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第Ⅲ収容所(旧戦争映画中央評議会)
2024年5月5日 11:13
ふと立ち寄った場所でたまたま時間が噛み合ったので観ました。前情報では1937年以降の日中の諜報戦が主舞台のようです。それ以外何も知らずに観たが、結論から申し上げればイマミッツぐらいの映画。色々期待しすぎたみたい。日本軍の特務機関に興味ありすぎて早まってしまった。汪兆銘政権(日中戦争下で作られた日本の傀儡政府)の治安組織と国民党スパイと共産党スパイと日本の特務機関がインテリジェンス戦を繰り広
2024年4月12日 07:09
※過去記事の復旧ですこれの前作?の扱いである「DAU.ナターシャ」の批評は先日あげた通りです。前回も書いたように、ハリコフに架空のソ連研究所を建設し、そこで実際に万に及ぶ人々を送り込み、2年間そこで生活させ、撮れた映像を映画にした、との触れ込み。真偽は謎だが、出演者の演技はほぼすべてアドリブだとのことである。この映画、、、、、というか映画?映画は映画だと思うのですが、とにかくこの「退行
2024年4月10日 10:23
※過去記事にいくらかネタを書き足したものです村上春樹の去年出た新作、街と不確かな壁‥いや、壁と不確かな街‥だったっけ?とりあえず最後までタイトルを覚えられませんでしたがようやく読み終えた。ちょうど一年もかかった。なんてこったろう。読むの遅すぎ。スマホ依存症は本を読みませんからね。。一年もの時間かけてようやく一冊読む。人によってはこのクソ長い小説を1日で読んだと言う人もいるんで、いかに人生無
2024年4月9日 08:10
こいつはたまげた。こいつはすげえぜ。※過去記事の復旧です。表現修正版何が凄いって、ウクライナのハリコフに仮想のソ連研究所を建設し、そこに400人の主要キャストと1マンのエキストラを約2年にわたって生活させ、そこで撮れた映像を映画にしたことではない。なんとびっくりなことに、これの続編?というか関連作があと16個もあるということである!凄すぎ。なぜそこまでする笑とんでもない予算
2024年4月8日 09:15
※2022年に書いた過去記事です2022年現在、もっぱら世界をお騒がせしているおそロシアだが、この映画が製作されたのは2020年なので、今回のウクライナ侵攻とは直接的には無関係である。とはいえ、おそロシアのおそろしさを遺憾無く堪能できるおそろしドキュメンタリーとしてお勧めできる。いやはや本当におそろしい。。おそロシアがこんなにおそろしいとは、、、アメリカのジャーナリストが編集しているが
2024年4月7日 08:30
ごめん。これは駄作です。駄作ってなんや? もちろんその定義は様々です。これを良いと感じた人もいるでしょう。様々なことを感じ、学び、今後の人生に教訓として活かせる人もおられるでしょう。 でも人間は映画を観た際に「あ〜これ駄作。。。」って断言する権利は皆が持っていると、自分は信じています。なのでこれは駄作。駄作と言っちゃう。つまり、超個人的な意味での駄作ってことです。なにをごちゃごちゃとみみっちい
2024年4月6日 05:49
※去年書いた日記です「怪物」を観てきました。是枝監督で脚本は今回違う人だったようですが、これまでのマンネリズム打破に繋がっており断然良かったと思います。「ベイビーブローカー」でさえまたこんな話かよって思ったからね。村上春樹が新作のあの、なんだか長いタイトルの壁がどーのこうの覚えられない小説の後書きで「作家は同じテーマを何度でも表現を少し変えて繰り返すものだ」みたいなことを書いていた。村上春
2024年4月4日 05:56
凄い映画を観た。2023年ベストかも。「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」という映画だ。ブラックライブズマター運動と連動した映画かな~ぐらいのイメージで観に行った。客はわずかに10人弱。金曜の夜のゴールデンタイムとは思えぬ関心の乏しさ。日本人は黒人差別にあまり関心がないということである(「オオカミの家」が大盛況だったのとは対照的だ)ユダヤ人迫害もの同様、黒人差別系、同性愛差別系の映画は
2024年4月3日 19:42
去年の夏頃、「オオカミの家」を観ました。自分の悪い癖で、観る予定組んでも直前になるとトレーニングを優先して延期し、公開中止になるパターンが多いんすけど、これはヒットしているらしく気まぐれな自分を待っていてくれました。ありがたいチリのカルトコミューン、「コロニア・ディグニダ」を表現したものらしいですね。観たあと知ったんですが笑ここがめちゃ詳しいので読んでみてください。俺は全然知らなかった。↓
2024年4月2日 19:35
「世界サブカルチャー史」というNHKのドキュメンタリーを観て、興味惹かれて今更ながらホアキン•フェニックスの「ジョーカー」を観たが、先日読んだ「絶望死」と相通ずるものを感じた。歴史家アーノルド・トインビーの言葉「文明は他者に殺されるのではなく、自殺する」が引用されている本書だが、アメリカ社会の深刻な分断と病理について、忌憚なく書かれている。「アメリカでは毎年、約6万8000人が薬物の過剰摂
2024年3月31日 20:18
※昔書いた記事の復旧です「ザ・プレデター」とぬかすアホ映画が数年前に公開されたことを記憶されている諸氏がどの程度おられるのか存じませんが、ワタクシはアレ見てプレデターシリーズ全体に対するガッカリ感を強めたのは否めません。あいつらプレデターというよりただのハンターなのよwwwなどとステゴロで喧嘩したこともなさそうなインテリ女科学者に馬鹿にされたワタクシは本当激おこぷんぷん丸でした。つうか
2024年4月1日 10:36
※過去記事の復旧です衝撃度 100緊迫度 100窒息度 100総合得点 95ひゅ~~~い、生きててよかった、、、劇場を後にしながら心からそう思った映画だ。軽い気持ちで観てみたらとんでもない! あやうく「ま、いいかDVDで」と見逃してしまうところだった。こいつは本気でやばい映画だった。なるべく画面がでかくて音の大きい映画館で観て欲しいところだ。2011年7月22日、午後3時
2024年4月2日 06:36
※過去記事の復旧です。過激表現修正版(でも18禁)巷でも散々言われているが同意する。超変態映画。フランスが誇る、ド変態だけど、人間という存在の謎と深淵に切り込みまくりの突撃機甲師団系映画だ。多分サブカル大学生はマストバイ!絶対観るべきだ。この映画を、ベレー帽かぶってるけどメイクは普通な女と並んで観た後に、普通のレストランで普通の飯食って普通のデートできるカップルが羨ましいですな。フレンチホ
2024年4月2日 08:15
※過去記事の復旧ですパスカル・ロジェの新作。6年ぶりだ。アタマのおかしさでは並ぶものなしのフレンチホラー意欲作である。あれこれ説明するより好事家のあいだでは、「マーターズ」の監督のシトと言ったほうがわかりやすいだろう。そう、あの変態だ。「トールマン」は駄作だったがDVDは一度観賞されることをお勧めする。監督本人がインタビューに答える映像が特典として収録されているからだ。目のイったボディ