マガジンのカバー画像

創作

7
運営しているクリエイター

記事一覧

私が持つとこのサイズ感(文庫本)

私が持つとこのサイズ感(文庫本)

(昨日の記事とふんわり繋がってます)

人生は選択の連続だ。
私はもちろん、障害者雇用で会社員を目指しても良い。

以前は、そもそも自信が無さすぎて「普通」の「会社員」なんて自分には出来ないと思っていた。毎日同じ時間に同じ場所に通って同じ仕事をするなんて。私には向かない、と。
向き不向きで言うと確かに、向いてはいないだろう。
しかし「出来ない」こともないのではないか。最近はそう思う。恐らく、やれば

もっとみる
うつと生きる

うつと生きる

 2021年、私は相変わらずうつの真っ只中だった。
 15歳。中学生の時から、うつだった。

 身体中が重い。両手足首に鉛がくくりつけられている様だった。全身がだるくて、身体を縦にしていられない。そして四六時中、眠い。

 高校生の頃から、ろくに学校に通うことが出来なかった。勉強が好きで進学校に通っていたのに、文字を追う集中力も無くなり勉強は全く出来なかった。通学で使う電車に飛び降りないようにする

もっとみる
エッセイ文庫本も完成!!!

エッセイ文庫本も完成!!!

いやー、くどいくらいにSNSを更新しています。英と書いてはなぶさです。

文庫本が完成しました!!!
中学生から躁うつで苦しんでいるけれど
笑顔で楽しく生きている人間のエッセイです。

25日金曜日、マルシェイベントで販売いたします。
通販も大丈夫ですので、ご連絡ください。

調子に乗って、動画も作りました!
各SNS投稿を頑張ったので、良かったらチェックお願いします。

自己をコントロールする方法は、知っておいたほうが良い。

自己をコントロールする方法は、知っておいたほうが良い。

 ある日、私は機嫌が悪かった。起きたら家に知らない人がいた。電気工事士とでもいうのだろうか、二人の男性だ。そんな人が来るなど、聞いていなかった。
 悪いことに、同居人は全員出払うという。年頃の娘を知らない男たちと残すことに、躊躇してほしかった。

 気分だか機嫌だか知らないが、とにかく調子が悪かった。寝起きのスエット姿で憮然としていた。髪もぼさぼさだっただろう。勿論、化粧なんてしているわけもない。

もっとみる
治るのが困難、とは、治らない、ではない。

治るのが困難、とは、治らない、ではない。

 朝、起きようとした途端、身体の異常に気付く。脚が、重い。何か重い棒が身体についている。脚ではなく、いうことを聞かない棒だ。

「久しぶりだな」

思わず、声が出た。少しかすれた、喉の奥に引っ掛かりがあるような声だ。

 肩も首も、何もかもが痛い。腕を回したり、首を回したりして、少しでも痛みや重みを、軽くしようとする。さほど変わらない。足の裏も痛い。恐らくこれは、身体の疲れだ。記憶にある、精神由来

もっとみる
オリジナル作品「青春の決意」

オリジナル作品「青春の決意」

 春爛漫。そんな言葉がよく似合う。桜の花びらが舞う正門。新しい制服を着た生徒たちがたくさんいる。

 加藤愛は、中学入学のタイミングで丁度、引っ越してきた。知らぬ者たちばかりの入学式。これを機に、自分の嫌なことはしない、そう決めてきた。陰口などは、最も嫌いな行為だ。絶対にしてやるものか。

 「明日から早速授業だから。忘れ物無いようにねー」

担任の間延びした声を聞きながら、立ち上がる。もうすでに

もっとみる
オリジナルストーリーの朗読

オリジナルストーリーの朗読

ひとまず……とりあえず…………

「陰口は言わないと決意した主人公が、そのために仲間外れにされながらも友情を紡いでいって、間違っていなかったと再決意する話」

オリジナル創作ショートストーリー、的な物語を朗読して、スタエフに投稿しました。

上記「」から、スタエフにリンク貼っています。

よろしければ聞いてみてください。

伸びしろしか無いですから(笑)

これから頑張ります。どんどん書いて、どん

もっとみる