作家性

僕が漫画を仕事にするにあたって苦労したこと 【方向性|自分の漫画の意義】

前回の記事では、僕がイラストを仕事にするにあたって苦労したことについて書きましたが、今回は漫画を仕事にするにあたって苦労したことについて書きたいと思います。

僕の漫画を通して僕のことを知ってくださった方も多いかもしれませんが、実は僕は漫画家としてのキャリアはまだ浅く、仕事として漫画のweb連載を始めたのは2016年で、初の漫画書籍を出版したのは昨年(2018年)の8月のことです。なので、フリーラ

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僕がイラストを仕事にするにあたって苦労したこと 【方向性|個性】

絵や音楽が得意だと、「そういう分かりやすい得意分野があって羨ましい」と言われることがよくあります。たしかに、多くの職業スキルに比べると絵や音楽はその適性を見分けやすいといえます。例えば生まれつきマーケティングのセンスを持っている人がいたとして、その人が自分のその才能に気づくのは、絵や音楽と比較するとだいぶ難しいと言えると思うのです。そういう意味では、幼少期から絵や音楽が得意で、しかも今実際に絵を仕

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『作者のひみつ(仮)』序章

序章 作者のなにが問題なのか?

作品と作者の特別な関係
 文学に限らず、絵画・音楽・映画・マンガなど、表現されたものについて考える際に、作者について思考する誘惑からは逃れがたいものです。
 たとえば、このような作品を作る作者とはどのような人なのだろう。この作品は気にいったけれどもこの作者は他にどんな作品を作っているのだろう。同じ作者の作品をまた読んで(見て・聞いて)みたい。このように、作品からそ

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「かくかくしかじか」読んで泣いた春の夜

自分に絵を描くことの敷居を下げてくれた面白い画塾(?)Art & Logicを受講した時に、代表の増村さんから「こんなのあるよ」と習った漫画だった。のに、なぜか今まで読んでなかった。

(Art & Logicは、リクルートの先輩:増村さんたちが開発・運営している、短時間でデッサンを美大出身の先生に教えてもらえる画期的な講座です。「絵なんて自分には一生無理!」「絵心・才能なしの俺が(私が)描けるよ

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