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セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

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太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
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2021年9月の記事一覧

VTuber戸定梨香さんと、政治-性暴力の問題

戸定梨香さんと全国フェミニスト議連の問題千葉県松戸市のご当地vTuber・戸定梨香(とじょうりんか)さんの件です。

戸定梨香さんとのコラボによる交通安全啓発動画が、全国フェミニズム議員連盟による抗議を受け、千葉県警のYoutubeチャンネルから削除されました。

まだ見ていない人は、まず、一切の先入観をできるかぎり抜いて、動画を見てください。

その上で、全国フェミニスト議員連盟の抗議文を読み、

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女子生徒の制服にスカートではなくスラックスの着用を認めるとどうなる?

女子生徒の制服にスカートではなくスラックスの着用を認めるとどうなる?

フォロー1万人越えの変なTwitterアカウントがツイートした内容が拡散されて1.9万いいねがついていました。
ツイートに共感する声が目立ちましたが、僕は少しモヤっとしたのでその辺を説明します。

まず該当のバズっていたツイートを読み上げます。

職員室で女子生徒のスラックスの制服について、反対派の教員が『女子のスラックスを認めたら男子でスカートを履きたいという生徒が出てきた時に困る』と主張してい

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性的表現には「悪影響がある」か?~その批判方法~

ゆっくりしていってね!!!!

この記事は前回の続きとなる第2弾よ!(未読なら以下の第1弾を読んでからのほうが良いと思うわ!)

【2021年9月24日追記】下記の内容は、一部、第3弾にて修正されています。本記事の本文にも修正は反映されておりますので、このままお読み頂いて差し支えありませんが、第3弾ではより詳細に誤りの内容を論じておりますので、ご一読いただけますと幸いです。【追記終わり】

フェミ

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全国フェミニスト議員連盟による抗議状の超批判的検討

ゆっくりしていってね!!!!

応用化学専攻で修士課程を卒業して、いまも化学系のお仕事を延々やっているケミカル・クラスタのゆっくりよ!

でも、今回扱うテーマは別に化学じゃないわ。

今回は、Vtuberの戸定梨香さんをイメージキャラクターとした松戸警察署の交通安全啓発動画に対し、全国フェミニスト議員連盟(以下、全フェ連)が抗議状を送付した件について話したいと思ってるわ。

戸定梨香さんの問題の動

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釣りタイトル注意:女性を"性的消費"する女性

釣りタイトル注意:女性を"性的消費"する女性

世の女性は男が思うより"女の子"が好き、という話である。実感・実体験として見てきていると、文脈も何も分かっていない人からすると「女が少女を性的消費している」ように見えてしまう場面が現実にあるし、それが当たり前の光景になりつつある。

小学生以下の層をターゲットにした作品の場合、「男女だと男オタクやイケメンキャラ好きの女オタクから叩かれるから、どちらも傷つけない百合要素が好まれる」というのは慧眼かも

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ご当地Vtuber戸定梨香氏の名誉回復のため、全国フェミニスト議員連盟関係者に今一度誠意と常識あるご対応を願います。

ご当地Vtuber戸定梨香氏の名誉回復のため、全国フェミニスト議員連盟関係者に今一度誠意と常識あるご対応を願います。

戸定梨香さんの名誉回復、関係者への支援も兼ねて以下のまとめから自分のツイートを清書・修正し、抗議メールを送ることにしました。
せっかくなのでnoteにも記事として保存します。
https://twitter.com/i/events/1439830786115391489

9/23追記 署名は現在6万筆に届こうとしています。文中の数字は記事執筆時のものです。

2016年「国連女子差別撤廃委員会

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たとえ校則が変わっても、わたしがズボンを履くことはありません。

たとえ校則が変わっても、わたしがズボンを履くことはありません。

わたしは北海道十勝に住む、中学3年生のこだまと言います。
5人家族の長女として生まれ、小さい頃から読書をして過ごしていました。

いまは性別に関係なく制服を選択できるようにするために校則を変える活動を1人でしています。

1, 議論好きの家族から学んだことちょっと変わってるかもしれないけど…
わたしの家族はとにかくさまざまな社会問題をテーマについて話したり、議論したりすることが大好きです。

その

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ヤシノミ作戦開始

ヤシノミ作戦開始

みなさん、はじめまして。ヤシノミ作戦の隊長を務めている青野慶久と申します。2021年10月の衆院選に向けて、ヤシノミ作戦を開始することになり、簡単にご挨拶をさせていただきます。

ヤシノミ作戦とはヤシノミ作戦は、「選択的夫婦別姓」と「同性婚」に賛成しない政治家を落選させる活動です。ホームページはこちらです。→「ヤシノミ作戦」

活動内容各選挙において、「選択的夫婦別姓」と「同性婚」に賛成しない立候

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規範のこと、日本の「女性らしさ」と「良妻賢母」

規範のこと、日本の「女性らしさ」と「良妻賢母」

若い頃、「日本にいるとなぜか肩がこるし、息苦しいよね、なんなんだろうね」という話をよく友達としていました。

エレベーターに乗った時、人とすれ違う時、声の出し方まで、「日本の女性仕草」といのがあって、これが原因なのだろうとは思っていました。例えば、海外で外国人として暮らして感じる疎外感があったとしても、「日本の女性仕草」の息苦しさに比べたらずっとマシだったりすることがあるのです。

今回はこの「日

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なぜ女性不在の政治が続くのか?『女性のいない民主主義』

なぜ女性不在の政治が続くのか?『女性のいない民主主義』

自民党総裁選とその後に続く衆院選で政治は一色となっています。選挙とは競争であり、権力を得るためには闘争して勝たなければなりません。このフォーマット自体が実は男性的であり、女性が参画するにはハードルが高いです。

女性に露骨にマウンティングする高齢政治家「マンスプレイニング」という言葉があります。女性は無知で無能な存在なので説教しなければならないと勘違いしているおっさんのことです。同様に「マンタラプ

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【ニワカ式】フェミニストたちは2回レイプする

【ニワカ式】フェミニストたちは2回レイプする



フェミニストたちは2回レイプする――傷ついたところをファンに応援されて嬉しいよというVTuberに、フェミニストたちは、「アンフェの姫」「すっかりフェミ叩きの道具」「ミソジニストの弾除け」と言い出した。

フェミニストたちは2回レイプする――「戸定梨香の中の人はおっさん」「おっさんが無理して少女のガワかぶってる」と攻撃しているフェミニストに、「いいね」つけていったのが全国フェミ議連の代表者だっ

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お気持ちフェミの正体は【負の感情の連鎖】なんだと思い知ったトンカツ炎上事件

お気持ちフェミの正体は【負の感情の連鎖】なんだと思い知ったトンカツ炎上事件

トンカツ炎上事件私は00年頃から個人サイトをやっており、昔から常に誰かと揉めているようなヤカラで、「脳死」だの「ネットゴロ」だの「狂犬ネットバトラー」だの、ロクなもんじゃない人間として認知されていた。自分で言うのもなんだが、"悪いインターネッツ" の見本的な存在だったように思う。

そんな私は過去に何度も何度もいわゆる炎上を経験しており、今では流石に火が広がる前に食い止める術も、そもそも炎上しない

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「男女共同参画社会の実現をめざす表現ガイドライン」ついて問い合わせです。

「男女共同参画社会の実現をめざす表現ガイドライン」ついて問い合わせです。

大阪府が剣呑なガイドラインを出してきたので、取り急ぎ私個人の立場から問い合わせをした。

先に結論から言う。
これは「公共からひとつの表現(およびその表現者)を排除するための大義名分を既成事実によって作り上げようとする」動きだ。
私はフェミニストとしてこれを断じて受け入れられない。

そして、何度でも問い質そう。

「女性の社会進出めざましい台湾のように、ポップでライトな少女趣味イラスト表現を社会

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