～ご案内～

あらすじ・相関図・登場人物はコチラ→【総合案内所】【㊗連載小説50話突破】
前話はコチラ→【第59話・このちっぽけな島で】（公式マガジンに選ばれました！）
重要参考話→【第51話・学ぶ人】（まいまい島編開幕）
　　　　　　【第54話・人間を愛したい】（現代のまいまい島民の叫び）
物語の始まり→【第1話・スノーボールアース】　

～前回までのあらすじ～

正義屋養成所襲撃事件からおよそ一年と半年。正義屋養成所の四年生に進級したグティ達は、同じ中央五大国であるまいまい島の首長が変わったことを受け、カルム国の外務大臣がまいまい島へ挨拶に行く護衛を任されていた。まいまい島に着いたグティ達は足に銅の錠を付けた500人ほどの合唱団の歓迎を受け、その際に「人間を愛したい」とカザマに訴えかける12歳の少女・カリオペたちに出会い、この島に強い不信感を覚えたカザマはカリオペと共に行動することを決心した。一方グティ達の向かったジェイルボックスでは『カギュウ』と名乗る集団が民衆の事を追い詰めていた。そして物語は、ベルヴァの一員であったゲイリーがまいまい島に帰還する3002年まで遡る。ゲイリーはそこで自分の母・レブリからまいまい島で起きていた悲惨な現状を聞かされ、ローゾーンの代表になり革命を起こすことを仲間たちにこう宣言した。「みんなでこの島の評価をどん底にしてやろうぜ！！」そう意気込んだゲイリーと仲間たちの戦いが幕を開けようとしていた……。

～まいまい島に関する基本情報～

・まいまい島とカルム国の関係
正義屋養成所の四年生となったグティ達は約65年前に起きた世紀大戦（第42話～第50話）について学び、五神の一人であるコア様がホーク大国に誘拐されている事を知る。当時危機感を持ったカルム国は、世紀対戦の舞台であるスノーボールアイランドに向かい、突如島を覆ったとされている謎の氷を自国に持ち帰り研究を試みた。が、未知の物体をカルム国で研究することの危険性を懸念した政府は、同じ中央大陸連合国のまいまい島にその研究を任せることにした。その研究所こそがジェイルボックスだ。（ハイ・ミドルゾーンに置かれている）

・ゾーン制
まいまい島では古くから厳しい身分制度が取り入れられており、カタツムリの甲羅の形をした山の中腹にあるブルームアーチと呼ばれる立派な門（第56話）を境界線にして、裕福で貴族のような生活を行えるハイゾーンと、貧相な生活を強いられ国の雑用係として生きなくてはならないローゾーン（右足に銅の錠が付いている）の二つに分類されていた。しかし、出入国禁止令によりこのような身分差別の現状が外の世界に公になることはなく、まいまい島＝裕福な国という風に外の国からは思われていた。そのため2990年には、カルム国からジェイルボックスの設置と引き換えに中央五大国の称号を手に入れることとなる。が、ジェイルボックスでの作業は危険が伴うためハイゾーンの人々はそんな仕事を行おうとしない。そこでまいまい島政府はローゾーンの一部の人々を半強制的にジェイルボックスで働かせるミドルゾーン（満足な衣食住を与える代わりに奴隷のようにジェイルボックスで働くことが要求される身分）を設けることにより、今日まで何事もなく国の威厳を保っていた。

～登場人物～

グティレス・ヒカル
年齢　16歳　（正義屋養成所4年生）
10歳の頃は大人しく穏やかな性格だったが、夢の中で出会った狼の話を聞き『正義』について疑問を抱くようになる。そしてその直後のデパートでの事件を経て自分の『正義』を見つけ、祖父の勧めから正義屋養成所に入学することを決意した。しかし、そのデパート事件で怒りを制御できなくなる病を患ってしまい、もしも怒りの感情を覚えたときグティの体は狼に変貌してしまう……。

ゲイリー
年齢　28歳（ベルヴァ創設メンバー）
まいまい島で生まれ育ったゲイリーは10歳の時にオノフリオやフレディに口説かれ違法である出国を果たし、彼ら共にベルヴァを創設した。しかし、15年が経ち音沙汰のない祖国を心配してまいまい島へ帰還しすることに決める。とにかくポジティブな男で、喧嘩は嫌いだが戦いは好きだといつも話しているちょっぴり変わった男。カリオペの父。この男の過去と未来はいかに……。

カリオペ
年齢　当時１歳
まいまい島の海辺でグティ達と出会った謎の少女。カザマに泣きながら訴えかけた「人間を愛したい」という言葉にはどんな意味が隠されているのか。語尾が特徴的。

エスカルゴ
年齢　40歳
まいまい島唯一のスキンヘッドの男。ゲイリーとはどこか親しげだが、その態度がほかの仲間たちからは気に入られてないようで……。

マーガレット
年齢　不明
ゲイリーの妻。

ー本編－　60.碧海の戦士

3005年　まいまい島（ローゾーン）
「カリオペ、一歳のお誕生日おめでとう！」
今にも突き抜けそうなミシミシと音を上げる木の床に、空いた穴を隠すべくやたらと張り付けてある数年前のカレンダーたち。一度真上に持ち上げなければびくともしない、ひびの入ったガラス張りの引き戸などと、絵に描いたような『ぼろ屋敷』からそんな楽しげな声が溢れ出した。前日までは見向きもされなかったこの海辺の古民家になぜこれほどまでに人が集まったのか、それはこの家の大黒柱であり、まいまい島のローゾーン代表でもあるゲイリーの息子・カリオペの二回目の誕生日が訪れたからだった。
「おぉ、みんなありがとちゃん！」
家の隅に押し込まれたゲイリーとカリオペを抱えるマーガレットは突然の襲来に目を丸くしながらも、手渡された赤や青の花束を天に掲げ頭を下げた。人に誕生日を祝われた記憶のないゲイリーは少々カリオペに嫉妬し顔を覗き込んだが、その愛らしいわが娘の笑顔にその感情はおろか自らが祝われているような気になりつい、
「いやー、本当にうれしいわぁ！」
と再び皆の方を向き声にしてしまう。
「あんたにじゃないさ、ゲイリーさん」
案の定笑い声に紛れそんなツッコミが聞こえてくるが、彼は気にしない。ゲイリーは父という久しぶりの感触をただひたすらに味わっていたかったのだ。マーガレットの腕の内からカリオペを奪い、花束をその小さな手に持たせようと挑戦していると、耳元で自分の名を呼ぶ声が聞こえた。
「どうした？マーガレット」
我が子との戯れに混ざりたいのか。そんな風に彼女の腹を探っていると、マーガレットは静かに祝ってくれた島民を指さした。
「みんな……」
ゲイリーは自らが父とは別に重要な立場であることを思い出し、我に返った。先ほどまでカリオペの事をにこやかに祝っていた彼らは、錆びついた銅の錠を付けた右足を立ててゲイリーに頭を下げていたのだ。
「ゲイリーさん」
先頭でしゃがんでいたスキンヘッドの男の脳天から声がした。この島でこの髪形をしている者など一人しかいないため、顔を見なくてもその人物はすぐに分かった。
「エスカルゴさん……みんな、顔を上げてくれい。もちろん準備はできているわぁ。今夜俺たちカギュウはこの島をひっくり返す計画を実行する。これから、改めて計画を確認しようとおもんだが、ここにいるみんなはもう決心がついたんだろうな」
ゲイリーの声が止むと、皆は一斉に首を縦に振りゲイリーの目の奥を見つめた。
「ようし、じゃあ説明しよう。もう、ここにいる誰も引き返せないな。みんな極悪人さ」
ゲイリーはドンと木の床に座り込み胡坐をかくと、一人一人の顔をじろじろと見渡す。そして、何を思ったかカリオペを抱いた反対の手で地面をバンバンとたたき、心配になるくらいの勢いで洪笑した。
「大将がそんなんだと困るんだけどなぁ」
笑った拍子に出る唾液を真正面で食らったエスカルゴのその一言を皮切りに皆は一斉に笑い出した。先ほども出てきた『カギュウ』とは、三年前にゲイリーがローゾーンの代表になったのと同時に創設されたまいまい島の革命集団である。彼らの目的はゾーン制の完全撤廃及び、ジェイルボックスの回収であり、カギュウのボスであるゲイリーの意向の元基本的に全面的な武力衝突は望んでいない。では、どうするのか。という話なのだが、楽しそうに笑っている仲間たちを見ているとゲイリーは中々その内容を話せずにいた。

　　　　　　　　　　　　　　◇

夕暮れの終わり。三年前、このまいまい島に戻ってきたときも同じ方角に太陽は沈んでいた。そう、あの日以来だ。これほどまでに大人数がこの海辺にやってきたのは。ゲイリーとマーガレットの後ろには一つの炎を囲み数百人のカギュウのメンバーが同じ方角につま先をそろえていた。
「ゲイリー、とうとうね」
眠っているカリオペを背中に背負ったマーガレットは半分になった太陽を見つめそう呟く。反対にゲイリーは月の昇ってくる海の方を望見し、
「あぁ……長い旅になるだろうからカリオペを頼んだよ」
と相槌をうった。砂浜から伝わってくる静かな熱気と、海の向こうから吹いてくる潮風の冷たさが混ざり合い彼らの心をかき乱していく。それでも、誰一人として怖気づくことはなかった。今の彼らにはゲイリーが付いているのだから。西の日が完全に沈み、まいまい島に夜が訪れた。それを合図に、ゲイリーの後ろで強張った顔を作っていた仲間たちがゆっくりと海へと歩き出し、三年間コツコツと作っていた手作りの船に各々が乗り込んでいく。
「それじゃあ行くわ。次会う時にはお前の兄貴を連れてきてやるから、まってろよ」
ゲイリーはすやすやと眠りにつくカリオペの頬を優しくなでると、その額に自らの唇をそっと付けた。言葉にはできない赤ん坊独特の香りがゲイリーをすぐには離そうとしない。が、決意を固めた仲間の前で今更別れが惜しいなど言えるはずもなく、ゲイリーは何も言わず体の向きを海へと向けると、戦いの海へと一歩ずつ進んでいく。足に伝わるサラサラな砂の肌触りがどこかを境に湿った泥へと変わり、またあるところを境にしてゲイリーの足は冷酷で無感情な海水に覆われた。
「……エスカルゴはどうした？」
今にも壊れそうな木のいかだに何とか乗り込んだゲイリーは気がかりだったことを隣の青年に尋ねてみる。
「さぁ、見当たりませんね。そんな事よりも、今は指揮を」
そんな事よりも、と言われ少しばかり癪に障るも、エスカルゴの普段の不人気を思い出すとその言葉づかいにも合点がいった。ゲイリーは気を取り直し、不安定ないかだの上に立ち上がると、使い込んだ木刀を青黒い夜空へと掲げ、
「いまから作戦を開始する！みんな、どの大陸でもどんな小国でもいいさ。とにかく生き残りたどり着いた先でこの島の現状を、今まで蓄えてきたありとあらゆる不満をすべてぶちまけてこい！この際あることない事でも構うまい。是が非でもこの島の評価を下げ、この島の本性を、人間を愛せなくなった俺たちの過去を一人でも多くの人間にぶつけるんだ。世界各国でそんなことが起きれば、こんなちっぽけな島の悪事なんて一瞬にして知れ渡る。そうして俺たちの望む、平等な世界がこの島に戻ったら、またみんなでありったけの酒を浴びようぜ！！」
と言い放った。いつもは波のあるこの海もこの時ばかりはゲイリー達に味方した。それだけではない。つい先ほどまで吹いていた風の方向が真逆に変わり、島から海へとこれまでにないほどの突風が辺り一面に漂ったのだ。ゲイリーの演説が終わったころには、数百隻の小型船は風にあおられ海に散らばっていた。空間が震えるくらいの大声を至る所で上げながら。
「ゲイリーさん！既に前方に見える三隻の監視船に見つかった模様です！」
隣で多少立派に仕上げられた船に乗る青年は、少し先で大砲の砲撃準備をしている小型の鉄船に向けて人差し指を向けた。
「もうばれたのかよ。小さいくせに俺らの船とはまるで性能が違うな。とにかく、この国の領海は五海里だ。死ぬ気で進め」
「死ぬ気でって、あいつらがいたら僕らひとたまりもないですよ！」
「そんな事、俺が考えてないと思ったのか、兄ちゃん？」
ゲイリーは月光に照らされた白い歯を出し不気味な笑顔を浮かべて見せると、穴の開いた皺だらけの小汚い服を海に投げ捨てる。
「潮風はいいなぁ」
暗闇の海の中、鍛え上げられた筋肉を大海原に晒すと、口を大きく膨らませ備えておいた木刀を手に握ったまま静かで冷え切った海中へと潜っていった。
「ゲ、ゲイリーさん！」
光がないためすぐにゲイリーを見失った青年が次にその姿を確認したのは、敵船のライトに灯されながらも船によじ登っている時だった。この間一分足らず。ゲイリーの辞書には『忍び込む』という言葉は存在しないらしく、荒々しく敵船の甲板に身を乗り出した。しかし、これも不思議なもので、監視員の男たちは敵が夜の海の中を泳いでやって来るわけないと浅慮な考えをしていたらしく、久しく使ってこなかった砲弾の投入に夢中になっていた。そう、彼らは未だにゲイリーの存在に全くと言ってもいいほど気づいていなかったのだ。
「砲弾の入れ方がわかんないようだなぁ兄ちゃん」
ゲイリーはずぶ濡れの左手を親し気に男の肩に回すと、
「俺でよかったら教えてやるけど」
と声色を低くして、想像した上司になりきってみる。お察しの通りこの男は果てしないほど能天気である。だが困ったことに、この親切な言葉に「本当ですか、ぜひ」と答えてしまうのだから、相手方も相当のものだ。姿は見せずに背後から装填手順を事細かに教えていき、あとは標準を定めるのみとなった時、ようやく謎の上司Aの存在を疑問に思った監視員の一人が腰に巻いていた拳銃をゲイリーのはだけた上半身に突きつけた。
「よ、よ、よくも僕たちを騙しましたね」
「騙したっつうか、勝手に兄ちゃんたちが騙されてくれたというか」
「うるさい！両手を上げて降伏しろ！」
船内に乗った監視員、いやポンコツは延べ五名。ゲイリーは頭をポリポリと掻きながら両手を上にあげようとした次の瞬間、右手に持った木刀を取り囲んだ五人の男に向けて力いっぱい振り回した。
「うあぁああああ！！」
男たちはたった一撃で壁や窓に弾き飛ばされ、白目を引ん剝いたかと思えばそれからピクリとも動かなくなってしまった。敵ながらずさんな仕事ぶりに呆れたゲイリーはため息をつくと、
「これだから平和ボケした国はダメなんだよなぁ」
と手慣れた手つきで船の操縦かんを握りしめ、懸命にオールをこぎ続ける仲間を横目に、砲撃を始めようとしていた二隻目の監視船の背後に周り込むと思いっきりレバーを手前に引き込んだ。
ドーーーーン
案の定こちらも警戒を全くしていなかった様子で、ゲイリーの砲撃をまともに食らうと炎を上げながら海底に引きずり込まれていった。
「ミスったなぁ、二発目以降の玉の在りかを聞いてから倒すんだったなぁ」
ゲイリーは一向に起きようとしない、監視員の肩を思いっきり揺さぶり反応がないことを確認すると、
「この船、みんなで乗りな」
と近くを彷徨っていた仲間に明け渡し、三隻目へと泳いで行ってしまった。三隻目は東の方角に浮かんでおり、既にカギュウの仲間たちに向けて砲撃を開始していた。手作りの小さな船に対しても容赦のない砲弾がぶつかると、巨大な炎や爆風と共に海が跳ね上がり一気に緊張感を高めていく。避けるすべのない者たちは次々と海の中へと飛び込み、戦線から離脱しようとするがこの男だけは他と違った。ゲイリーはまたもや船によじ登ると、その存在に気が付いた監視員の頭に目掛けて木刀を振り下ろした。
「うががああああ」
一つの悲鳴で事の重大さに気づいた、別の監視員もゲイリーの背中を取り拳銃で射抜こうとするも、引き金を引く前に意識を持っていかれる。そうして五人ほど軽く倒すと、船内から筋肉質の男がマシンガンを構えながらゲイリーの目の前に姿を現した。
「筋肉ムキムキなくせに、そんな物騒なもの使うのかよ兄ちゃん。何のためのマッスルだい？」
「なめるなよ！！」
ゲイリーは強敵の登場に素直に喜んだだけなのだが、その発言は火に油を注いだようで男はゲイリー目掛けて引き金を引き続けた。ダダダダダダ。これまでとは圧倒的に異なるマシンガンの脅威はゲイリーを着実に船の甲板まで追い込んでいった。木刀では対抗できないと察したゲイリーは射線に入らないように隠れながら、甲板に置いてあった食料物資箱の後ろに隠れ込み、
「こっちだぞ、アホ面！」
とわかりやすい挑発を行う。もちろん、武器の有利をもった普通の人間はこんな挑発にも乗らずに、確実に仕留めるのが利口だが、この男は特別短気だったようで、
「何だと！！」
と頭に血を上らせ遮蔽物の裏へ回り込みマシンガンを構えた。が、その姿は見当たらない。甲板の先に追い込んだはずなのだが、なぜだ。男はあらゆる可能性を脳裏に巡らせ、ダメもとで海の中を見つめてみた次の瞬間、案の定海底で潜んでいたゲイリーはトビウオのごとく体を宙に浮かせ勢いよく男の頭に木刀を振りかぶった。
ドンッ
鈍い音と同時に男は頭から血を流し、食料物資の箱に情けなく倒れこんだ。
「俺の勝ちだな、兄ちゃん」
ゲイリーはズボンに巻き付けていた手ぬぐいを男の頭に乗せると、転がっている果物を口に運びながらゆっくりと操縦席へと歩いていこうと左足を空に持ち上げた、その時だった。ゲイリーの右足でカチャと何かがはまった音がなり、視界を足元に落とすとその足には金の錠がいつの間にか巻き付いていた。
「金の錠。ホーク大国からの特注品だよ。値段がそれなりにする代わりに、重さは半端じゃない。並の人間なら持ち上がりもしないが、ゲイリーさんならどうかな」
「嘘だろ？！」
ゲイリーは生唾を飲み込んだ。そして、荒れてゆく呼吸を落ち着けようと胸をなだめるが、一向に落ち着かない。ゲイリーはゾクゾクする奇妙な胸騒ぎと、遅れてやってくる沸々とわいてくる怒りの感情に目の前が真っ黒になった。そう、ゲイリーの右足に金の錠を巻き、あざ笑うようなその眼で己を見つめる男こそ、カギュウの一員であったはずのエスカルゴだった。

　　　　　To be continued……　　　　　　　　第61話・紅と瑠璃
ホーク大国と関りを持つエスカルゴ。ゲイリーの運命やいかに……2024年4月14日（日）夜・投稿予定！！今回は60話という事で気合を入れて5000文字を超える巨大スケールでした。やっぱり戦闘シーンは難しいけれど書いていて楽しいですね。次回はもっと激しいのでお楽しみに！！そして、改めて60話も連載小説【正義屋グティ】を応援してくださりありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします！