記事一覧
「みんなで老いる」ということ
「1人なのにいろんな声が聞こえる」
「ものが盗まれた」
ずっと関わってきた高齢の女性から、ある日そんな訴えがあった。
日によって、いつも通り元気で役割をこなしてくれる日もあれば
「盗まれた」と悩んだり「声が聞こえるのに、他の人は聞こえないって言われる」
と顔をしかめたりしていた。
それでも、1人で自分のリズムで、穏やかに暮らしている。
人と関わり、地域サロンでは掃除をしてくれる。
「盗まれ
「自傷行為はその人の責任ではない」という話と、自傷行為と向き合う医療機関の方へのお願い
ちょっと重めのテーマになってしまいましたが、ずっと書きたかったことについて書きます。
僕は、これまで何回か「自傷行為」や「自死」と呼ばれる行動に出会って来ました。
高校生の時も、大学生の時も、そして今も。
ある時は友人が、ある時は知らない人が、それぞれの環境や想いから、あるいは病気による影響から「自傷行為」をしていました。
ただただ話を聞いたこともあったし、直前まで行ってしまった友人をなん
単純化ばかりの時代に知っておいてほしい、「感情の細分化」の話
突然ですが、ちょっと恋バナします。笑
僕の職場には、学生向けの勉強場所が併設されています。コロナ前は、そこに通ってくれる学生と毎年仲良くなって、みんなで飲み会することが時々ありました。
数年前、そこで学生からこんな相談がありました。
「恋人に浮気されて別れた。やり直そうと言われて、悩んだ結果断った。よく考えるとまだ好きなので、なんで断ったのか自分でも分からずモヤモヤする。」
こんな話でした。
高齢者の孤立の予防と解消を掲げる僕らが、「障がい事業」の次に「子ども事業」に挑む理由と、想い
少し長い文章です。
一般社団法人えんがおのこれから目指すものと、どうしてこうもいろいろな事業に手を出すのか、その理由と想いを、僕らの「哲学」に沿って話したいと思います。
どちらかというと、すでに一般社団法人えんがおを知ってくださっている方や応援してくださっている方、普段関わってくださっている方向けです。
まず、活動に対するそもそもの僕の考え方はこうです。
・人を幸せにするためには、まず自分
コミュニティを深める「組織の哲学」の大切さ
最近、「哲学」って重要だな、と思うことが多い。
むかしは、哲学者の話を授業とかで聞いて
「こじれてるな〜」とか
「素直じゃないな〜。とがりすぎでしょ。」とか思っていた。
ので、今になって有名な方々には申し訳ない気持ちになっている。
いや、でも哲学者で有名な人はやっぱりこじれてるしとがってる気がする。
何も考えずにビールでも飲んで星を見ればいいのに。
「なぜこの飲み物は黄色なんだろう。何を意
Withコロナの地域サロンの開き方② 「コロナ禍の高齢者の孤立の現状と、ベンチプロジェクト のすすめ」
長い。
タイトルが長いですね。
僕は、ブログなんかを読む時にはまずタイトルで読むかどうか決めるのですが、まず、長いタイトルの文章は読まないです。笑
というわけで、長いタイトルを読む物好きな皆さま、こんにちは。
今回の記事の対象は
・まちづくりに関心のある方
・高齢者サロンなどに関心のある方
です。
前回(2020年6月)に
「Withコロナ(ニューノーマル)の地域サロンの開き方」を書きまし
「便利」に負けない「習慣」を築く
一つ前の記事にも繋がっている話なのだけど、今更ながら「習慣」は大切だと思う。
とある研究によると、66日で習慣(しようとしていること)はストレスなく、思考せずにできるようになるのだとか。
「筋トレしなきゃ」といろんな葛藤をしながら続けると、66日頃に「はい〜。」くらいな自然な感じでいつの間にか筋トレしているのだという。
まあ、その66日がきついんですけど。笑
さらには、一般的な「成功者(夢を
「成長」とは、生まれ持った自分の強みを『自覚して生かせるようになること』
職業柄、たくさんの人と関わる。
その中でも自分に特徴的なのは、子供や学生から高齢者まで世代が様々で、さらに色々な立場の人と出会えることだと思う。
同時に、たくさんの「変化」に出会う。
その変化には速度があり、時には次元を超えて「変化」する人がいる。
一年という単位で見れば「え、別人になったのかな?」と思う人も少なくない。
一年単位で見なくても、割と1週間、あるいは数日で別人になる人がいる。
僕らは、他人の人生の「ささいな一瞬」に出会っている
最近受けた相談のうちの何件かは、ものすごく素敵な若者が、社会的に「高くない評価」を受けて悩んでるものだった。
皆さんのこれまで人生で一番「やばい自分」だった瞬間はいつだろうか。
人によって、学生時代の人もいるし、社会人になってからの人もいるだろうが、
一つわかることは「ずっと完璧」な人はいない、ということではないだろうか。
僕自身に関して言えば「今」の自分はとにかく周りに恵まれている。
その
Withコロナ(ニューノーマル)の地域サロンの開き方
とか大それたタイトルにしてみました。
してみたんですが、実際のところはもちろん試行錯誤中です。笑
2018年にクラウドファンディングでたくさんの人に応援してもらって、地域サロンを開設し、そこで多くの世代間交流を生んできました。
構造としては、一階がサロン、二階が学生向け勉強スペースになっていて、日常の中での交流を目指しています。
2年目の2019年度には、1年間で延3412人(うち高校生・大学
コロナのことを考え続けて見つけた、自分なりの答えと希望
ここ最近、ずっと頭の中では、コロナによってあらゆることが制限されている今の状況で、何ができるのか。どうしたらいいのか。
そればっかりでした。
なにかワクワクするアイディアが浮かんでも、実行できない。
新しい挑戦にも、チャレンジできない。
無意識にストレスは溜まる。
こういう時こそとりあえず睡眠だ!!!
と、必殺技の昼寝を連発しても、夜に多めに寝ても、夜中に目が覚めて考えてしまう。
意外と自分っ
自分の「やりたい」を大切に、丁寧に生きる
ある尊敬する人が「丁寧に生きる」と言う言葉を使っていて、素敵だなあと思いました。
同時に、どういう生き方が「丁寧に生きる」なのかを考えさせられました。
人によって答えは違ってくると思いますが、自分にとっての丁寧に生きるを考えていくことが大切なんだと思います。
【たった一回しかない人生だから、じぶんの「やりたい」を大切にする】
今の仕事柄、年間延約1000人の若者・学生と関わります。
それぞ