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カフェイン断つとほんのり幸せ感じる

最近、朝のコーヒーが体にグッドな記事を多く見かけます。
効率を求める社会の中で、カフェインのポジティブな側面がフォーカスされているように感じます。
あえて、逆側に重りを乗せてバランスをとってみる試みです。

カフェインの功罪

カフェインを摂るのをやめて2週間になった友人が、最近あんまりおしっこが出ないと言っていました。
カフェインの利尿作用が急に無くなったためです。
今しばらくして、自然な排出量を取り戻すのだと思います。

カフェインは広く社会に浸透し、生産性や創造性の向上に一役買っています。
一方で、カフェインはマグネシウムの排出効果を持っています。

マグネシウムは、ミネラルの王様です。
創造的な幸福「セロトニン」の分泌に関係します。
(女性であれば、月経前症候群の緩和に不可欠なホルモンです。)
子宮や心臓・腸など全ての筋肉の収縮に関わります。
食べたものをエネルギーに変えるのもマグネシウムの役割です。

マグネシウムが不足すると、体が緊張しっぱなしになります。
頭痛や生理痛を悪化させる原因になります。
大部分の不調の原因になっているのがマグネシウム不足です。

マグネシウムは、食品を精製する段階でほとんどが失われてしまいます。
これが、玄米やライ麦パンなどの未精製食品が体に良いとされる理由の一つでもあります。
現代人の多くはマグネシウム不足です。
精製は人類が生み出した技術の結晶ですが、罪深い側面もあるのです。

一回やってみよう

日本はカフェイン社会です。
仕事前のコーヒーが欠かせない方々も多々でしょう。

僕もコーヒーが好きですが、お酒程度には精神的依存性を感じています。
テンションが上がる一方、抜け際の抑うつ感も無視できません。

慢性的に体調が万全でない、気分が浮かないと感じるなら、意識的にカフェイン摂取を控えてみる試みは価値があると思います。

代わりに大豆食品やアーモンドなど、マグネシウムを多く含む食品を意識的に摂ることで、劇的な生活改善につながる可能性があります。

一回やってみましょう。
セロトニンを出して、優しい気持ちで過ごしてみましょう。
そのうち元の習慣に戻してもいいのです。個々の選択です。
ある程度知識をもった上で、好きなものを摂ればいいんです。

皆さまの施しによって生かされています。 一期一会を大切にしてまいります。 受けた御恩は一生忘れないようにいたします。