【感想】『心と体と』『無限のガーデン』

先日、EU Film Daysで『心と体と』と『無限のガーデン』を観ました。この日のラインナップは、心をゆったりと流れる時間に委ねることができ、普段忘れがちな心理をじっくり考える時間をくれる2作品で、心地よかったです。落ち着いてみると、色々なことが見えて来る…人と人とが惹かれ合う神秘を感じました。

『心と体と』
 ハンガリーの作品です。上映後には、東北アジアで人気がある理由やその背景となる心理的

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ありがとう!良い1日を!
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こんな男がいたんだという実話。

「ラスト・センテンス 死者への裁き」スウェーデン🇸🇪

第二次大戦前夜、反ナチスをひたすら訴えたトゥルグニー・セーゲルステットというスウェーデン人ジャーナリストの半生を描く。

でも彼は何だか不思議な人で。人に厳しく。でも自分にも厳しくはできないもんなんだ。とにかく女好きなんだよ、この人。

はい、彼を取り巻く女達の渦に注目。

ノルウェー人の妻プスケ。

愛人マヤ。新聞社のオーナーで彼女がい

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嬉しいです😆
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こじらせ男子って世界共通なのね。

「パジャマを着た男の記憶」スペイン🇪🇸

うだつのあがらない中年独身男子(男、ではなく、あえて"男子"と言いたい)が主人公のスペインアニメ。

同国のアニメ「しわ」が好きで、またいつかあんなアニメが見たいと思ってた。あれとは、また違ったテーマだけど、その「しわ」の作者の自伝的アニメがこちら。

40歳のパコは、パジャマを着たまま家で働くという幼い頃からの夢を叶え、人気コミック作家として活躍

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嬉しいです😆
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マジで幸せってナニ?と思う。

「世界で一番の幸せ」オーストリア🇦🇹

今までもジャンキーやらアル中の親がいる子供が主人公の映画は、幾度となく見てきているけど、ここまで母子2人の結びつきが強いのに、見えない隔たりのある関係も初めてだったかもしれない。

元気で想像力豊かな7歳のアドリアンは、母親ヘルガの献身的な愛を一身に受け、ザルツブルク郊外で幸せな生活を送っていた。実はヘルガはドラッグ中毒で、息子との生活を守るためにそ

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28

大抵の少年探偵団はそんな感じだ。

「緑の丘のミステリー」クロアチア🇭🇷

夏休みのキャンプで訪れた地で、子供たちが連続窃盗犯を探し出して捕まえようと奮闘する。イワン・クーシャンによる人気児童文学シリーズ(冨山房イン ターナショナル刊『なぞの少年』『ココと幽霊』など)の映画化4作目。(イベント公式サイトより転記)

とありますがね、夏休みのキャンプ地じゃなくて、もろ自分たちの家の近所だからね。原作本と映画で設定が違うのかな。

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Gracias😎
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激情と、憐憫と、兄弟の血のつながりと。

「ベルヒカ」ベルギー🇧🇪

どうしてこんなに感想が追いつかないのか考えてみたけれど、そりゃ見て3ヶ月以上も経てば、その時の感動は薄れてますよね。それでも私は書き続ける。記憶の限り…。

カフェを改装しナイトクラブをオープンさせた兄フランクと弟のジョー。やがて町一番の人気スポットとなったそのナイトクラブの存在が、2人の絆に思わぬ影響を落とすことに。(イベント公式サイトより転記、名前等加筆

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20

リトアニアは忘れない。

「エミリヤ、自由への闘い」リトアニア🇱🇹

1972年春、ソビエト連邦支配下のリトアニア第2の都市カウナスでは、若者が抗議行動を繰り広げている。子供時代の秘密を抱えて故郷を後にしたエミリヤは、共産主義体制への忠誠と自由を求める心とに引き裂かれつつ、女優を目指して舞台に立ち、やがて抵抗の象徴的存在となっていく。(イベント公式サイトより転記)

この物語は、レビューを書き連ねるには、なんだかと

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Merci☺️
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「錆びた」少年たちよ、永遠なれ。

「ラスティ・ボーイズ ビバ!老後」ルクセンブルク🇱🇺

昨年初めて、ルクセンブルクの映画(こちらは戦争映画)を見たんですが、今年もそれに続き、今度はコメディ。

子供扱いされるのにうんざりしたヒッピー世代4人のおじいちゃんたちが主人公のコメディ映画。老人ホームを出てシェアハウスで暮らす計画には資金が必要だが、次々トラブルが降りかかり、計画はわき道にそれ続ける。いったい彼らの運命は?昨年のル

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侮るなかれ、オレたちを!のアンタッチャブルハンガリアンムービー。

「ヒットマン:インポッシブル」ハンガリー🇭🇺

突然ですが、ヨーロッパ映画とひとくくりにすると、それは大きな間違いで、国によって、様々なカラーがあるなぁと思います。

フランス、イタリア、スペイン、イギリス。
この辺りは言わずもがな、欧州の中でもメジャーどころで、見たことがあるという方も多いと思います。もちろんそれぞれのお国で独特のカラーがあります。

ドイツ、ポルトガル、ポーランド。
この辺

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Gracias😎
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素直になれよ、オトコたち!なエストニアンムービー。

「私と同じ顔の、おじさん」エストニア🇪🇪

ちょっと風変わりなタイトルの本作品。おじさんって誰やねん、と言いたくなるような。

離婚の経験からなかなか立ち直れない音楽評論家フーゴの一番の望みは、静かな日常の中で書きかけの本を完成させること。ところが、元ジャズマンで奔放な父親ライヴォが突然やってくると、生活は次第に思うようにいかなくなる。(イベント公式サイトより転記、若干追記)

えーとです

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