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生きづらさをなくす方法を伝える【トークショーとKindle書籍出版】

私は、幼少期から得も言われぬ生きづらさを抱えて生きてきた、ということはこのnoteのどこかに既に書いたフレーズであるが、その「生きづらさ」には色々な要因があることが時を経てわかるようになってきた。

心の問題であったり、自分に合っていない環境だったり、様々な生きづらさの中を歩んでいたわけで、共感覚もそのひとつだ。

「生きづらいなら、生きていたくない。」

そんなことを何度考えたかわからない。それでも生きるためにこの「生きづらさ」をなくそうと模索した。自分の凝り固まった考え方に問題があることに気付いた日もあった。ここでは自分らしく生きることができないという場所に気付いた日もあった。

色々なことに気付きながら、生きやすさを求めてここまできて、今はずいぶんと穏やかに暮らしている。

希死念慮がなくなったわけではない。何度も現れては消えての繰り返しは今でもあって、だけどそれは少しずつ何かをするときに「まあ、死んだら死んだでいっか」と思うことが増えた。

常に死にたがってる私は、死ぬことが怖くなくなってしまい、今すぐに自ら命を断とうとは今は思わないが何かあって死んでしまったらそれはそれでいいや、と思うようになった。

この考えはいいのか悪いのかわからないが、「死ぬ気でやってみる」を体現しているような毎日は、なかなか悪くないように感じる。

そんな死にたがりの私の「生きやすさ」探しは、伝えることで誰かの救いになることがもしかしたらあるかもしれない。そんな風に思った。

先週の日曜日に行ったトークショーでは、私が生きづらく生きてきた人生の中で見つけた「生きやすさ」を感じられることを、ワークを通しながら行った。

生きやすくなるために必要不可欠なのは自分に一番優しくすることだ。自分に優しくできるようになったなら、次に誰かに優しくできるかもしれない。そしてその優しさが、救いになる人がいるかもしれない。そんな思いを込めて喋った。

和やかな空気の中でそれを人に伝えられて、またゲストスピーカーの方の話も聞きながらみんなで一緒に考えられたことは、私の中での未来に進む大きな力となった。

この台本をKindle出版として出そうと決めたのも、伝えたい人に伝えるべき言葉を伝えて癒す、という私の信念のもとに。

私の信念は揺るがない。そして、すべての行動はそこにリンクする。

自分という個性を、人という個性を受け止めることで変わる生きやすさを、どうか知ってもらえたら。

どうせ生きていくのなら、生きやすい毎日がきっといいさ。


山口葵

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