その場所には、いい人もいい人というにはややこしい人間臭すぎる人も居て。だから笑ったり怒ったり、悩んだり笑ったりの、”私たちの場所”。 医療記者がイタリアン店のバイトとなり綴った『今日もレストランの灯りに』(岩永直子)を読みました。 ツッコんだり、一緒に悩んだり、“生きること”。
誰かを大事に大事に思う言葉って、ものすごくあたたかい。力強い。でもやわらかい。語呂が悪くても、オチがなくてもそんなことどうでもいい。ただまっすぐなその視線も、息づかいも、ちょっと語尾が乱暴になるその言葉づかいだって、想いあればこそだから。伝わる。そういうのってちゃんと伝わる。