サイトウ ヨシブミ

道元研究。建築道楽。 dogenseye.com

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マガジン

  • 正法眼蔵 note

  • 定家、夢になせとぞ

  • 読書感想文の宿題が出たので僕は「正法眼蔵」を読むことにした

    小学生の「僕」が AI を使って道元の大著を読む話

  • 道元、水と空と月と花と

    13世紀(鎌倉時代)に活躍した僧・道元の主著『正法眼蔵』のエッセンスを書いています。

  • Change the City | DS+R

    DS+R のメンバー、リズ・ディラー、リック・スコフィディオ、チャールズ・レンフロの、建築と都市に関する洞察に満ちた言葉を集めています。 Treasury of insights into architectural space and urbanism compiled from the lectures and interviews with Liz Diller, Ric Scofidio and Charles Renfro, who are architects of DS+R.

記事一覧

一味ちがう家、売ります。 ⇒売れました!

以下に記した家、気に入って下さる方が現れ、住み継いでもらえることになりました。「いいね」…

日本語はどういう言語か(3)

(2)を書いてから2年経ってしまった。出直しだ。 上代の日本語には、ラ行で始まる語が存在…

"My Death" ~~ 架空の舞台挨拶 

シニガミといいます。 「めずらしいお名前ですね」と言われることはたまにありますが、たいて…

正法眼蔵 3/100

正法眼蔵 n/100 っていうタイトルからすると、敷地に n 個の点を選んで基礎杭を打ち、巨大な蔵…

正法眼蔵 2/100

雪峰は晩唐期のメジャーな禅僧の一人で、その住持する寺には一五〇〇人もの修行僧がいたという…

正法眼蔵 1/100

目標は、『正法眼蔵』75巻を75ページのエッセンスにして注釈・解説をつけて200ページの本にす…

非色の色の見ゆるまで_富澤大輔写真作品集『字』より

藤原定家。  駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野の渡りの雪の夕暮 馬を止めて袖に降りかか…

さぞな旅寝の夢も見じ・2

(つづき)源氏が恋をした朧月夜がじつは政敵・右大臣の娘で、それが右大臣に発覚し、いろいろ…

さぞな旅寝の夢も見じ

袖に吹けさぞな旅寝の夢も見じ思ふ方よりかよふ浦風 定家 詞書に「和歌所にてをのこども、旅…

袖ふきかへす秋風に

旅人の袖ふきかへす秋風に夕日さびしき山のかけはし |定家 この日の歌会のルールは、五句目…

なれし袖もやこほるらむ

忘れずはなれし袖もやこほるらむ寝ぬ夜の床の霜のさむしろ |定家 氷点下の詞が並ぶ。上句で…

まつほの浦の夕凪に

来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ |定家 まつほの浦(松帆浦)は淡…

待つ夜の秋の風

さむしろや待つ夜の秋の風ふけて月をかたしく宇治の橋姫  定家 この日の歌会のテーマは「花…

Listen to the cry from Australia

80年代から90年代まで僕は「生物学の哲学化」というテーマを追っていました。ちょうど百年前の…

峰のあらしも雪とふる

名もしるし峰のあらしも雪とふる山さくら戸のあけぼのの空 朝の空気を吸おうと思って少しだけ…

風をも世をも恨みまし

いづくにて風をも世をも恨みまし吉野の奥も花は散るなり 定家25歳。父・俊成と並ぶ和歌界の…

一味ちがう家、売ります。 ⇒売れました!

以下に記した家、気に入って下さる方が現れ、住み継いでもらえることになりました。「いいね」…

日本語はどういう言語か(3)

(2)を書いてから2年経ってしまった。出直しだ。 上代の日本語には、ラ行で始まる語が存在…

"My Death" ~~ 架空の舞台挨拶 

シニガミといいます。 「めずらしいお名前ですね」と言われることはたまにありますが、たいて…

正法眼蔵 3/100

正法眼蔵 n/100 っていうタイトルからすると、敷地に n 個の点を選んで基礎杭を打ち、巨大な蔵…

正法眼蔵 2/100

雪峰は晩唐期のメジャーな禅僧の一人で、その住持する寺には一五〇〇人もの修行僧がいたという…

正法眼蔵 1/100

目標は、『正法眼蔵』75巻を75ページのエッセンスにして注釈・解説をつけて200ページの本にす…

非色の色の見ゆるまで_富澤大輔写真作品集『字』より

藤原定家。  駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野の渡りの雪の夕暮 馬を止めて袖に降りかか…

さぞな旅寝の夢も見じ・2

(つづき)源氏が恋をした朧月夜がじつは政敵・右大臣の娘で、それが右大臣に発覚し、いろいろ…

さぞな旅寝の夢も見じ

袖に吹けさぞな旅寝の夢も見じ思ふ方よりかよふ浦風 定家 詞書に「和歌所にてをのこども、旅…

袖ふきかへす秋風に

旅人の袖ふきかへす秋風に夕日さびしき山のかけはし |定家 この日の歌会のルールは、五句目…

なれし袖もやこほるらむ

忘れずはなれし袖もやこほるらむ寝ぬ夜の床の霜のさむしろ |定家 氷点下の詞が並ぶ。上句で…

まつほの浦の夕凪に

来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ |定家 まつほの浦(松帆浦)は淡…

待つ夜の秋の風

さむしろや待つ夜の秋の風ふけて月をかたしく宇治の橋姫  定家 この日の歌会のテーマは「花…

Listen to the cry from Australia

80年代から90年代まで僕は「生物学の哲学化」というテーマを追っていました。ちょうど百年前の…

峰のあらしも雪とふる

名もしるし峰のあらしも雪とふる山さくら戸のあけぼのの空 朝の空気を吸おうと思って少しだけ…

風をも世をも恨みまし

いづくにて風をも世をも恨みまし吉野の奥も花は散るなり 定家25歳。父・俊成と並ぶ和歌界の…