さとし

身を粉にして働き、疲れ切った体で撮りだめしたドラマを消化しつつウトウトする。この至福の…

さとし

身を粉にして働き、疲れ切った体で撮りだめしたドラマを消化しつつウトウトする。この至福のひと時を今日も満喫。

記事一覧

#142 コードブルー(2008)-Season1を超える続編なし説を立証

Amazon 紹介文 翔陽大学附属北部病院救命救急センターに、フライトドクターを目指す若き医師が赴任した。自らの技術に自信を持ちながら、なお貪欲に腕を磨くことに執着す…

さとし
1時間前

不思議な縁

大学卒業間近に突然、歴史小説を読みたくなり、本屋で長時間粘り、なんとなくグッときた小説の上下巻を買った。司馬遼太郎先生作でタイトルは『夏草の賦』。四国の雄、長宗…

さとし
1日前
7

#141 向こう岸(2024)-生活保護への偏見を打ち砕く意欲作

NHK紹介文 病気の母と幼い妹を抱え、生活保護を受けて暮らす佐野樹希。将来に希望が持てず看護師の夢もあきらめている。そこに、有名私立中学から落ちこぼれた山之内和真…

さとし
2日前

#140 白い春(2009)-実の父と育ての父との葛藤、そして衝撃の最終回!

カンテレ紹介文 自分の娘とは知らず出会ってしまった「不器用で最悪な男」。そして、その少女を実の娘のように育ててきた「真面目で善良な男」。自分と愛する人との間に娘…

さとし
4日前
1

#139 外事警察(2009)-社会的弱者を洗脳するプロセスを描いた衝撃作

NHKアーカイブズ紹介文 スパイ天国といわれる日本で、対国際テロ秘匿捜査の精鋭部隊として活動する外事警察。その中でも「ウラ」と呼ばれ、表舞台には決して姿を見せない…

さとし
5日前

#懐かしの城崎荘

2024年、インバウンド景気で盛り上がる城崎温泉に一時期ハマっていました。2005年から2008年くらいの間、病みきった心身を癒すため、月2のペースで通っていました。はじめ…

さとし
6日前

副交感神経と仲良くしたい

40代中盤で大学院に進学して、修士論文作成時に自律神経をやっちまった。博士論文作成時はマイペースを貫いたこともあって、何とか切り抜けたけど、あれから緊張感が解ける…

さとし
7日前
3

不朽の名作、火星シリーズ

大学受験の勉強から逃避するため、本屋で長時間粘った末、内容は無視して、装丁の美しさに惹かれた2冊、画像の「火星のプリンセス」と「地底世界ペルシダー」を買った。家…

さとし
11日前
3

#138 JIN(2009)-人情話の前編、展開の後編、私は前編派!

TBSチャンネル紹介文 村上もとかの人気漫画をドラマ化した感動巨編「JIN−仁−」第1期。ある事件がきっかけで江戸時代にタイムスリップした現代の脳外科医が、自らも幕末…

さとし
12日前
2

#137 秘密(2010)-切なさの極致にあなたは耐えられるか?

テレ朝紹介文 ごく平凡な3人家族を襲った突然の“悲劇”。 すべてはその瞬間から始まった。 妻と娘を乗せたバスが崖から転落。 妻は死亡し、娘は奇跡的に助かる。 ところ…

さとし
12日前
1

#136 ゲゲゲの女房(2010)-延々と続く貧乏エピからの脱出で感涙

NHKアーカイブズ紹介文 昭和30年代、島根・安来。10歳年上の売れない漫画家・村井茂と見合いをし、わずか5日後に結婚した飯田布美枝。新婚生活はどん底の貧乏。それをまっ…

さとし
2週間前

#135 龍馬伝(2010)-第28話で燃え尽きた私

NHKオンデマンド紹介文 「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を幕末から明治にかけての屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描きます。土佐から江戸、…

さとし
2週間前
1

#134 八日目の蝉(2010)-切な過ぎて泣いてしまうやろ!

NHK紹介文 「私はもう、今までの私とは違う。私はこの子の母なのだ。」不実な男との実らない愛。男は女が母となることを否定するかたわら、妻との間には子をもうける。絶望…

さとし
2週間前

#133 臨場S2(2010)-シーズン1を超えたシーズン2

テレ朝紹介文 横山秀夫原作の「臨場」の物語とともに、未掲載の新作、そして原作の世界観を踏まえたオリジナルを加え、連続ドラマとして新しい「臨場」の世界を展開!さら…

さとし
2週間前
1

#132 新参者(2010)-容疑者たちの人情エピソードが篤い!

TBS 紹介文 東野圭吾の本格ミステリーを阿部寛主演でドラマ化! 原作の「新参者」は、東野圭吾が10年以上に渡ってその成長を描き続け、ファンの中では絶大な人気を誇る“…

さとし
2週間前

#131 フリーター、家を買う(2010)-正統派ホームドラマ

TVer 長すぎるけど的を得た紹介文 3カ月で就職先を辞め、その気になればいつでも働けるという甘い考えのまま家にひきこもって、だらしない生活を送っていた誠治(二宮和也…

さとし
3週間前
3
#142 コードブルー(2008)-Season1を超える続編なし説を立証

#142 コードブルー(2008)-Season1を超える続編なし説を立証

Amazon 紹介文

翔陽大学附属北部病院救命救急センターに、フライトドクターを目指す若き医師が赴任した。自らの技術に自信を持ちながら、なお貪欲に腕を磨くことに執着する藍沢耕作(山下智久)、ドクターヘリのノウハウを地元の救命センターに持ち帰るためにやってきた白石恵(新垣結衣)、積極的かつ負けず嫌いの緋山美帆子(戸田恵梨香)、小心者だが見栄っ張りな藤川一男(浅利陽介)の4人だ。赴任初日、森本忠士(

もっとみる
不思議な縁

不思議な縁

大学卒業間近に突然、歴史小説を読みたくなり、本屋で長時間粘り、なんとなくグッときた小説の上下巻を買った。司馬遼太郎先生作でタイトルは『夏草の賦』。四国の雄、長宗我部元親の成り上がり人生を描いた物語。読み始めた頃、まったく流れに乗り切れず後悔していたが、上巻中盤あたりからのめり込み、残りは一気読み。その勢いで満を持して下巻に。

読み始めて驚いたのが、スタートが上巻とほぼ同じ。前巻のあらすじを思い起

もっとみる
#141 向こう岸(2024)-生活保護への偏見を打ち砕く意欲作

#141 向こう岸(2024)-生活保護への偏見を打ち砕く意欲作

NHK紹介文

病気の母と幼い妹を抱え、生活保護を受けて暮らす佐野樹希。将来に希望が持てず看護師の夢もあきらめている。そこに、有名私立中学から落ちこぼれた山之内和真が転校してくる。彼もまた、エリート主義の父親からのプレッシャーにさいなまれていた。そんな2人が手にしたのは「生活保護手帳」。大人でも難解な内容だが、和真は果敢に読解を試みる。そして、ケースワーカーや塾教師など、周囲の大人たちを巻き込みな

もっとみる
#140 白い春(2009)-実の父と育ての父との葛藤、そして衝撃の最終回!

#140 白い春(2009)-実の父と育ての父との葛藤、そして衝撃の最終回!

カンテレ紹介文

自分の娘とは知らず出会ってしまった「不器用で最悪な男」。そして、その少女を実の娘のように育ててきた「真面目で善良な男」。自分と愛する人との間に娘がいたと初めて知ったとき、そして、その娘を育てている父親がいると知ったとき、その”最悪な男”は何をどう感じるのか?このドラマは“究極の親子愛”をテーマに、不器用ながらもひたすら娘を愛する姿をユーモラスに描く、感動のヒューマンドラマ。

もっとみる
#139 外事警察(2009)-社会的弱者を洗脳するプロセスを描いた衝撃作

#139 外事警察(2009)-社会的弱者を洗脳するプロセスを描いた衝撃作

NHKアーカイブズ紹介文

スパイ天国といわれる日本で、対国際テロ秘匿捜査の精鋭部隊として活動する外事警察。その中でも「ウラ」と呼ばれ、表舞台には決して姿を見せない秘匿部隊・外事4課の動きを描く。誰が味方で誰が敵かも定かではなく、協力者(スパイ)との探り合い、テロリストとの壮絶な情報戦の果てに、彼らを待ち受ける危険な罠(わな)。息もつかせぬサスペンスと濃密な人間の愛憎が交錯する、社会派エンターテイ

もっとみる
#懐かしの城崎荘

#懐かしの城崎荘

2024年、インバウンド景気で盛り上がる城崎温泉に一時期ハマっていました。2005年から2008年くらいの間、病みきった心身を癒すため、月2のペースで通っていました。はじめはロシアンルーレット気分を楽しむため、温泉協会の勧めに沿っていろんな旅館に泊まっていましたが、どうやら不人気の旅館ばかり紹介されていることに気づき、自分の意志で、幾つか試してみて、どハマりしたのが城崎荘でした。

木屋町通りの路

もっとみる
副交感神経と仲良くしたい

副交感神経と仲良くしたい

40代中盤で大学院に進学して、修士論文作成時に自律神経をやっちまった。博士論文作成時はマイペースを貫いたこともあって、何とか切り抜けたけど、あれから緊張感が解けるたびに、副交感神経への切り替えがうまくいかず、蕁麻疹の発症がヤバい。処方のおかげで、日常的にはうまくコントロールできるようになったけど、GWやお盆、年末年始などの長期休暇はどうしても制御しづらい時間帯がある。それが夜。

今年のGWは、五

もっとみる
不朽の名作、火星シリーズ

不朽の名作、火星シリーズ

大学受験の勉強から逃避するため、本屋で長時間粘った末、内容は無視して、装丁の美しさに惹かれた2冊、画像の「火星のプリンセス」と「地底世界ペルシダー」を買った。家に帰って確認して驚いたのが、両方とも作者(エドガー・ライス・バローズ)が同じだったこと。それでもすでに12月だったこともあって、火星のプリンスだけ読み終えて、受験勉強に戻ろうとしたら、その面白さに引き込まれただけでなく、最後の最後にプリンセ

もっとみる
#138 JIN(2009)-人情話の前編、展開の後編、私は前編派!

#138 JIN(2009)-人情話の前編、展開の後編、私は前編派!

TBSチャンネル紹介文

村上もとかの人気漫画をドラマ化した感動巨編「JIN−仁−」第1期。ある事件がきっかけで江戸時代にタイムスリップした現代の脳外科医が、自らも幕末の動乱に巻き込まれていく。波乱の人生を送る主人公・南方仁を演じるのは大沢たかお。仁の現代での恋人・友永未来と、江戸・吉原の最上級位の花魁・野風の二役を演じるのは中谷美紀。幕末の江戸で仁の世話をし、公私共に支えになる武家の娘・橘咲を綾

もっとみる
#137 秘密(2010)-切なさの極致にあなたは耐えられるか?

#137 秘密(2010)-切なさの極致にあなたは耐えられるか?

テレ朝紹介文

ごく平凡な3人家族を襲った突然の“悲劇”。 すべてはその瞬間から始まった。 妻と娘を乗せたバスが崖から転落。 妻は死亡し、娘は奇跡的に助かる。 ところが… そのとき誰もが想像すらしなかった事態が起こっていた。 助かった娘の体には妻の魂が宿っていたのだ! その日から、一家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まる。大人気作家・東野圭吾氏がブレイクするキッカケとなった感動のロングセラー傑作長

もっとみる
#136 ゲゲゲの女房(2010)-延々と続く貧乏エピからの脱出で感涙

#136 ゲゲゲの女房(2010)-延々と続く貧乏エピからの脱出で感涙

NHKアーカイブズ紹介文

昭和30年代、島根・安来。10歳年上の売れない漫画家・村井茂と見合いをし、わずか5日後に結婚した飯田布美枝。新婚生活はどん底の貧乏。それをまったく気にせず漫画と格闘する夫の姿に「この人とともに生きよう」と決意する。漫画家・水木しげるの妻の目から見た、夫婦の歩んだ長い道のりの物語。

ドラマの大半が『貧乏』

当時のNNKの朝ドラは、全26週×月~土=156話構成でした。

もっとみる
#135 龍馬伝(2010)-第28話で燃え尽きた私

#135 龍馬伝(2010)-第28話で燃え尽きた私

NHKオンデマンド紹介文

「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を幕末から明治にかけての屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描きます。土佐から江戸、そして世界へ…。龍馬の行くところ、時代が怒とうのように動きはじめる。土佐に生まれた名もなき男が、幕末の動乱で薩長同盟に尽力し、明治維新を大きく進める原動力となった姿を描きます。

岩崎弥太郎の視点

この展開、面白かったですね。生来ずっ

もっとみる
#134 八日目の蝉(2010)-切な過ぎて泣いてしまうやろ!

#134 八日目の蝉(2010)-切な過ぎて泣いてしまうやろ!

NHK紹介文
「私はもう、今までの私とは違う。私はこの子の母なのだ。」不実な男との実らない愛。男は女が母となることを否定するかたわら、妻との間には子をもうける。絶望の中、女はその子を奪う。母になるとは、女として生きるとは・・・。血のつながりを越えた母子の5年半にわたる逃亡劇。現代的課題に真っ向から向き合うドラマです。

生まれか、育ちか?

映画もドラマも良かったが、切なさという点で、NHKドラマ

もっとみる
#133 臨場S2(2010)-シーズン1を超えたシーズン2

#133 臨場S2(2010)-シーズン1を超えたシーズン2

テレ朝紹介文

横山秀夫原作の「臨場」の物語とともに、未掲載の新作、そして原作の世界観を踏まえたオリジナルを加え、連続ドラマとして新しい「臨場」の世界を展開!さらに倉石班のメンバーにも変化が…。一ノ瀬は念願叶い捜査一課へ異動、留美は補助官から検視官心得に昇格する。そして、補助官として新たに倉石班に永嶋が加わり新たな局面を迎える。孤独死、虐待、冤罪、介護殺人といった現代の日本において、リアルでタイム

もっとみる
#132 新参者(2010)-容疑者たちの人情エピソードが篤い!

#132 新参者(2010)-容疑者たちの人情エピソードが篤い!

TBS 紹介文

東野圭吾の本格ミステリーを阿部寛主演でドラマ化! 原作の「新参者」は、東野圭吾が10年以上に渡ってその成長を描き続け、ファンの中では絶大な人気を誇る“加賀恭一郎シリーズ”の8作目。日本橋署に赴任してきた“新参者”の加賀刑事が人形町を舞台に殺人事件に挑む。彼の捜査線上に浮かんだ容疑者は、なんと人形町商店街の人々全員!? 容疑者を突き止めるべく、加賀は街の“新参者”として複雑に入り組

もっとみる

#131 フリーター、家を買う(2010)-正統派ホームドラマ

TVer 長すぎるけど的を得た紹介文

3カ月で就職先を辞め、その気になればいつでも働けるという甘い考えのまま家にひきこもって、だらしない生活を送っていた誠治(二宮和也)だったが、ある日母親がうつ病をわずらっていることを知る。母親の寿美子は、無関心な家族の態度や近所からの陰湿ないじめに静かに耐え続けた結果、かなり重度のうつ病にかかっていた。家族のサポートや、ストレスを排除することが重要だと医者から

もっとみる