あきのび太@50代からのヨーロッパ家族移住

ポルトガル在住。家族4人。まだまだ冒険やチャレンジをしたい人に、少しでも役に立てるよう…

あきのび太@50代からのヨーロッパ家族移住

ポルトガル在住。家族4人。まだまだ冒険やチャレンジをしたい人に、少しでも役に立てるような情報やヨーロッパで感じたことを綴っていきます。

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50代からの家族4人ヨーロッパ移住

「海外移住なんて、なんでもない」 これが、海外移住しようと思った理由。 正確には、「海外移住なんて、なんでもない」と子供たちが思えるように, かな。 他にも細かい理由はたくさんあるけど、一番根底にあるのはそれ。 海外では他の国から仕事に来ることは当たり前 僕自身、2007年ごろから仕事でヨーロッパやアメリカに行く機会が多かったんだけど、 どこのオフィスに行っても特別なことは何もなく、 " Hi " って軽く挨拶して会話が始まる。 1万キロ離れた外国から来ようが、数キロ先

    • 時間ドロボーだらけの日本

      日本に一時帰国して早一ヶ月。 noteの記事を書こう書こうと思いながら日々あっという間に時間が過ぎていく。 ポルトガルにいると、コーヒーを淹れて、 「さて、note書こう」 という時間が普通にある。 日本にいると、それが難しい。 これは一時帰国中だからではないんだよね。 もう帰国中にやらなくてはならないことは大体済ませてある。 なんで?なんでこんなに時間がないの? 端的に言うと全てにおいて、 「選択肢の多さ」 なんじゃないかと思うようになってきた。 何か物を買うとき、

      • 「角を矯めて牛を殺す」子育てにならないために

        角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす) 《牛の曲がっている角をまっすぐに直そうとして、かえって牛を死なせてしまうことから》小さな欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうたとえ。『goo辞書』より "角を矯めて牛を殺す" 僕がついつい子供に否定的なことや小言なんかを言いたくなった時に自分に言い聞かせている諺。 例えば、子供が絵を描くことや音楽など、クリエイティブな活動をすることが好きだとします。しかし、親が学校の成績が気になって、子供に必要以上に勉強を強い

        • 子供の「没頭」の見つけ方

          僕のnoteでは過去に何度も、 「子供が好きなことに没頭する大切さ」 みたいなことを書いてきた。 子供に「寝食を忘れて没頭してしまうぐらい好きなこと」を見つけてほしいと思っている親は多いんじゃないかな。 大人になっても「青い鳥」を探し続けるのはさけたい。ダメではないけど、30代40代になっても自分は何が好きなんだろう・・?なんて思いながら仕事をするのは時間がもったいない。 好きなことに情熱を持って没頭すると、自然と「積み重ね」ができる。 今日明日すぐに出来るものでもない

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        50代からの家族4人ヨーロッパ移住

          子供を海外のインターナショナルスクールへ入れる時に英語力よりも大切なこと。

          先日、Xでこんなポストを見た。 「最低限の英語力が無いと慣れるまでの期間は子供にとって地獄」 「最低限の言語力(英語力)を備えさせてから入れるべき」 それに対して、 「親の海外赴任で海外に行く子は年間何万人もいます、みんなそんな状況になってしまいますが?」 など疑問に思う方がいる一方、 「最低限何を学んでおけば良いでしょうか?」 と、これから赴任する方の心配そうなリプなどがついていました。 このポストをきっかけに考えてみました。 「子供にとっての最低限の英語力とは?」

          子供を海外のインターナショナルスクールへ入れる時に英語力よりも大切なこと。

          「隣の家の教育」は「隣の家の芝生」に似ている。

          なんかほかの家の教育の方が良さそうに見えることってありませんか? ちょっといい学校行ってるとか、成績がいいとか、スポーツや習い事がすごいとか、雑誌とかに出ている人や何かで有名な人の子育てとか、そういう人の子育てって自分より良い子育てをしているんじゃないかって。 自分の経験からすると、そんなこと全然ないなって思う。あ、だからって自分が優れいているってこととかではなくて、みんなそれぞれってこと。 でも正直に言うと、外から見てると「わぁ、とてもしっかり素敵に子育てされてる」っ

          「隣の家の教育」は「隣の家の芝生」に似ている。

          移住1年2ヶ月で子供が抱える英語学習の意外なストレス

          いくつか前の記事で移住から1年経った子供達の英語力について書いた。 1年経過時としては「まあまあこんなもんでしょ」と問題はなかったんだけど、最近英語について次男(14歳)がストレスに感じていることがある。 それは、周りに英語やポルトガル語の上達が遅いと思われていることだ。 学校の先生には、 「英語をもっと頑張りなさい」 と言われ、 テニスコーチにはフランス人のチームメイトとポルトガル語を比較され、「〇〇は一年半でほぼ完璧に話せるようになったぞ」 と言われ・・。 これ

          移住1年2ヶ月で子供が抱える英語学習の意外なストレス

          リスボンで二度目の年越し

          2022年10月末に移住して、約二ヶ月後に迎えた初めの年越しは、エアビーでの仮住まいだったため、文字通り地に足がついていない状況での年越しだった。 あっという間の一年だったようでもあり、初めての年越しを思い出すと遥か昔のことだったようにも感じる。 こちらのニューイヤーは日付が変わると同時に、個人があちこちで花火を上げる。それもかなり本格的なものだ。 元旦の朝、WhatsAppのメッセージで起こされて、確認するとスイスとスウェーデンの友達から「家族は大丈夫?」と。 急い

          14ヶ月ぶりの日本一時帰国で「痛風」に。トホホ・・。

          二週間の日本滞在最終日の前夜、嫌な予感したんですよ。予感っていうか予兆というか、足の親指を曲げたときに「ん?」と違和感が。 今まで4,5回発症しているので知っているんです私、その「違和感」(涙)。翌朝から食材がパンパンに詰まった重量制限MAXのバゲージ3つをリスボンまで運ばなければならないっていうのに・・・。 日本出発の朝はまだ始まりなのでなんとかなりましたが、羽田ーヒースローのフライトの途中から痛みが絶望的になってきました。14時間のフライト中は痛くて痛くて眠れないし、

          14ヶ月ぶりの日本一時帰国で「痛風」に。トホホ・・。

          日本に2週間一時帰国して今日リスボンへ。どこに行ってもすごい品揃えで夢のようでした。「何も無い」があるポルトガルに帰ります。

          日本に2週間一時帰国して今日リスボンへ。どこに行ってもすごい品揃えで夢のようでした。「何も無い」があるポルトガルに帰ります。

          子供の「失敗から学ぶ」と「転ばぬ先の杖」のジレンマ

          「失敗から学ばせる」or「失敗しないよう教える」 この二つの問題は子育てをしていると頻繁に直面する。 「自転車で歩道の縁石を斜めに上がると転ぶよ」 「そんなとこから飛び降りたら足ケガするよ」 「ダンボールのカッターの切り口は手を切るよ」 「コップをもっと奥に置かないとこぼすよ」 「そんなとこに置いといたら踏んづけちゃうよ」 「上着を持っていかないと夕方寒くなるよ」 などなど。 「あぁ、危ない・・」「あ、ほらもうこぼすってば、、」(心の声) その「先回りしたい気持ち」どう

          子供の「失敗から学ぶ」と「転ばぬ先の杖」のジレンマ

          高校生の将来の夢、「安定した毎日を送る」(2023年ソニー生命調べ)

          中学生の将来の夢  男子1位「好きなことを仕事にする」 女子1位「安定した毎日を送る」 高校生の将来の夢  男子女子ともに1位「安定した毎日を送る」 出典:中高生が思い描く将来についての意識調査2023 https://www.sonylife.co.jp/company/news/2023/nr_230725.html#sec6 「安定した毎日を送る」のが " 夢 " なの?! ちょっと待って、この未来を担う世代がみんな「安定した毎日を送る」ことを目指したら「安定し

          高校生の将来の夢、「安定した毎日を送る」(2023年ソニー生命調べ)

          死にかけて良かった :-)

          「来る日も来る日も昨日と同じ今日」 という「今日」が急に崩れることがある。 それを経験すると、 「普通の毎日」がどれだけ幸せなことだったのかと気付かされる。 初めの会社を起こして15,6年目のとき、業績は順調でマレーシアでも起業して、東京では2つ目の会社を起業したその矢先、 僕は自宅で倒れてしまった。 救急車で運ばれて数日は命を落とす可能性がかなりあった。 幸いにも軽度の後遺症のみで回復し、いまでは倒れる前より健康になっていると思う。(余談ですが、面白いですね、人間本

          日本に「ツンデレ」する日本人

          そう、僕もその一人。 少子高齢化なのに子供に厳しくて、増税して税金無駄遣いして、ガラパゴスで、同調圧力ハンパなくて、閉塞感で窒息するわ・・・、日本ホントにヤバい。 ホリエモン、ひろゆき、成田悠輔、中田敦彦、永江一石などのコンテンツで「日本ヤバい!」みたいなコンテンツを観て、 「ほんとにそう!どうかしてるよ日本」 とか言いながら、また別の時には、 国際カップルの家族が日本に旅行したり、移住したりするコンテツや、テレビの外国人インバウンド旅行客が日本を満喫したりリピート

          「道をふさいでいたって気にしない」

          ヨーロッパでは歩道のど真ん中で立ち話をしている人たちによく出くわす。 よけて通れればよけて通るし、狭ければ「すみません」と言ってよけてもらう。 クルマの路駐も「え?、あー、これ駐車してるのね」ってぐらい斜めにオシリ半分ぐらい道路に飛び出して停めていたり(汗)。 フレンドリーな人であれば、肩をポンポンっとして 「ごめんね、ありがとう」 って言って通っていったりする。 これが日本だとどうだろう? (ちっ、邪魔なんだよ考えろよ・・)と心のなかで悪態ついて憤慨してしまう。なんて

          「道をふさいでいたって気にしない」

          モノとサービスであふれかえる日本、モノとサービスが最低限以下のヨーロッパ。

          日本はなぜあんなにモノにあふれて、サービスが過剰と言われるほどに提供されるのか。 一方、ヨーロッパはなぜこんなにモノがなくて、サービスが最低限以下なのか。 ここで言う「サービス」とは、店員さんの愛想が良いと悪いとかの態度のことではなくて、客が支払った金額によって利用できる(享受する)、使用できるコト・モノのことです。 そしてそのサービスには大きく2種類あって、 一つは民間の企業や個人事業者から受けるサービス(マイホームからアパレル、牛丼屋さん、コンビニ等々まで。) もう

          モノとサービスであふれかえる日本、モノとサービスが最低限以下のヨーロッパ。