことを想い、わたしの身は恋焦がれているのです。 決まり字「こぬ」 権中納言定家は藤原定家…

あめまり
4か月前

chants of sennaar最高でした

最後の方ネタバレ書くかもしれませんが、書く直前にもう一度お知らせします⚘ chants of sennaar(チャンツオブセナールと読むらしい)クリアしました! バベルの塔がモ…

あめまり
5か月前
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98番 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける

訳:風がそよそよと音をたて、楢の木の葉を揺らしている。 ならの小川の夕暮れはすっかり秋めいているが、みそぎの行事(六月祓)が行われていることだけが夏のしるしであ…

あめまり
5か月前
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99番 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は

訳:人が愛おしくも、人を恨めしくも思う。つまらない世だと思い、物思いにふけってしまうこのわたしには。 決まり字「ひとも」 色々調べてみたけれど、 二つの思うに複…

あめまり
6か月前

『傲慢と善良』読了直後。

辻村深月さんの傲慢と善良を読了。 10分後からこれを書きはじめる。 いま文章を書く訓練中なのと、やはり感想はホットなうちにということで。 あらすじもネタバレも書かな…

あめまり
6か月前
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100番 ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

訳:宮中(皇居)の古びた軒から下がっている忍ぶ草を見ていて、しのんでもしのびつくせないほどに思い慕われるのは、古きよき時代のことだなぁ 決まり字「もも」 撰者で…

あめまり
6か月前
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全然更新できてないので最近(どころかここ一年近くの)ゲーム日記🎮
プレイ中:ティアキン、FFⅩⅥ
クリア済:TUNIC、LIVE A LIVE、迷路探偵ピエール、星のカービィWiiデラ
中断中:The Gardens Between

あめまり
8か月前
1

百人一首20年愛、胸を張って趣味にしたい

20年以上前。 小学校低学年の頃に百人一首を覚えて以来、その後復習をするでもなく、なんとなく記憶したままに。 幼い頃、ただ夢中で遊んでいた百人一首が今でもだいすき…

あめまり
8か月前
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QK休憩中に好きな動画をまとめるだけのおしごと

QuizKnockがGW期間ということでお休み中なので、※下記動画参照 Xで#QK休憩中なので過去動画見ようぜ というタグもできてたし、QK好きなわりにどの動画がお気に入りだとか書くタイミングあんまりなかったし。 これを機会にQuizKnockの好きな動画をひたすらはるだけのnoteです。 例のごとく自分が振り返る用も兼ねてる。 ちなみに見出し画像はスクショOK動画のものだよと伝えるためにOKですと言ってる場面。 絶対に外せない王道(?)2つ サマウォも好きだし理系

自分の十二国記感想ポストまとめ②+α

2024年現在の自分の十二国記感想ポストを、自分がいつか見返す用にまとめています。 今回は追加の感想も書きつつまとめておきたいと思います。 ①はこちら↓(~黄昏の岸 暁の天まで) 華胥の幽夢 魔性の子 魔性の子は、何度も各作品の間で読もうチャレンジをしていたが、長編としての最後を飾る白銀を控えるとこまできてやっとの読了。 ホラー耐性があるかを問われる作品なので、そこも気にして後回しにしていたものの、読み始めるとそれ以上に自分のトラウマにくる描写がつらくてここまで放置に

同じ病名がついていたとしても

同じ病名がついていたとしても、実際の症状は多種多様だ。必ずしも分かり合えるかというとそんなことはありえない。 それでも重なる一つがあるとき、人はなぜだか少しだけほっとしたりする。 先日とあるnoteを読んだ。 自分が幼少期から悩み続けている症状と同じものを持った男の人の人生の話だった。 もちろん全てが同じなわけではない、治療や対処の方法も違う。 でも現実では出会ったことのない、これを共感できる人がちゃんとそこにいるのだと、わたしはそれだけで泣いてしまった。 病気や自

自分の十二国記感想ポストまとめ①

2024年現在の自分の十二国記感想ポストを 自分がいつか見返す用にまとめてます〜 図南の翼 ※一部、興奮して戴を誤字ってます…悪しからず… 風の万里 黎明の空 華胥の幽夢(冬栄のみ) 風の海 迷宮の岸(再読) 黄昏の岸 暁の天 (もはや黄昏というか浩瀚への感想とも言える) そのほか雑感 さて、先週黄昏を読み終えて、 まだ短編集も控えているけど白金1は手に入れた。 あと少しだと思うと読み終えるのがもったいなく感じて、なかなか踏み出せずにいます。(ちょっと仕事

95番 おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つそまに 墨染の袖

訳:身の程もわきまえないことだが、このつらい浮世を生きる民たちをおおってあげようか。この比叡の山に住みはじめたばかりの私のこの墨染めの袖で。 決まり字「おおけ」 幼い頃百人一首の漫画を繰り返し何度も読んでいたはずなのに、この句の訳をちゃんと理解したのは今日が初めてかもしれない。 あまり意識していなかったけれど、子どもの頃のわたしの興味を引いていたのは華やかな恋の歌や、同姓である女性の詠む歌だったんだなぁと思い起こしたりして。 それはそうとして、、 この歌の話に戻ります

好奇心のための勉強。開き直って今年も学び直し。

「そんなこと勉強して何の役に立つの?」 「それ何のために勉強してるの?」 大人になっても言われたし、そして自分自身にも何度も問いかけてきた疑問でした。 ようやっと、面白いし、なんか勉強したいから勉強するだけだ、と堂々言えるようになったので、いつもはX(旧Twitter)に流してる今の気持ちなんかをつらつらと書いてみます。 結論は「言えるようになったよ!」なので、ここから先はただの自分語りです。 ※ここでは、”その” 勉強にどんな意味があるのかを問われているときのことだけ

2023年までのここ数年であそんだ謎解きたち

インドアかつ体調整備中なのもあり、あまり外出できてないのですが、今日元気だし出かけたい!と思ったときは謎解きをまずチェックするくらいには謎解きがすきです。 ということで2023年を中心に、ここ数年で遊んだ謎解きをnoteに残しておこうと思います〜。 おそらく書き忘れるものもありそうだけど、思い出したら付け加えておきたいと思います。 なんなら、これまでの人生で行った謎解きを思い出す&保管のために書きたいけど、記憶を掘り起こすのが大変なので今回はここ数年という曖昧縛りにして

96番 花さそふ 嵐の庭の雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり

訳:桜の花を誘い吹く嵐が、まるで庭を雪のように花びらを降らせているが、実は雪ではなく年老い古りゆくのはわたし自身なのだなぁ 決まり字「はなさ」 あらためてこの歌の一つ一つの意味やその現代語訳などを調べていて、なんと情景と言葉の対比の美しい歌なんだろうと。 幼い頃もただただ語感が好きだなぁと思っていた半面、あまり目立たない歌のようにも感じていた気がする。 花ではじまる歌といえば、小野小町の「花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに」の方が、子どもには覚

97番 来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに やくやもしほの 身もこがれつつ

訳:松帆の浦の夕凪の頃に焼いている藻塩のように、いくら待っても来ない人のことを想い、わたしの身は恋焦がれているのです。 決まり字「こぬ」 権中納言定家は藤原定家のこと。 まさに小倉百人一首を選んだ歌人。 今回このnoteを書くにあたって100番(順徳院)99番(後鳥羽院)と遡ってきていて、 撰者の主君とその息子が最後におかれたこの並びと、 97番には撰者自身である藤原定家の句。 そうなってくると、この間に位置する98番目の句を詠んだ人物家隆とは…? というところに興味

chants of sennaar最高でした

最後の方ネタバレ書くかもしれませんが、書く直前にもう一度お知らせします⚘ chants of sennaar(チャンツオブセナールと読むらしい)クリアしました! バベルの塔がモチーフの、古代の言語を解読&謎解きしながら旅をしていくゲーム。 10時間程のプレイだったけど濃密… もっと長い時間遊んでいた感じがするくらい。 毎日仕事終わりに少しずつプレイするのがほんとに楽しかったーーー! なんと言っても絵が美しい。 視点が固定されてしまうことで操作しづらいと感じることもあり

98番 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける

訳:風がそよそよと音をたて、楢の木の葉を揺らしている。 ならの小川の夕暮れはすっかり秋めいているが、みそぎの行事(六月祓)が行われていることだけが夏のしるしであるなぁ。 決まり字「かぜそ」 従二位家隆は藤原家隆のことで、後鳥羽院の時代の代表的な歌人とのことでした。 作者のことはあまり認識できていなかったけど、昔からなんとなく好きな歌。幼いながらに音の響きがきれいな句だなと思っていた。 夏と秋の境目、揺らいでいる季節 この時期は必ずフジファブリックの若者のすべてを聞くの

99番 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は

訳:人が愛おしくも、人を恨めしくも思う。つまらない世だと思い、物思いにふけってしまうこのわたしには。 決まり字「ひとも」 色々調べてみたけれど、 二つの思うに複雑な心情が詰め込まれているようで、訳はとても難しかった… 後鳥羽院が33歳で詠んだとのことで、いまの自分とほぼ同世代のとき。 選者 藤原定家の主君である後鳥羽院の一首が99番、その後鳥羽院の息子の順徳院の一首が100番と並んでいる。 この並べ方、すでにぐっとくるものがあるけれど、もう少しこの時代のことを学んでさ

『傲慢と善良』読了直後。

辻村深月さんの傲慢と善良を読了。 10分後からこれを書きはじめる。 いま文章を書く訓練中なのと、やはり感想はホットなうちにということで。 あらすじもネタバレも書かないつもりだけど、感想なので情報は少し出てしまうかも。 まず言わせてほしい、タイトルがあまりに良い。 読むとより良い。 ぐさぐさと刺される話だというのを事前に目にしてはいたのだけれど、 読み始めてしばらく、自分に刺さって痛いというよりも、人物に対して単純な痛々しさを抱いてしまっていた。 とんでもない解像度で描

100番 ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

訳:宮中(皇居)の古びた軒から下がっている忍ぶ草を見ていて、しのんでもしのびつくせないほどに思い慕われるのは、古きよき時代のことだなぁ 決まり字「もも」 撰者である藤原定家が仕えた、後鳥羽院の息子順徳院の歌とのことで、これが100首目であることもきっと意味があったんだろうなと。詳しくは数多ある解説へ 幼い頃好きになった歌はどんなシチュエーションで詠まれたかなど調べてましたが、詠み人の背景を知らないものがまだまだあるなと…! 決まり字を覚えるとともに背景や歌人についても

全然更新できてないので最近(どころかここ一年近くの)ゲーム日記🎮 プレイ中:ティアキン、FFⅩⅥ クリア済:TUNIC、LIVE A LIVE、迷路探偵ピエール、星のカービィWiiデラ 中断中:The Gardens Between

百人一首20年愛、胸を張って趣味にしたい

20年以上前。 小学校低学年の頃に百人一首を覚えて以来、その後復習をするでもなく、なんとなく記憶したままに。 幼い頃、ただ夢中で遊んでいた百人一首が今でもだいすきです。 ツイート(ポスト)には、たまーにこんな感じで、ぽつぽつ書いています。 百人一首の漫画や本などを読んでいたため歌の背景を知るのがすきでよく覚えている反面、 いわゆる競技かるたとしての決まり字は一つも覚えておらず… せっかくなら決まり字も覚えておきたいな思いと、noteに記録を残しつつ学ぼうと思います。