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単なるサッカー好き。特に育成年代に興味あり。山口県出身の選手やフットボールチームを応援…

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単なるサッカー好き。特に育成年代に興味あり。山口県出身の選手やフットボールチームを応援してます。

記事一覧

西京高校サッカー部へ今後の期待をこめて(辛口メモ)

先日の新人戦決勝。 高川学園 - 西京の試合を改めてYou Tubeで観戦。 西京のサッカーについて少し辛口だが、今後の期待を込めて気付いたことを少々。 攻撃は高川のプレス…

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1年前
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飯塚高校のサッカーを10倍楽しむ方法

令和3年度のインターハイサッカーで台風の目となり得る飯塚高校。 中川(アミザージ)、村井(アミザージ)、藤井(セイザン)と山口県出身者が3名登録されており、飯塚ス…

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2年前
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高川学園と北海の独断と偏見レビュー

第98回全国高校サッカー選手権、高川学園と北海の独断と偏見レビュー。 前半はセーフティサッカー試合の前半は完全に北海のペースだった。 北海はFW18番寒河江のフィジカ…

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4年前
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第98回全国高校サッカー選手権山口県代表校は…

11月10日、第98回全国高校サッカー選手権の山口県代表校が決定する。 ベスト4進出を決めたのは西京、聖光、小野田工、高川学園の4チーム。 注目していた3チームが順当に…

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4年前
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桐光学園を苦しめた西京サッカーとはどんなサッカーだったのか?

全国インターハイでベスト8入りを果たした西京サッカーを振り返る。 準々決勝でインターハイ優勝校の桐光学園を苦しめた西京サッカーとはどんなサッカーだったのか? 選…

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4年前
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第11回中国高等学校サッカー新人大会山口県大会決勝 高川学園VS聖光 レビュー

第11回中国高等学校サッカー新人大会山口県大会は高川学園の優勝で幕を閉じた。 高川学園は1-0のクリーンシートで聖光を下して優勝。 新人戦5連覇達成という偉業を成し遂…

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5年前
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聖光の中盤空洞化戦術

平成30年度山口県高校サッカー新人戦2回戦、聖光VS豊北・下関北の試合を観戦。 10-0で初戦を快勝した聖光が、前評判通りの強さを見せた試合だった。 聖光の基本システ…

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5年前
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第97回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 西京VS富山第一 レビュー

第97回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた12月19日、西京の対戦相手が富山第一に決まった。 「今年は厳しい」というのが率直な感想だった。 4年連…

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5年前
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第97回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準決勝 高川学園VS聖光 レビュー

高川学園が圧勝すると思っていた。 春のインターハイ予選準決勝でも高川学園と対戦していたが、これといってインパクトのあるチームではなかった。 しかし、今日の聖光は…

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5年前
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第97回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準々決勝 レビュー

高川学園VS山口と豊浦VS徳山を観戦。高川学園と豊浦が勝利を収めたが、高川学園は貫録勝ち、豊浦は激戦を何とか制した印象だった。 まずは高川学園VS山口のレビューから。…

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5年前
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プロになるためのルート

プロになるためには実に様々なルートがある。 Jクラブの下部組織に入るべきか、大学まで進学したほうがいいのか。 10年に1人の逸材選手であれば、勝手にプロ入りの話も舞…

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5年前
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サッリのチェルシーが気になって仕方ない

2018年7月23日、プレミアリーグのチェルシーはオーストラリアリーグ1部のパース・グローリーとの親善試合に挑んだ。 マウリツィオ・サッリ監督就任初戦は1ー0でチェル…

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6年前
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ハリー・ケイン、心のあり方

プレミアリーグ2015-2016、2016-2017と2年連続得点王。 28年ぶりにワールドカップベスト4へ進出したイングランド代表のエースストライカー、ハリー・ケイン。 8歳でア…

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6年前
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ワールドカップに戦い方の美学は必要ない

日本代表がロシアワールドカップGL突破を決めた。 GL突破を決めたものの、最終戦のポーランド戦、後半残り10分の戦い方と西野監督の采配についてはSNSでも賛否両論。 他…

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6年前
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西京高校サッカー部へ今後の期待をこめて(辛口メモ)

西京高校サッカー部へ今後の期待をこめて(辛口メモ)

先日の新人戦決勝。
高川学園 - 西京の試合を改めてYou Tubeで観戦。

西京のサッカーについて少し辛口だが、今後の期待を込めて気付いたことを少々。

攻撃は高川のプレスの強度に大苦戦し、守備では自滅してしまったゲームだった。

先制点のシーン、西京8番のオブザボールの動きは良かった。何度も動き直していた。

しかし先制しながらも、その後の方がリズムは悪くなった印象。

高川のプレスに圧迫感

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飯塚高校のサッカーを10倍楽しむ方法

飯塚高校のサッカーを10倍楽しむ方法

令和3年度のインターハイサッカーで台風の目となり得る飯塚高校。
中川(アミザージ)、村井(アミザージ)、藤井(セイザン)と山口県出身者が3名登録されており、飯塚スタイルについて書いてみることにした。

福岡県予選の準決勝で8連覇中だった東福岡を2-0で撃破、決勝も筑陽学園相手に2-0のクリーンシート。

インターハイ予選初優勝となった飯塚だが、現3年生は2019年開催のニューバランスチャンピオンシ

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高川学園と北海の独断と偏見レビュー

高川学園と北海の独断と偏見レビュー

第98回全国高校サッカー選手権、高川学園と北海の独断と偏見レビュー。

前半はセーフティサッカー試合の前半は完全に北海のペースだった。

北海はFW18番寒河江のフィジカルの強さ、FW14番湊のスピードを活かし、効果的なパスも使って攻撃を組み立てていた。

前半に放ったシュートは5本、一方の高川学園はゼロ。

決め手に欠けた北海に助けられた感は否めなかった。

ジェイ氏のツイートにもあるように、

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第98回全国高校サッカー選手権山口県代表校は…

第98回全国高校サッカー選手権山口県代表校は…

11月10日、第98回全国高校サッカー選手権の山口県代表校が決定する。

ベスト4進出を決めたのは西京、聖光、小野田工、高川学園の4チーム。

注目していた3チームが順当に勝ち上がり、フォロワーの皆さんに協力していただいたアンケート結果からも3強ムードが漂う。

これほど実力の拮抗した選手権予選は、近年なかったように思う。

どのチームが優勝するか全く想像つかない。

だからこそ面白い試合が予想さ

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桐光学園を苦しめた西京サッカーとはどんなサッカーだったのか?

桐光学園を苦しめた西京サッカーとはどんなサッカーだったのか?

全国インターハイでベスト8入りを果たした西京サッカーを振り返る。

準々決勝でインターハイ優勝校の桐光学園を苦しめた西京サッカーとはどんなサッカーだったのか?

選手権予選の開幕も近づいてきたので、ここで西京のサッカーについて書き記しておきたい。

まずは攻撃から。

基本システムは4-4-2で2トップは縦関係の位置取り。

SBは目立った攻撃参加はせず、トップ目掛けて縦への展開を急ぐダイレクトな

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第11回中国高等学校サッカー新人大会山口県大会決勝 高川学園VS聖光 レビュー

第11回中国高等学校サッカー新人大会山口県大会決勝 高川学園VS聖光 レビュー

第11回中国高等学校サッカー新人大会山口県大会は高川学園の優勝で幕を閉じた。

高川学園は1-0のクリーンシートで聖光を下して優勝。

新人戦5連覇達成という偉業を成し遂げ、今年も県内三冠タイトルの一つ目を手にした。

しかし、決勝戦は聖光のゲームだった。

聖光の攻撃を一言で表すと「縦に速く、ピッチの幅を広く使った攻撃」。

この攻撃が高川学園を苦しめた。

聖光は攻守の切り替えが早く、特に「守

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聖光の中盤空洞化戦術

聖光の中盤空洞化戦術

平成30年度山口県高校サッカー新人戦2回戦、聖光VS豊北・下関北の試合を観戦。

10-0で初戦を快勝した聖光が、前評判通りの強さを見せた試合だった。

聖光の基本システムは4-4-2で攻撃の局面では選手の配置が変わり、3-1-4-2(に見えた)のシステムでトップを起点にサイドから展開していた。

序盤はセンターバックからトップ17番へのロングボール。

サイドと中盤はそれに絡む準備をし、セカン

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第97回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 西京VS富山第一 レビュー

第97回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 西京VS富山第一 レビュー

第97回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた12月19日、西京の対戦相手が富山第一に決まった。

「今年は厳しい」というのが率直な感想だった。

4年連続29回目の出場、全国高校サッカー選手権優勝経験あり。

プレミアリーグに所属し、夏のインターハイではベスト8の強豪校である。

実際に見たプレミアリーグでの富山第一。

強いフィジカルとセットプレーを得意とするチーム、加えてイン

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第97回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準決勝 高川学園VS聖光 レビュー

第97回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準決勝 高川学園VS聖光 レビュー

高川学園が圧勝すると思っていた。

春のインターハイ予選準決勝でも高川学園と対戦していたが、これといってインパクトのあるチームではなかった。

しかし、今日の聖光は夏とは別のチームのように見えた。

FW山口らの勢いある前線からのハイプレス、2年生ながら大事な一戦でCBを任された中川らの堅い守備は、幾度となく高川学園の攻撃を跳ね返していた。

守備時に5バックの陣形を取り、サイドからの攻撃にも対応

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第97回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準々決勝 レビュー

第97回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準々決勝 レビュー

高川学園VS山口と豊浦VS徳山を観戦。高川学園と豊浦が勝利を収めたが、高川学園は貫録勝ち、豊浦は激戦を何とか制した印象だった。

まずは高川学園VS山口のレビューから。
高川学園の基本システムは4-4-2、主に幅を使ったサイド攻撃を展開。スピードと運動量に長けたWGやSBが流動的にポジションを入れ替えながら、山口のサイドを切り崩す。DF田近やMF品部の精度の高いキックから繰り出されるサイドチェンジ

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プロになるためのルート

プロになるためのルート

プロになるためには実に様々なルートがある。

Jクラブの下部組織に入るべきか、大学まで進学したほうがいいのか。

10年に1人の逸材選手であれば、勝手にプロ入りの話も舞い込んでくるので、プロになるためのルートを気にする必要はない。

しかし、実力の拮抗した競争の中でプロになるためには、そのルートを知っておくことが重要である。

より可能性の高い選択肢を選ぶことで、プロ入りを果たすことができるかもし

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サッリのチェルシーが気になって仕方ない

サッリのチェルシーが気になって仕方ない

2018年7月23日、プレミアリーグのチェルシーはオーストラリアリーグ1部のパース・グローリーとの親善試合に挑んだ。

マウリツィオ・サッリ監督就任初戦は1ー0でチェルシーが勝利。

続く7月29日、決してベストとはいえないメンバーで挑んだICCのインテル戦も1ー1の引き分けからPK戦で勝利。

チェルシーはサッリ就任から2連勝と今ノリに乗っている。

サッリのチェルシーが気になって仕方ない。

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ハリー・ケイン、心のあり方

ハリー・ケイン、心のあり方

プレミアリーグ2015-2016、2016-2017と2年連続得点王。

28年ぶりにワールドカップベスト4へ進出したイングランド代表のエースストライカー、ハリー・ケイン。

8歳でアーセナルに見放され、その後ワトフォードからトッテナムユースへ。

トッテナムでトップデビューを果たすも、プレミア2部のクラブでレンタル移籍を繰り返す日々。

数年前までは2部の一選手に過ぎなかった。

そんな彼が市場

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ワールドカップに戦い方の美学は必要ない

ワールドカップに戦い方の美学は必要ない

日本代表がロシアワールドカップGL突破を決めた。

GL突破を決めたものの、最終戦のポーランド戦、後半残り10分の戦い方と西野監督の采配についてはSNSでも賛否両論。

他力本願だとか、育成上良くないとか、様々な意見が飛び交う中で、この最後の10分について「日本代表のミッションとは何か?」を改めて考えるべきではなかろうかと思った。

日本代表のミッションとは「ワールドカップで結果を残すこと」。

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