色彩論

陽明学からみる色彩論

陽明学を勉強中の友人とのやりとりで
色彩論の話がありました。

まず、陽明学とは

知行合一(ちこうごういつ)(=知識と実践とは相伴い一体化すべきものだという考え)を重んずる、儒学の一派。王陽明が唱え始めた哲学。

とWikipediaでは載っています。

この陽明学のなかの『色彩論』について
今回記事にしたいと思います。

陽明学では

物質界と心は切っても切れない関係があり、
匂いは鼻があって

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バスキアと色彩

バスキアと、その色彩を考える
バスキア(Jean-Michel Basquiat, NY/1960-1988)
描画のパラダイムとして
バスキアの手法から、直感で描く、ラクガキ等から発生した絵画のその*色彩に着目したい。
1つの方法として
コンセプト → 直感で描く → 後から分析=意味づけ
これは、描きやすく、そのコンセプトモデルとして表現しやすい。

*色彩に着目について、
バスキアの色彩

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【ファッション】シャネルの基本色とその効果

「シャネル」は、1979 年にガブリエル・シャネルによって設立されたファッションブランドです。

THE EXTRAORDINARY LIFE OF COCO CHANEL

彼女はそれまでの、華美で、コルセットが多用され女性に窮屈を強いていた衣服ではなく、自立した働く女性のための、「シンプルで着心地よく、しかもシックでモダン」(*¹)な衣服を生み出しました。現在でも、「シャネル」は世の女性を魅

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現在形のヨハネス・イッテン色彩論

ヨハネス・イッテン色彩論と現代
バウハウスの教師であったヨハネス・イッテンの思考した色彩のロジックである。
それは、現代のTV映像のカラーサークル、また、デジタルデザインには、欠かすことのできない色彩の世界を論じている。
現代のデジタル写真や印刷技術は、所謂、人間の視覚機能を十分に研究し進化した。
そうした画像(映像)技術は、本来「空」であった色彩を、「物質」によって操作可能なものにする技術である

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固有色と、色の変動のおはなし。 (1)

こんにちは、こんばんは。郊船(こうせん)です。
お読みいただきありがとうございます。
今回は物体の色に関する、「固有色」と「色の変動」のお話。

固有色とは、ものが本来備えている色のこと。例えば「リンゴは赤い」という場合、そのリンゴの固有色が赤であることを表します。紙は白いとか海は青いというように、一般常識に従って物の色を言葉で表したのが「固有色」です。この固有色だけを考慮して絵を描くと、まるで子

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ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがt
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4-2-1-3. 黄色の相対性(黄-黄-緑)|『配色の設計』

前回は色の相対性の実験として、黄-黄-赤(背景左側ー正方形ー背景右側)のパターンを試した。今回も引き続き黄色を対象とし、背景右側を緑に変えてみた。これで一応、加法混色における色の3原色と黄色の関係を確かめることになる。なお、この実験については「4-1. 色はたくさんの顔を持つ 色の相対性|『配色の設計』」で紹介した。

黄-濃黄-深緑

Fig. 1

深緑を背景にした。予想通り右側の黄色は明るく

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良書を読むための条件は、悪書を読まないことである。ーショーペンハウアー
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Bauhausへ受け継がれた色|ゲーテ『色彩論』

Johann Wolfgang von Goethe『色彩論』1810

この本をはじめて知ったのは、たしかダリ展かオットーネーベル展でだったと思う。Goetheといえば『ファウスト』や『若きウェルテルの悩み』など大文豪のイメージが勝手につくられていたので、Goetheが色についてこんな分厚くなる文章を書いていたことに驚いた。でも手には取らなかった。

それから1,2年後デザインをするようになり、

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良書を読むための条件は、悪書を読まないことである。ーショーペンハウアー
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