ぎらら

ぬいぐるみ?いえ、大切な家族です。 かつ まろ ゆら くーまー みんなで楽しく過ごす日…

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ぬいぐるみ?いえ、大切な家族です。 かつ まろ ゆら くーまー みんなで楽しく過ごす日常です ときどき、詩人

記事一覧

芽生え

もういなくなろうと思った 昔の僕なら本当にそうしてたと思う 怒りや悔しさから眠ることもできず 時計が何周していたかも定かではないけど ふと思った 自分は間違って…

ぎらら
3週間前
2

【詩】あなたとぼく

ぼくたちは 似た者同士 だけど 似ても 似つかない そんなおかしな二人は あなたとぼくだけ ありがとであえて

ぎらら
1か月前
7

【詩】観念論

古いUSBを見つけた 4年もかけて書いた論文が あの日のまま残っていた 結構よく書けてる だって引用が多いから きっと辛い時間だったはず でも今は良い意味で とてもどうで…

ぎらら
1か月前
5

【詩】良いんだって

生きていたらさ いろいろなことがあるけど その一つひとつに 乗り越えるとか 逃げちゃいけないとか 思う必要なんてない 通り過ぎる それで良いんだって 歩いていたって …

ぎらら
1か月前
3

【詩】吊るす

ハンガーをみただけで ほんの一瞬 ほんの一瞬だけ 終わりが頭をよぎったりして 僕のことを大切に想ってくれる人が こんなにも近くにいてくれるのは わかっているのに 僕の…

ぎらら
1か月前
4

【詩】麻酔

心に麻酔を打てたなら 僕はなにも感じなくなり 前へ進めるだろうか いや 麻酔を打たずとも 僕はなにも感じなくなっているのに 身動きが取れないのは なぜだろうか

ぎらら
1か月前
6

【詩】たちどまり

目をとじて 思い 浮かべる 僕が進んでいるこの道は 決してきれいな一本道ではないはず 途中になにがあって 終わりがどうなっているかなんて もちろんわからないけれど 分…

ぎらら
2か月前
3

【詩】前世も来世もいらない

僕は あとどのくらい この場所で 過ごしていくのだろう 暗くなって 明るくなってを 繰り返して 僕は あとどのくらい この場所で 過ごしていくのだろう 出逢って 離れて…

ぎらら
2か月前
5

【詩】家族

カーテンにうつる影が やさしく揺れる ゆっくりと時間が 過ぎていくようで ただそれだけのこと でも忘れたくはない 大切な時間

ぎらら
2か月前
5

【詩】Larus canus

カモメの鳴き声で思い出す あの頃の僕は 日々をなんとなくなく生きていた 見返したいという気持ちは 持っていたはずなんだけど いつしか暗い海へ沈んでいった それで…

ぎらら
2か月前
1

【詩】睡眠導入剤

こんなのは 自分じゃない わかっているつもり いや そう言い聞かせている だけかも 少しでも気を抜くと どこかへ連れ去られて しまいそうで 誰に どこへ わからない とに…

ぎらら
2か月前
6

【詩】もし戻れるとしたら

戻ってしまったら あなたとはきっと もう逢えないから 二度とは戻れない 時間を生きている そのことを忘れず この先もあなたと

ぎらら
2か月前
6

【詩】もう少しだけ生きていよう

あなたと出会えて良かった そんな言葉いわれたの いつぶりだろう 家に帰り 一息ついたら 涙があふれた もう少しだけ生きていよう そんなふうに思えたの いつぶりだ…

ぎらら
2か月前
4

【詩】並木通りにて

あの時まで 通っていた道 何もかわってないように思えた そのかわり 僕はずいぶんと 変わってしまったけれど あなたは あの頃のままですか それとも…… そんなこ…

ぎらら
2か月前
3

【詩】夢のなかでは生きていたい

なにをいわれても なにがおきようとも 生きていかないといけない 自分の力では 死ねそうにないから 自分の力では…… 生きていけそうにないけど なにをいわれても …

ぎらら
2か月前
5

【詩】痛む傷む

疲れたら 休みましょう とてもシンプルなことなのに それができない複雑さが 各々あって 逃げたいし 隠れたいけど その後のことを考えて ふらふらになりながら 今日も …

ぎらら
2か月前
3

芽生え

もういなくなろうと思った

昔の僕なら本当にそうしてたと思う

怒りや悔しさから眠ることもできず

時計が何周していたかも定かではないけど

ふと思った

自分は間違っているか

いや多分……きっと

間違えていない

人をこんな気持ちにさせる方が

間違っているのではないか

ならなぜ

間違っていない僕がいなくなり

さまようことにならないといけない

間違っていない僕が大切な人との

大切な

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【詩】あなたとぼく

ぼくたちは
似た者同士
だけど
似ても
似つかない
そんなおかしな二人は
あなたとぼくだけ
ありがとであえて

【詩】観念論

古いUSBを見つけた
4年もかけて書いた論文が
あの日のまま残っていた
結構よく書けてる
だって引用が多いから
きっと辛い時間だったはず
でも今は良い意味で
とてもどうでも良い
無駄なことなんてない
要は無駄って
思うか思わないか
僕はまだ
観念論を捨てられていない

でも今は良い意味で
とてもどうでも良い

【詩】良いんだって

生きていたらさ
いろいろなことがあるけど
その一つひとつに
乗り越えるとか
逃げちゃいけないとか
思う必要なんてない

通り過ぎる

それで良いんだって

歩いていたって
ほとんどの景色が
いつの間にか過ぎ去っていて
気がついたら
新しい場所
だから

通り過ぎる

それで良いんだって

動けなくて
立ち止まっていても
みんなは僕をよけて進んでいく
これだって
通り過ぎていくみたいなもの
だから

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【詩】吊るす

ハンガーをみただけで
ほんの一瞬
ほんの一瞬だけ
終わりが頭をよぎったりして
僕のことを大切に想ってくれる人が
こんなにも近くにいてくれるのは
わかっているのに
僕の心と頭は
分かり合えないでいる
ハンガーは洗濯物を吊るすため
そんなことずいぶん前から知っている
それなのに
それなのに一瞬だけ
終わりが心に浮かんだりして
少しずつ分かり合えてきたのかも

【詩】麻酔

心に麻酔を打てたなら
僕はなにも感じなくなり
前へ進めるだろうか
いや
麻酔を打たずとも
僕はなにも感じなくなっているのに
身動きが取れないのは
なぜだろうか

【詩】たちどまり

目をとじて 思い 浮かべる
僕が進んでいるこの道は
決してきれいな一本道ではないはず
途中になにがあって
終わりがどうなっているかなんて
もちろんわからないけれど
分かれ道があって
そっちを進んでも良いはずだよね
この道しかないなんて考えて
動けなくなってしまったら
それこそ終わってしまう
まだ重くても怠くても
一歩を踏み出せるうちに
新しい道へ

【詩】前世も来世もいらない

僕は
あとどのくらい
この場所で
過ごしていくのだろう

暗くなって
明るくなってを
繰り返して

僕は
あとどのくらい
この場所で
過ごしていくのだろう

出逢って
離れてを
繰り返して

僕は
あとどのくらい
この場所で
過ごしていくのだろう

咲いて
散ってを
繰り返して

僕は
あとどのくらい
この場所で
過ごしていくのだろう

生きて
死んでを
繰り返しては
できないから

僕は
あとど

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【詩】家族

カーテンにうつる影が
やさしく揺れる
ゆっくりと時間が
過ぎていくようで
ただそれだけのこと
でも忘れたくはない
大切な時間

【詩】Larus canus

カモメの鳴き声で思い出す

あの頃の僕は

日々をなんとなくなく生きていた

見返したいという気持ちは

持っていたはずなんだけど

いつしか暗い海へ沈んでいった

それでもまだ

こうして生きている

どうやって呼吸していたのかも

憶えていないけれど

こうして生きている

久しぶりに聞こえた

カモメの鳴き声

もうすぐ暗闇が明けることを信じ

冷たい水に浮かんでいよう

【詩】睡眠導入剤

こんなのは
自分じゃない
わかっているつもり
いや
そう言い聞かせている
だけかも
少しでも気を抜くと
どこかへ連れ去られて
しまいそうで
誰に
どこへ
わからない

とにかく
眠りたくないんだ

【詩】もし戻れるとしたら

戻ってしまったら
あなたとはきっと
もう逢えないから

二度とは戻れない
時間を生きている
そのことを忘れず

この先もあなたと

【詩】もう少しだけ生きていよう

あなたと出会えて良かった

そんな言葉いわれたの

いつぶりだろう

家に帰り

一息ついたら

涙があふれた

もう少しだけ生きていよう

そんなふうに思えたの

いつぶりだろう

【詩】並木通りにて

あの時まで

通っていた道

何もかわってないように思えた

そのかわり

僕はずいぶんと

変わってしまったけれど

あなたは

あの頃のままですか

それとも……

そんなことが浮かんで

慌ててかき消すために

僕は足元に目をやった

いくら磨いても取れない

汚れのついた靴

何度結んでもほどける

紐が千切れた靴

ショーウィンドウのマネキンだけが

優しく僕を見てくれていた

【詩】夢のなかでは生きていたい

なにをいわれても

なにがおきようとも

生きていかないといけない

自分の力では

死ねそうにないから

自分の力では……

生きていけそうにないけど

なにをいわれても

なにがおきようとも

生きていかないといけない

自分の力では

死ねそうにないから

苦しいね……

【詩】痛む傷む

疲れたら
休みましょう

とてもシンプルなことなのに
それができない複雑さが
各々あって

逃げたいし
隠れたいけど

その後のことを考えて
ふらふらになりながら
今日も 痛む傷む