DAMMY, reply poetry
冷たい、電子の先からはじまった独占欲。わたしはとっくのとうに気づいていた。たった、あなただけに繋がった。一つの言葉が狭すぎて、ふたりしか入れなくて、バレバレだった。見せかけでもわからないくらい簡単だ。
でも、わたしたち、ほんものを追いかけただけ。映画の中でだけ生きていたわたしたちにはそれが一番難しかったよね。
わたしの季節が終わるとき、あなたは散るらしい。
あのね、お願い、ひとりにならないで。
嫌いな夏の陽で、嫌いな夏まで咲いていて。
今年の汗を可愛い瓶に集めて、膝の傷を舐