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子宮体がんになって考えた

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2020年に子宮体がんの手術を受けました。基礎疾患に1型糖尿病を抱えているため、その後の抗がん剤治療では想像もしなかった合併症を経験することになったのです。不屈の闘志で生きる、初… もっと読む
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子宮体がんになって考えた~「閉経」の話をしよう

【はじめに~子宮体がんになって考えた】 私は報道番組で「がん企画」を担当する度に ~がんの…

腹巻き猫
2年前
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2020年 子宮体がんみつかる

東京五輪が開催されるはずだった2020年。1月に私は子宮体がんと診断されました。女性の40~…

腹巻き猫
2年前

がんは「いい面構え」をしていた

がん告知 2020年2月27日「がん告知」は拍子抜けするほど明るく前向きでドラマで見るような…

腹巻き猫
2年前
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生と性と姓 “SAY”の問題

家族への告白最初にがんを疑い受診した時から、いつどの段階で家族に話すべきか、本当に迷いま…

腹巻き猫
2年前
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コロナ禍でのがん手術

2020年3月に子宮体がんの手術を受けてしばらく仕事を休職することになった私は、職場の同僚た…

腹巻き猫
2年前
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抗がん剤治療VSコロナ感染対策

基礎疾患を抱えて2020年3月私は子宮体がんの手術を受けました。その一か月後に病理検査の結果…

腹巻き猫
2年前
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鼻毛とまつげとスキンヘッド

鼻毛は最強のウイルス防御である 2020年3月に子宮体がんで手術を受け5月から抗がん剤の投与を始めました。 基礎疾患に1型糖尿病を抱え、次々と合併症に見舞われる初老女の闘病記です。 一度点滴を打つと2週間は体を起こすのも辛く、ほぼ寝たきりの状態が続きます。副作用ですっかり鼻毛とまつ毛が抜けてしまいとても困っています。 エアコンの風が直接鼻の奥を直撃し喉まで一直線。ホコリも直接入り朝は喉がカラカラで咳き込んでしまいます。まつ毛もないので目にゴミが入ってゴロゴロ痛い。 1日中ステ

自分らしく生きること

抗がん剤を打って3週目抗がん剤を打って1週目、頭皮にピリピリと痛みが走りその後突っ張るよ…

腹巻き猫
2年前
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ハラマキスト3週間の闘い

寝たきり2週間、筋トレ1週間2020年3月に子宮体がんの手術のあと、抗がん剤の副作用で寝…

腹巻き猫
2年前
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後半戦の過酷なダメージ

真夜中の絶叫ついに来た、抜けてきた。 髪の毛がゴッソリ抜けた。 全部抜けてしまえば楽になる…

腹巻き猫
2年前

最終ラウンドでまさかのダウン

たばこの煙 ある朝私は布団の上であぐらをかくと、たばこに火をつけました。口いっぱいに煙を…

腹巻き猫
2年前
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がんサバイバー初めの一歩

命に関わる病の選別毎年秋に行われる「ピンクリボン運動」のスマイルウォーク(乳がん早期発見…

腹巻き猫
2年前
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やさしいお尻ケア 抗がん剤治療を乗り越える

まもなく子宮体がんの手術をしてから2年がたちます。抗がん剤によるダメージがまだ少し残って…

腹巻き猫
2年前

抗がん剤 気になる汗と匂い 帽子の肌感覚リポート

私は帽子を色々買って触感を試しているうちに、頭の汗と匂いを吸い取る役割の大きさに気付きました。 医療用の帽子は病院内の売店などでも売っていて、意外と種類も豊富です。 その多くは、皮膚にやさしいとされるオーガニックコットンを使っています。免疫力が低下している皮膚に刺激が少なく、肌触りが柔らかいのですが、厳選されたオーガニック素材は値段もそれなりにします。 店頭で購入する場合はサンプルが展示されていて触ることができますが、自分の頭で直接スリスリして触感を確かめたい…でも出来ませ