記事一覧
見つけにくい探しもの
実家の居間で寝ていると、夜中に何やら気配がする。
すっすっすっすっすっすっすっすっ…
すっすっすっすっすっすっすっすっ…
母の足音だ。
暫くして私に近づいてきて
「ちょっと!私の通帳がないねん!」
「どこに隠したの!昨日はここにあったのに!」
などと言う。
寝耳に水、とはこのことで
私は母の通帳など隠すこともないし
なんで無いのかもわからない。
「通帳?知らんなぁ」
「嘘つきなさんな!な
エリーゼのためではなく
ピアノを習っていたころの、子どもだった私に教えてあげたい。
いま練習してる『エリーゼのために』は、遠い未来、令和という時代になってから
お母さんのために弾くことになる曲やで。
思えば小学生のころは、色んな体験をさせてもらった。
体操教室、スイミング、習字、ピアノ、茶道、山登り、キャンプ、科学教室、学習塾。
ただ残念なことに、これらのスキルは壊滅的に私の中から消えている。
勉強はできない、科学音
現実と妄想となんでやねんの日々
まったくの素人がいきなり直面することになった脳神経や介護の世界。
母のおかげで今までになかった視点が生まれ、日々いろんな思いが湧き出てきます。
深く考える余裕はないのですが、書き留めていきたいと思いました。
書くこと、読んでいただくことで色々と整理できたら嬉しいです。