めも。閻連科『心経』(河出書房新社/飯塚容=訳)2021年7月19日発売予定。五大宗教研修センターで学ぶ若い尼僧の物語で、老子や菩薩も登場するという意味深長な概要に惹き付けられる。閻連科氏の宗教小説である時点でただならぬ気配を感じる。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208336/
めも。Web河出が閻連科氏の手記を全文公開。 アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか。「文藝」夏季号で緊急特集。ノーベル文学賞有力候補にして現代中国の最重要作家・閻連科による書き下ろし手記を緊急全文公開。 Web河出 http://web.kawade.co.jp/bungei/3466/
めも。閻連科『黒い豚の毛、白い豚の毛』(河出書房新社/谷川毅=訳)2019年7月26日発売。役人の身代わりになる男の滑稽譚、偉人の肖像画をめぐる老婆の悲哀など。2003年の『愉楽』を始め、次々傑作を生みだしている閻連科氏の自選短編集。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309207735/
11月1日は「本」と「犬」が合わさる黄金の日。 そこで2016年発売の閻連科『年月日』(白水社)をおすすめ。大旱魃に襲われた村でトウモロコシの苗を守る老人と盲目の犬。灼熱の太陽。渇きと飢え。種族を超えた友情。巧みな描写が胸を打ちます。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b251315.html