記事一覧
Brisset x バロック音楽企画について
Jean-Pierre Brissetとチェンバロを中心にしたバロック音楽を無理やり結びつけて、コンセルバトワールの発表会よりは少し「舞台」としてととのえたものをつくろう!という私の企画です。
この企画は、私がフランスの音楽の国家教免(DE)をとるための、教育課程での評価対象になります。
これはPAVP(Projet artistique à vocation pedagogique)という呼称
フランスの持参金制度(1)-男性の社会的経済的解決策・成功のチャンスとしての結婚
[記憶だけを頼りにざっと書いてます。間違いもあるかもしれません。詳しい方による間違い修正歓迎]
フランスでは、中世から第二次世界大戦後まで持参金制度が続いていました。結婚時に女性が親に持参金をもたされ、その持参金を夫に預け婚姻期間中ずっとそれを夫が管理運用する制度です。夫が死んで寡婦になったりすると残り(増えている場合もあれば減っている場合も、ゼロになっている場合もあります)は返されます。
日
サッカー選手ウスマン・デンベレとアントワーヌ・グリズマンの日本人差別動画のその後
パリ在住の辻仁成氏が「イギリスのデイリーメイルの報道は間違っている。差別ビデオは本当はこういっている」と差別をしていした、問題動画の件の続報です。(辻氏の間違いについてはhttps://note.com/echinodermes/n/nba851929a6fdで指摘しました)
グリズマンはtiwtterに声明。日本では一部「謝罪」とかいっている人がいますがこれは謝罪ではありません。自分のやったこ
サッカー選手による、日本人(アジア人)に対するフランス語での差別発言
ホテルかなにかのテレビの調整にきた日本人スタッフを二人のサッカー選手が嘲笑するビデオ。(サッカーに詳しくないので最初「PESでプレイするために」というのをPESというサッカーのゲームアプリのために来日してプレイするという意味でとらえてしまいましたが、このときの来日は2019年の試合のためのもののようで、そのビデオが最近流出した模様です)
作家の辻氏がこのような記事(https://www.des
フランスのホームスクーリングシステム&国立通信教育センター(CNED)
フランスがコロナ禍で全国の高校・中学・小学校を閉校せざるを得なかった2020年の第一回の外出禁止令の時、さくっと、すでに存在していた「国立通信教育センター」(CNED)を利用することが決まりました。
まだ日本がテクノロジー先進国だった頃にフランスに来てテクノロジー音痴・テクノロジー嫌いのフランス人像が頭にしみついている(*)私としては、「おお!フランスやるじゃん!」と感動したものです。
*現在
マルセイユのカーシェアリングTotem mobiの残念なその後
私も大変便利していたマルセイユのルノーの小型電気自動車のレンタルサービスTotem mobi。環境にやさしいし市内の車の交通量も減らせるので都市部の自治体には好都合で各自治体の教育もあって安価で便利で、使い方によってはバスよりも安いようなサービスになっていたのです。一時期はモンペリエでも始まりました(すぐに中止になってしまったようですが)。
ところが、最近、サービスエリアが極端に減らされ、街中の
マルセイユのカーシェアリングTotem mobi(update 2019/01/23)
マルセイユの市内を最近よく走っている窓のない小さな電気自動車(車種はルノーのTwizzy)。
TOTEM mobiという名前のシェアリングシステムの車です。
アプリでリアルタイムに空いた車の位置が示されるので、それを見て、ちょこちょこクリックして予約し借りることができるわけです。
アプリに示されるグリーンゾーン内であれば(駐車禁止ゾーン以外なら)どこでも乗り捨てられ、さらに公道の有料駐
翻訳を仕事にしたい人達(痔疾予備軍)へ
「もっと安く」「もっと早く」「これぐらい込みで」にどう対処するか。
翻訳家はみんな痔だと思う。痔じゃない翻訳家手をあげて。
翻訳は、翻訳量・価格・期限の条件を譲ってしまうと、譲ったぶん、自分の身を削り時間を削り健康を削り人生を削るしかなくなる仕事である。
クライアントは「100匹たい焼きお買い上げいただいたからおまけに5匹つけちゃうね!」というノリを期待して「100ページも注文しているのだか