後藤健夫

コラムニスト・教育ジャーナリスト  南山大学卒業。
執筆活動の傍ら、大学募集広報や学習…

後藤健夫

コラムニスト・教育ジャーナリスト  南山大学卒業。
執筆活動の傍ら、大学募集広報や学習支援産業の活動支援、高校の大学進学支援、「探究学習」のカリキュラム・教材開発、授業改善、地域の教育活動の改善等にも従事。日本経済新聞等に連載コラムを執筆。教員研修、講演、多数。

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記事一覧

モデレーター

最近は、パネルディスカッションのモデレーターを務めることが多くなってきた。 モデレーターはパネリストにどんなことを話してもらおうかをある程度考えておく必要がある…

後藤健夫
3か月前
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2・3月はイベントが目白押し

(随時更新) 2月18日(終了) 「未来の教育を考える会」参加(新宿) ☆オンライン配信あり 2月23日(終了) 13時〜15時 FC今治 パネルディスカッション・モデレータ…

後藤健夫
3か月前
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本を出します

ついに出ます! 東京女子学園の奇跡を語った本。 高校の合格実績をあげたいのであれば、読んでおきたい本です。 僕は まえがき 生徒を「大きなお世話」から解き放て あと…

後藤健夫
5か月前
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3つの対象が異なる講演をほぼ同じスライドで展開する。

先週水曜日に、ある高校で教員研修、そして、昨日は高校生向けに講演。さらに今日は高等教育機関の教員向け研修で講演。 いずれもほぼ同じスライドを利用して展開。 話す…

後藤健夫
1年前
5

編集部から届いた

5月1日に発売される、小坂井敏晶さんの新著『矛盾と創造——自らの問いを解くための方法論』を、ひと足早く、送っていただいた。 実は、かなり早い段階の草稿を小坂井さん…

後藤健夫
1年前

「メタ学び」をイメージしやすくするための本

セオリー・オブ・ナレッジ―世界が認めた『知の理論』 単行本 – 2016/1/10 Sue Bastian Julian Kitching Ric Sims 後藤健夫  大山 智子 <絶版> 学習設計マニ…

後藤健夫
1年前

3月29日放送「ホンマでっか⁈TV」に出演

「ホンマでっか⁈TV」に出ることになりました。

後藤健夫
1年前
1

明けましておめでとうございます

旧年中はお世話になり、ありがとうございました。 仕事始めは、表向きは1月5日に某町教育委員会に講演を聴きに行くことなのですが、1月12日公開予定のダイヤモンドオンラ…

後藤健夫
1年前
5

短期集中連載、始まりました。

2030年頃の大学入試を、教育全体を俯瞰しながら課題を指摘しつつ、5週にわたって説いていきます。

後藤健夫
1年前
1

探究学習で役立ちそうな本

あまり界隈で知られていないもので読みやすく役に立ちそうなものをいくつか挙げておきます。 『心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術』(海保博之 ブルーバック…

後藤健夫
1年前
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連載コラムを始めました

VIEW next online 「教育イノベーション」のサイトにて、特集「教育「大人たちのアンラーニング」のススメ」の連載を始めました。 連載はこちらの「大局観で教育を考える…

後藤健夫
1年前
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今回の講演で嬉しかったこと

「今回の講演は20年前の指導要領で実現されるべき話だったんですよね。私は当時から総合的な学習の時間を実践しています。いつ大学入試は変わってくれるのですか? 私が教…

後藤健夫
2年前
5

「探究」はうまくいくのか ー2030年の教育を作る挑戦

2022年1月11日 19時から 公開対話を行います。 詳細は下記より。 https://www.craft.do/s/3jSn7qalmjH869

後藤健夫
2年前
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地方大学は解くべき「問い」の整理を求められている

教育は、AIの進化により、これまでの「教える」から「学ぶ」に主体が変わります。「学習者主体」です。 学習者を教えることに主体とした学習、つまり、受動的な学習ではコ…

後藤健夫
2年前
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日本アクティブ・ラーニング学会チャレンジ教育部会研究会開催にあたって

8月23日20時から22時に、下記の会合にて、問題提起のための講演をすることになっていましたが、開催の趣旨に鑑みて、講演をすることをやめました。(会合はZOOMによるオン…

後藤健夫
2年前
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ライフイズテックが研修プログラムを用意していますよ。

#日経COMEMO #NIKKEI

後藤健夫
2年前
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モデレーター

モデレーター

最近は、パネルディスカッションのモデレーターを務めることが多くなってきた。
モデレーターはパネリストにどんなことを話してもらおうかをある程度考えておく必要があるケースが多い。
一方で、パネリストでの登壇の時はこれを言ってやろうと身構えることも多い。

意外とモデレーターは準備が多い。
どんな考えをする人か、どんな背景がある人か、どんなこだわりがある人か、そんなことを考えながらイメージを作る。

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2・3月はイベントが目白押し

2・3月はイベントが目白押し

(随時更新)

2月18日(終了)
「未来の教育を考える会」参加(新宿)
☆オンライン配信あり

2月23日(終了)
13時〜15時 FC今治 パネルディスカッション・モデレーター(ハービスOSAKA B2 ハービスホール)
☆オンライン配信あり ★交流会あり(会場参加者のみ)

日刊スポーツ

3月2日<受付中>
14時〜16時 藤原亮治さんと「探究」ついての対話(神保町 日本出版クラブ)
☆オ

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本を出します

本を出します

ついに出ます!
東京女子学園の奇跡を語った本。
高校の合格実績をあげたいのであれば、読んでおきたい本です。

僕は
まえがき 生徒を「大きなお世話」から解き放て
あとがき 「なんちゃって探究」で終わらせない
を執筆。

本当は、それぞれ2、3ページ書くつもりだったが、「まえがき」3ページ、「あとがき」15ページと、それなりのボリュームで書いています。

信じることから始まる探究活動のすすめ: 邪魔

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3つの対象が異なる講演をほぼ同じスライドで展開する。

3つの対象が異なる講演をほぼ同じスライドで展開する。

先週水曜日に、ある高校で教員研修、そして、昨日は高校生向けに講演。さらに今日は高等教育機関の教員向け研修で講演。
いずれもほぼ同じスライドを利用して展開。

話す対象は変われども講演は変わらない。

いまは、まさに教育の転換期なのだ。
教える側も学ぶ側も、転換する。

編集部から届いた

編集部から届いた

5月1日に発売される、小坂井敏晶さんの新著『矛盾と創造——自らの問いを解くための方法論』を、ひと足早く、送っていただいた。
実は、かなり早い段階の草稿を小坂井さんからいただいて、読んでいるが、かなり手直しをしたと聞いている。
忙しくて、いまは読めないが、もう少し暇になったら、あらためてじっくりと読んでみたい。

小坂井敏晶さんが、これまで出した著作を振り返りながら、新たな「宿題」を見いだしていく。

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「メタ学び」をイメージしやすくするための本

「メタ学び」をイメージしやすくするための本

セオリー・オブ・ナレッジ―世界が認めた『知の理論』 単行本 – 2016/1/10 Sue Bastian Julian Kitching Ric Sims 後藤健夫  大山 智子 <絶版>

学習設計マニュアル: 「おとな」になるためのインストラクショナルデザイン 単行本(ソフトカバー) – 2018/3/28 鈴木克明、美馬のゆり

未来のための探究的道徳 「問い」にこだわり知を深

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3月29日放送「ホンマでっか⁈TV」に出演

3月29日放送「ホンマでっか⁈TV」に出演

「ホンマでっか⁈TV」に出ることになりました。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

旧年中はお世話になり、ありがとうございました。

仕事始めは、表向きは1月5日に某町教育委員会に講演を聴きに行くことなのですが、1月12日公開予定のダイヤモンドオンラインの原稿を書けておらず、箱根駅伝を横目で見ながら書こうかなと思っております。

あっ、1月5日早朝に、ダイヤモンドオンライン短期連載第6回が公開されます。もう既になにを書いたかを思い出せませんが、どうぞお楽しみに。連載は今月中は続く

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短期集中連載、始まりました。

短期集中連載、始まりました。

2030年頃の大学入試を、教育全体を俯瞰しながら課題を指摘しつつ、5週にわたって説いていきます。

探究学習で役立ちそうな本

探究学習で役立ちそうな本

あまり界隈で知られていないもので読みやすく役に立ちそうなものをいくつか挙げておきます。

『心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術』(海保博之 ブルーバックス)
『上手に考えるレッスン 思考の教室』(戸田山和久 NHK出版)
『自分の<ことば>をつくる』(細川英雄 講談社新書)
『言葉のズレと共感幻想』(細谷功 佐渡島陽平 dZERO)
『「わかりあえない」を超える』(マーシャル・B・ローゼ

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連載コラムを始めました

連載コラムを始めました

VIEW next online 「教育イノベーション」のサイトにて、特集「教育「大人たちのアンラーニング」のススメ」の連載を始めました。

連載はこちらの「大局観で教育を考える」と合わせて、いまは2本です。

また、不定期でダイヤモンド・オンラインでも、記事を執筆したり対談をしたりしております。

今回の講演で嬉しかったこと

今回の講演で嬉しかったこと

「今回の講演は20年前の指導要領で実現されるべき話だったんですよね。私は当時から総合的な学習の時間を実践しています。いつ大学入試は変わってくれるのですか? 私が教えたことを中学、高校で継続させるためには大学が変わってくれないと困るんです」

こんな意見をもらった。

同志発見!

これまで6、7年くらい同じような話をしているのだけど、こんなストレートな指摘は初めて。
教員を20年、30年やってい

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地方大学は解くべき「問い」の整理を求められている

地方大学は解くべき「問い」の整理を求められている

教育は、AIの進化により、これまでの「教える」から「学ぶ」に主体が変わります。「学習者主体」です。
学習者を教えることに主体とした学習、つまり、受動的な学習ではコンピュータには勝てないからです。
その潮流を表すキーワードは「脱・正解主義」「脱・自前主義」「脱・予定調和」「脱・一律一斉」です。
さらに、これらを日本の地方大学について考えると「デジタル」「標準化」「実質化」を求めていくことになります。

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日本アクティブ・ラーニング学会チャレンジ教育部会研究会開催にあたって

日本アクティブ・ラーニング学会チャレンジ教育部会研究会開催にあたって

8月23日20時から22時に、下記の会合にて、問題提起のための講演をすることになっていましたが、開催の趣旨に鑑みて、講演をすることをやめました。(会合はZOOMによるオンラインでの開催になります)

限られた時間の中で、少しでも長くディスカッションをすることが、今回の開催趣旨に沿うことだろうと考えました。

ただ、頼まれた講演をキャンセルすることはあまりにも無責任です。
ですから、参加者のみなさん

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