Panda

小説を書いてます。「パンダ」「約束」「アバター」「同い年」「ゆとり世代」

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マガジン

  • あん子のひとりごと

    Twitterではつぶやきにくい日々の愚痴や思う事を毎日つらつら書いて行きます。

  • 突然、旦那が失踪しました。

    50歳の誕生日。 いつもと変わらない日常が始まった朝だった。 それは突然、本当に前触れもなく訪れた。

  • 【官能】女性用風俗体験

    「風俗」というと、男性がお金を払って、女性からの施術を受けるサービスのイメージですが、その逆バージョンが存在する事をご存知ですか? 興味はあるけど、、怖いとか値段が気になるとか、人になかなか聞けないけど、興味がある女性は多いのではないでしょうか。 ここでは私が実際に体験した方のインタビューを含む体験談を小説にしました。

  • パンダの世界

    平凡なOLのみなみ。 ある日目覚めると見たことのない異空間にいた そこには憧れのパンダの姿になった自分がいた

  • WARM

    ロボットエンジニアの金井美樹 自分は産まれた時から「普通」だと思ってきた いつもオール3の人生 代わりがいくらでも効く自分という存在 だけど、みきは天才だった あるキッカケで、とんでもないモノを生み出す 毎日アリの行列みたいに繰り返れているその日常はある日を境に非日常に変わる 唯一無二の存在はあるのか? 彼らが作りたいモノとは?

最近の記事

  • 固定された記事

約束

第一章:記憶 みく「シュウー!おはよーまた遅刻?」 かずき「どうせまた夜までゲームしてたんだろー」 ぼく「ただのゲームじゃない、AIを育ててるだ」 かずき「はいはい、天才君が考える事は俺には理解できませーん」 みく「私は楽しみにしてるよーシュウが作るものはいつも魅力的だもん」 みくとかずきとぼくは、幼馴染で産まれた時からずっと一緒だった だけど、今年が3人で過ごす最後の夏だ みくは街でも有名な美人で、その美貌で東京の事務所からオファーが来ていたようだが、実家の

    • おかね

      ドラマで一人娘が誘拐されて5億円の身代金を請求されていた ゲーム会社社長をやっている父親だから、何とかなる金額なんだろうけど、通常の雇われサラリーマンには到底用意出来ない額だ(当たり前) これもなんかのドラマで観たんだけど、目的が純粋にお金なのだとしたら、金持ちに大金を要求するよりも一般家庭に数百万単位で要求していったほうが、警察が関与せずに成功する確率が高いらしい ってまるで犯人目線の言い方をしてしまったけど、でも確かに明日までに1億円とかだと、もう物理的に詰んでるし

      • 距離

        入学式の季節 両親に手を繋いでもらって、祖父母に買ってもらったランドセルを背負って、小学生になった はじめての制服はまだちょっと大きくて、ちょっとだけ親と並んで歩くのが恥ずかしいと思った思春期の中学生の入学式 気づいたら母親の身長を抜かしていて、父とは先取りで既にソーシャルディスタンスを保っていた高校の入学式 大学の入学式なんてもはや親は一緒に来てくれなかったけど、成長の過程で訪れる入学式 今日は様々な世代の新入生を見た気がする 自分は「親」になったことないから子

        • 在宅あるある

          あーー疲れた 部署異動したから、出社する事が増えた やっぱり連勤は疲れる ついこないだまで週5出社してたのに、、もはや考えられない 家に帰って一番萎えるのが、、、 キッチンの洗い物の山、、、 旦那が一人でリモートワークしてると、ラーメンを作ったり、うどんを茹でたり、作ってくれるのはいいんだけど、なんでこう無駄にいろんな鍋や食器を出すかねー。 一人で作って一人で食べるんだから、むしろ鍋のまま食べろよ なんで、フルコンロ使って作ってんだよww どんだけ豪勢なラー

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        約束

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        • あん子のひとりごと
          10本
        • 突然、旦那が失踪しました。
          3本
        • 【官能】女性用風俗体験
          3本
          ¥250
        • パンダの世界
          3本
        • WARM
          2本
        • 汚れなき人
          8本

        記事

          さくら

          今年も綺麗に咲いたなーって思っていたら、急激に寒くてなったり、お花見のタイミングってなかなか難しい わたしが入社した頃は、部署のお花見の場所取りは新人の仕事だった 今の時代にそんな事を新人に頼んだらパワハラと言われかねない 人との距離感があの頃とは変わってきている どんどん人口が減っていくこれからの未来的には、今のような人との距離感が普通になるんだろうけど 物理的な距離感と心の距離感は比例しているように感じてしまうのは、私が昭和産まれだからなのだろうか 私には子供

          さくら

          白髪

          もう立派なアラフォーだから、そりゃー白髪の一本や二本生えてくるわけなのですが、、 少しでも若く見せたくて、髪の毛は2ヶ月に1回美容院で染めている それでも追いつかないぐらい、日々白髪達は育っている 目立つ時は見つける度に抜いてたから、その子たちがまた育つと短い毛になって余計目立つ結果に 白髪たちを隠すこの抵抗はこの先10年以上は続く 若返りたいーーー 何のためにだろう? 別に誰も私の事なんて気にもしてないのに どこかで、誰かに良いと思われたいとか無意識に思って

          はじまり

          4月1日 新年度の始まりの日 期待と不安でソワソワする 気づいたら予定よりも10分早く家をでてた もう4月なのに、すごく寒い だけど、満開の桜が綺麗 5年前に通っていた新しい勤務先 ある意味通い慣れているはずなのに、コロナのせいか自分の記憶の風景とはちょっと変わってた あぁ5年あの頃から時間が経っているんだと実感 ドキドキしながら、オフィスのドアを開けると 一番お世話になっていた上司と目が合った 私の異動を手助けしてくださった方だ 上司「おう。おはよう

          はじまり

          いってきます

          今日は年度最終日。 明日からは新年度だ。 リモートワークが基本になった今、あまり部署の人達との対面での絡みもなく、顔も一致してない人もまだいる。 それが良い面も悪い面もあるけど、自分が新人の頃可愛がってくれた先輩や上司と築いた時間と同じような関係をこれから先同じように積み上げていく事はないのではないかと思う それこそ、別に飲ミニケーショーンなんてものは不要だと思う人も多いだろうけど、私は会社での人間関係が割と好きだったから、寂しさもある うちの夫婦はおはようは言わな

          いってきます

          おはよう

          朝の挨拶 普通はこの挨拶から1日が始まる だけど、我が家は違う 「ねぇ、朝だよ!起きて。」 5分後 「え?起きろって言ってんじゃん。」 10分後 「え、なに?起きないの??」 とすこぶる寝起きが悪い旦那を起こすところから始まる 毎日こうやって何回かにわけて起こしに行ってるのに、起きなくて、結局毎日遅刻ギリギリに起きてきて、毎回こういう 旦那「なんで起こしてくれなかったの?」 私「、、、、。」 笑顔で「おはよう」と挨拶していた頃もあったんだっけな、、、

          おはよう

          隙間

          通勤する駅のホームに謎の隙間がある その隙間を通れば多分最短で階段にたどり着けるのに、いつもその隙間を通り抜けれる勇気が無くて、遠回りしてしまう自分がいる 万が一、万が一無理やり通り抜けようとして、、 その隙間にハマってしまった時の地獄絵図を想像すると そりゃもう1秒の迷いもなく回り道を歩く 弱い自分、、 いや、、デブな自分、、 今日もおはようございます

          インフルエンサー

          最近ニュースで、インフルエンサーの嫁が離婚したニュースを見た 彼女は子持ちだけど、離婚した 旦那も度々ブログに登場していたけど、見た目は派手だけど、普通のサラリーマン だとすると、恐らく彼女の方が収入が上だ 旦那よりも稼げるようになったら、旦那と一緒にいなくても良いかもと思ってしまう心理も理解できるなー でもブログを見る限りでは、子煩悩な父親に見えていたけど、娘ちゃんはパパと離れる事嫌がらなかったのだろうか 今は毎日3人に1人が離婚する時代 自分の周りにはあまり

          インフルエンサー

          第三話 痕跡

          なんだか情けなくて泣けてきた 50歳になったばかり。人生のやっと折り返しみたいなところにやっと辿り着いたと思ったら、突然こんな事が起きる 私の人生ってなんなんだろ? 母もまだ私が高校生だった時に亡くなった その分父が愛情深く育ててくれたのは間違いないけど、やっぱり悲しかったし、未だに寂しい 孫を見せたかったし、抱いて欲しかった そう、私にはこの子たちがいる 子供たちにはなんて言う? パパが突然失踪しました。 まだ貫太は小学生だよ?理解できる?捨てられたって思

          第三話 痕跡

          第二話 孤独

          なにこれ、、、 確実に耕ちゃんの字だ え、失踪?? 45歳の二人の子供の父親が? 急に?? 奈美「ねぇ、これパパの字だよね、、、?」 貫太「え、パパどっか行っちゃったの??」 私「何か事情があるのよ。とりあえず学校行きなさい!きっとすぐ帰ってくるから」 奈美「え、でも、、ママ大丈夫?」 私「ありがと!大丈夫よ!だってパパだよー?奈美や貫太を置いてどっか行っちゃうわけないじゃん」 奈美「うん、、昨日パパがね、奈美はパパのこと好き?って聞いてきたの。。私ちょっ

          第二話 孤独

          第一話 50歳

          あー腰が痛い。 ついに今日で、50歳という年齢になってしまった。 身体はもう至るところが痛いし、数年前から痩せる事は諦めてどんどん丸くなっている。 私、神田恵子(カンダケイコ)は2児の母で、大手メーカー勤務。それなりに毎日忙しい日々を送っている。 そんな自分の事よりも、今は気がかりなのは子供達のこと。 長女の美奈は、今年から高校生なんだけど、どうやらダンス部に入ったみたいで、今は勉強よりも部活が楽しくて仕方ないご様子。 高校は第一志望に推薦で入れたり、ここまでの人

          第一話 50歳

          誘惑と余韻

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          キスの意味

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