渡邉 大輔

1970年生まれ。ソロアーティストとしての作品の他、CM音楽や各種音源制作、他アーティ…

渡邉 大輔

1970年生まれ。ソロアーティストとしての作品の他、CM音楽や各種音源制作、他アーティストの編曲、演奏サポートなど、様々な音楽活動も行っております。 http://daisukewatanabe.jp

最近の記事

はじめて買ったCD

今回はnoteのお題企画「はじめて買ったCD」に参加してみようと思い、この記事を書いております。  と言っても、CDが主流になったのは1980年代終わりの頃で、ワタクシが高校生の頃はまだまだアナログレコードが全盛の時代でした。もちろん高校時代にもCDはありましたが、CDプレーヤーが高価過ぎてソフトを買うなど考えられませんでしたね。CD自体もレコードより高価で、アルバムで言えばレコードが2,800円だったのに対して、CDは3,500円位だったと思います。 当時はアナログ盤とC

    • 今朝のランニング④

      季節はすっかり春。 ランニング時もTシャツに短パンという恰好になりました。 今朝のプレイリストをご紹介しましょう。 ①Take It Easy(Egles) リンダ・ロンシュタットのバックバンドだったイーグルスの記念すべきデビュー曲です。ソングライティングにはジャクソン・ブラウンも加わっており、ジャクソン・ブラウンのバージョンは彼の2枚目のアルバムに収録されております。 ②風を待って(小田和正) 2022年のアルバム「early summer2022」のオープニング曲です

      • 春に思う

         この時期、ニュース番組では担当キャスターの異動が多かったりします。 「〇年間、ありがとうございました。来月からは〇〇放送局に異動になります」という挨拶の後、涙ぐんだりして…。きっと、彼等、彼女等は、一生懸命仕事に取り組んできたのでしょう。涙を流せる仕事に就けていたことは、幸せ以外の何物でもありません。生涯の素晴らしい思い出になるはずです。  3月は別れの季節。学生のうちは、学校の卒業という半ば強制的な別れが用意されているのですが、それ以降はそれぞれがそれぞれのタイミングで

        • 今朝のランニング③

          久しぶりにランニング・プレイリストをご紹介します。 ランニング・プレイリストには、ランニング時に合いそうな好きな曲168曲(12時間38分)が入っており、それをランニング時にシャッフル再生し、何が掛かるか分からないということを楽しんでおります。 今朝は久々に晴れましたが、寒いというよりも冷たい朝でした。 走り終えても手の指先がジンジンと痛いくらいでした・・・。 ①のがすなチャンスを(オフコース) これは1980年発売のライブアルバム「LIVE」のバージョンで、5人のロッ

        はじめて買ったCD

          尾崎豊論

           ワタクシが尾崎豊と出逢ったのは1985年3月、中学3年生でもうすぐ中学校卒業という時期でした。卒業ということで、記念に何かレコードが欲しいなぁと思い、その年の1月21日にリリースされていた「卒業」という12インチシングル(LPのサイズで45回転のもの。通常のシングル盤より長い時間収録出来る)を買ったのが始まりでした。  何故尾崎豊だったのかと言うと、特別な理由があった訳ではありません。卒業記念なのですから「卒業」をテーマにしたレコードが良いな、程度のことです。当時、他にも

          My Revolution

          2024年が始まりました。みなさま、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年は年始から色々あり、心砕かれる思いです…。何と言葉にしたらいいのか未だに分からずにおります。とにかく自分に出来ることがあれば、躊躇せずにやっていこうと思っています。 今回はカバー曲を用意してみました。渡辺美里さんの「My Revolution」です。この曲は1986年の曲だったと思います。実はこの曲がリリースされる前、渡辺美里さんがデビューして間もない頃、某女子大の学園祭でのライブを見た

          2023年、ありがとうございました

          早いもので、2023年も終わろうとしています。 今年も色々なことがありましたが、総じて言えることは、あっという間に時間が過ぎ去るということです。そう感じるのはここ10年くらいでしょうか。10代、20代の頃では考えられないことです。本当に物理的に時間というものが短くなっているとしか思えません。とは言え、そんなことはある訳ないので、やはり自分がそれだけ歳を取ったということなのでしょう。これからはもっともっと短くなっていくのだと思います。来年は気を引き締めて、その瞬間を大切に、悔い

          2023年、ありがとうございました

          心霊体験②

          今回は久しぶりに、ワタクシの心霊体験をお話したいと思います。 あれはワタクシが大学3年生の終わり頃、2月の終わりか3月の初めくらいだったと思います。時間は夕方の5時頃、まだ春先というか冬の風情でしたので、その時間では既に薄暗くなっているという感じでした。ワタクシが運転する車に友人を乗せ、山道を下っている時のことです。 対向車線に一台の車が見えました。そんなに交通量の多い道ではありませんでしたが、別に不思議なことでも何でもなく、「あ〜、車が来たなぁ」くらいの気持ちでした。

          クイーンズ駅伝

          第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会、いわゆる「クイーンズ駅伝」が今年も行なわれました。とても白熱した素晴らしい大会でした! 今年は春先に、エディオンの萩谷楓選手や資生堂の佐藤成葉選手が引退してしまったり、日立のバイレ・シンシア・ジェリ選手が若くして急逝してしまったり、寂しかったり悲しかったりすることが少なくありませんでした。それでも、様々なことを乗り越えて頑張っている選手皆さんの姿は、美しく、そして逞しくもありました。 3区での日本郵政グループの廣中璃梨佳選手と、積

          クイーンズ駅伝

          駅伝&マラソンシーズン

          10月9日の出雲駅伝を皮切りに、今年も長距離ロードシーズンが始まりましたね。陸上ファンとしてはこの時期が一番楽しいです。 本当は春も夏もトラックでは数多くの大会があるのですが、テレビでは中継されないことが殆んどなので、なかなか春夏に試合を見ることが出来ません。でも秋から春先にかけては、毎週のように中継が入るので嬉しい限りです。(近年ではYoutubeでオールシーズン見ることも出来ますが) 全国大学女子駅伝、いわゆる「杜の都駅伝」では、我が母校が初めてシード圏内に入りました

          駅伝&マラソンシーズン

          「time can wait」から「頑張る」ということを学ぶ

          この記事を執筆している現在、あんなに暑かった夏が終わり、もう11月になってしまいました。年々月日が流れるのが速くなり、1年があっという間です。1年があっという間ということは、2年も3年もあっという間でしょう。ぼや~っとしている間に、時間は加速度を増して過ぎ去っていきます。残された時間はどんどん短くなるばかりです…。 ということで、今回は小田和正さんの「time can wait」という楽曲から、「頑張る」ということを学びたいと思います。 「time can wait」は1

          「time can wait」から「頑張る」ということを学ぶ

          「路地裏の少年」から「過去を変える」ということを学ぶ

          我々は不可逆的な時間の軸に沿って、毎日を生きております。 一秒前に過ぎ去ったことは過去のものとなり、その時間は二度と戻って来ず、やり直すことなど出来ません。過去の結果は永遠に変わりません。でもそれは本当でしょうか。本当に過去は変えられないのでしょうか。今回はそんなことを、浜田省吾さんの「路地裏の少年」という曲を元に考えてみたいと思います。 「路地裏の少年」という曲は、1976年4月21日にリリースされたデビューシングルです。今でも時々ライブで披露され、それはそれは大いに盛り

          「路地裏の少年」から「過去を変える」ということを学ぶ

          心霊体験①

          ワタクシ、これまでに幾つか心霊体験をしております。 心霊と言っても、恐怖だけではありません。ちょっと心が温かくなるようなこともあったり色々です。 そんなことを何回かに分けてお話出来たらと思います。 今回は初めての心霊体験についてお話したいと思います。 あれはワタクシが小学校2年生の夏の夜のことです。夜中に目を覚ましたワタクシは、妙な音がすることに気が付きました。最初は「ウゥ~~~」という音のようだったのですが、その音は時間と共に大きくなり、やがてそれが何であるかが分かりま

          オフコース「あれから君は」と「あいつの残したものは」を考察する

          今回はオフコースの「あれから君は」という曲と「あいつの残したものは」という2曲について記したいと思います。 この2曲は共に鈴木康博さんの作詞・作曲によるもので、「あれから君は」は1975年12月20日発売のアルバム「ワインの匂い」に収録され、「あいつの残したものは」は1976年5月5日発売のシングル「ひとりで生きてゆければ」のB面に収録されいるアルバム未収録曲です。 割と近い時期にリリースされたこの2曲、実は歌のテーマと背景が殆ど同じなのです。それについて公言された記録は

          オフコース「あれから君は」と「あいつの残したものは」を考察する

          人生は短い

          ここ5~6年、それとも7~8年になるでしょうか。新しい曲の制作と並行して過去の曲の録り直し、いわゆるリメイクを地道に行なっております。 リメイクの対象となるのは「良い曲なのに録音が悪い」「良い曲なのに歌が下手」「良い曲なのに演奏が下手」という、まぁ簡単に言えば良い曲なのに作品としての合格点に達していない、ということになるでしょうか。尤も、良い曲なんて主観でしかありませんし、まして自作の曲となれば、客観性を著しく欠いている訳で…。自分が残したいと思っている自分の曲をリメイクし

          浜田省吾論②

          前回の①に続きまして、浜田省吾論②をお送りします。前回と話が重複する部分がありますがご了承下さいませ。 売れるまでの苦悩 バンド「愛奴」を離れた浜田さんは1976年4月21日、シングル「路地裏の少年」とアルバム「生まれたところを遠く離れて」を同時リリースし、ソロデビューします。「路地裏の少年」は今もなお時折ライブで歌われる曲であり、それはそれは大いに盛り上がる曲です。しかし、リリース当時はヒットとは程遠く、3000枚程度しかプレスされませんでした。アルバムも然り。デビュー

          浜田省吾論②