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【読書】 『絶滅動物物語』 (絵/うすくらふみ、 監修/今泉忠明) 小学館 (ビッグコミックス)

『絶滅動物物語』
(絵/うすくらふみ、  監修/今泉忠明)
 小学館 (ビッグコミックス)

あらすじ
人間が無慈悲に絶滅させた動物たちのお話。
ドードー、ステラーカイギュウ、ニホンオオカミ………人間によって絶滅させられた8種の動物や鳥たち。
絶滅に至る経緯と、人間がいったい何をしたか、その所業を描きます。
生きるために食うために、我が先祖の原始人たちが全滅させたマンモスならともかく、本作の動物は、人間の金儲けや貪欲、虚栄心とエゴに因って死に絶えたものばかりです。
絶滅動物を通して、醜悪な人間の心が透けて見えてきます。

 編集者からのおすすめ情報
生きている姿を、もう二度と見ることのできない絶滅動物たち。
万物の霊長だか何だか知らないが、人間様なら動物や鳥を殺し尽くしていいのか!?……という担当編集者の怒りが本作を作らせました。
ベストセラー「ざんねんないきもの事典」の監修者であり、動物絶滅の専門家・今泉忠明氏を監修に迎え、内容に完璧を期しました。

 目次
第1話「ステラーカイギュウ」
第2話「モーリシャス・ドードー」
第3話「アメリカバイソン」
第4話「オオウミガラス」
第5話「ピレネーアイベックス」
第6話「リョコウバト」
第7話「キタシロサイ」
第8話「ニホンオオカミ」
コラム「過去5度の大絶滅と、来たる6度目の大絶滅」今泉忠明

定価1250円(税込)
発売日2022.01.28
判型/頁A5判/176頁
ISBN9784098612758

小学館HPより引用(https://www.shogakukan.co.jp/books/09861275)

書店員さんイチオシのオススメ書籍として紹介されていたコミック。


実在した8種の絶滅動物がいかに残念な最後を遂げたかを漫画でわかりやすく解説した本書。


小学生でも読める構成で解りやすい。
とはいえ、読後、ざっくりとした説明で物足りなさが残る。

小学生が夏休みの自由研究で、本書『絶滅動物物語』をきっかけに図書館で図鑑や専門書で調べるにはぴったりな、そんな書籍でした。

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