黒鳥社|blkswn publishers Inc.
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黒鳥社より2024年年始のご挨拶 【blkswn CEO土屋繼】
Photo by Sven Creutzmann/Mambo Photography/Getty Images
このたび、能登半島地震で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。少しでも早い復興を祈念申し上げます。
元日から大きな事件が続き、挨拶文を公開するかどうか悩んだ。
しかしながら、意外とこの挨拶文を毎年読んでいる方々がいらっしゃるようで、「読みましたよ」みたいな感じで初見の方々に言
きっとあるはずのコミュニティ|『Like The Wind』日本版創刊に寄せて 【若林恵】
Like The Wind 日本版#01
特集「New Running 新しいランニング」
パンデミックを経た世界でいま走ることはどういうことなのか。トレイルランニングやロード、トラックを問わず走る人/ランナーの声を、インタビューを通して。走る喜びやメンタルヘルス、歴史、人種、都市と格差、チャリティ、コミュニティをいったテーマを、レポートや論説記事を通して表現した、英国発の次世代ランニングカ
「K-POP」や「マインクラフト」から民主主義を考えてみる|若林恵『実験の民主主義』あとがき
新しい時代には、新しい政治学が必要である──。政治思想史の大家である宇野重規と黒鳥社の若林恵による縦横無尽の対話から、民主主義の未来を見いだす『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』。刊行に先駆け、若林が本書に寄せたあとがき「聞き手をつとめて」を特別公開。
Cover Photo: 「マインクラフト」の3D世界
Iurii Vlasenko / Alamy Stock Ph
黒鳥社より年始のご挨拶|blkswn CEO土屋繼
今年も早速年始のご挨拶を。
(一昨年と昨年はこちら)
人間、歳を重ねれば多少は落ち着いてくるものだと勝手に思っていたが、とんでもなかった。公私共に予想だにしない出来事の連続で、全くもって気が休まらない2022年だった気がする。ただ、理由は分からないが、ちょうど1年前に感じていた、社会や共同体に対するある種の徒労感というか諦め感というか、そのようなものはこの1年で吹き飛んでしまったようだ。
コロ
お詫びと書籍絶版のご報告(2022年10月18日)
この度、弊社刊行書籍『それを感じているのは私だけじゃない こんにちは未来 ジェンダー編』(佐久間裕美子+若林恵・著)の第1刷(2020年8月発行)におきまして、一部の読者を傷つける不適切な内容があるとのご指摘を読者の方からいただきました。
該当箇所は、以下の部分となります。
いただいたご指摘は、上記箇所において3つありました。
1.
文脈的にはトランスジェンダー女性によるトイレの利用に関する
B Corpと「承継」|『B Corpハンドブック』編集者・矢代真也が本をつくりながら考えたこと
「B Corpムーブメント」に関する日本初の本格的な入門書『B Corpハンドブック:よいビジネスの計測・実践・改善』で監訳者に名を連ね、編集を担当した矢代真也は、フリーランス編集者であると同時に、実家の跡取りとして京都の老舗呉服問屋「矢代仁」の経営にも携わっている。「家業をB Corp企業に」という密かな想いを胸に『B Corpハンドブック』の制作にあたった編集者/事業承継者が、「B Corp」
もっとみるメッセージ・イン・ア・ボトル|『B Corpハンドブック』日本語版あとがき 【文=若林恵】
よき「市民」であることと、わたしたちの「仕事」や「ビジネス」は、暮らしのなかでいったいどのように結びつきあっているのか? 「賃労働」と「市民であること」は、本当に共存しうるのか──。「B Corpムーブメント」に関する日本初の本格的な入門書『B Corpハンドブック:よいビジネスの計測・実践・改善』の監訳者を務めた黒鳥社の若林恵が本書に寄せた「日本語版あとがき」を特別公開。
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ファンダムは◯◯を超える|対談・山下正太郎 ×若林恵 【『ファンダムエコノミー入門』より】
【ウェブ特別公開!】 話題のビジネスムック『ファンダムエコノミー入門:BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』は、そもそもなぜ生まれたのか。「ファンダム」がもつ可能性はいったいどこにあり、それをドライバーとする経済はどのようなものとなるのか。企業によるオープンイノベーションから、K-POP、オードリー・タン、中国のスーパーアプリ、贈与経済、UX、アレッポのスーク、NFT、メタバースまで
もっとみる鼎談・星座をつくりたい 津野海太郎×宮田文久×若林恵|黒鳥社の新刊『編集の提案』収録の鼎談を特別公開!
伝説の編集者・津野海太郎が1977年から2001年に書いた文章に「編集」の新たな可能性を探る書籍『編集の提案』。本書に収録されている、津野海太郎さん、宮田文久さん(編者)、若林恵(黒鳥社)3名の鼎談を4月19日開催の刊行イベントに合わせて特別公開!「編集」という営みは、時代の中でどう移り変わり、どう拡張し続けているのか。是非ご一読ください。
4/19(火)「そうだ、津野さんに訊いてみよう!」『編
黒鳥社より年始のご挨拶|黒鳥社CEO 土屋繼
正月気分もとうに抜けたこんな時期に出遅れもいいところだが、年始のご挨拶を。
自分でも無茶だと分かりながら、昨年11月から、大阪に本社がある会社の社長という仕事を引き受けてしまい、今年は年始から大阪、そしてトンボ帰りで東京、と2日間丸々挨拶周りで潰れてしまった。そんなことで、黒鳥社に行ったのは7日が初日で、設立以来恒例である愛宕神社への初詣に若林と2人で行った。その後、2人で昼ごはんを食べながら四
共同所有がもたらす、これからの公共のかたち【NGG Research #12】
私たちはコミュニティを支える財やサービスに対してこれまでとは異なる関わり方をすることで、違った公共の未来をつくることができないだろうか。「私有」でも「国有」でもない、「共同所有」のモデルがどのように公共への関わり方を変えるのか、世界各地の事例を紹介する。
Photo by Sigmund on Unsplash
Text by blkswn NGG research(Kei Harada)
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