はじロー(23)平和と希望と愛
はじめて読むローマ人への手紙5章1-5節
平和と希望と愛平和。安定した社会で、努力が報われて、安定した生活を営んでいられて、あとは平穏な余生を過ごすだけ、という平和を思い描いていたら、たぶん、パウロはそうじゃない、って言うかもしれません。
この手紙を書いているパウロは、少し前に書いた別の手紙で、こんなふうに自分の状況を記しています。
私は労苦したことはずっと多く、牢に入れられたこともずっと多く、むち打たれたことははるかに多く、死に直面したこともたびたびありました。ユダヤ