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creative notes #1

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#デザイン

あなたに「デザイナーの目」を移植します。

あなたに「デザイナーの目」を移植します。

街中を歩いていると、目の中にデザインが吸い込まれる。

グラフィックデザイナーの職業病だ。

「デザイナーの目」から見た世界は、

・心地のいいデザイン
・美しいデザイン
・面白いデザイン
・気になるデザイン

で溢れている。

先日は、気になるデザインを見つけた。

これを見た瞬間に二度見した。

どこが気になったか、わかりますか?

ツイートを見たみなさんの反応このツイートには、デザイナーさん

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本当に意思決定が必要なことって、実は少ないかもしれない

先日、こばかなさんと意思決定の話をした。その話のまとめメモ。

意思決定の遅さや、先延ばしに巻き込まれて、チャンスを逃すケースが非常に多い。私生活でも仕事でも。

でも、実は意思決定で悩むケースは、この世にはほとんど無いんじゃないかなと思う。多くの場合、物事の選択はざっくり「ポリシーの問題」「セオリー」「不変の法則」の3種類のレイヤーに分類できるのではないかと思う。あらゆる意思決定をこの3レイヤー

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「女性差別」に対して、広告ができること

「女性差別」に対して、広告ができること

SNS上でセクシュアルハラスメントや性的暴行などの被害を告白する「#MeToo」運動が、ここ数年で国境を越えて世界中に拡がり続けたのは記憶に新しい。このような性別による差別や偏見を解消しようという世界的な動きは、広告の世界でも広く見られるようになってきました。

たとえば世界最大級の広告賞であるカンヌライオンズでは、2015年に「グラスライオン(Glass: The Lion for Change

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外国っぽいデザインって

外国っぽいデザインって

先日、僕が所属するCARVAAN BREWERYがはじめてさいたま新都心で行われる国内有数のビアフェス「けやきひろば春のビールまつり」に出店した。看板を自作し、6連のタップを組んで重い古材と真鍮のレリーフで装飾をし、独自のアラビアンな雰囲気を醸し出すしつらえ。デザインはすべて僕が担当するので当然他のブルワリーの追随を許さないかっこよさ。のはずだった。販売に立ってみるとお客様が口々に「これ、どこのビ

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文章をなるべく「シンプル」にするということ

文章をなるべく「シンプル」にするということ

「なぜか伝わらない」

 そんな悩みをお持ちの方は「シンプルな文章」を目指してみるといいかもしれません。

「シンプルな文章」とは、余計な「ぜい肉」がなく、スッキリとしていて、きちっと「骨格」のある文章です。

 もちろん「シンプル」でなくても、魅力的な文章はたくさんあります。「骨格」などなくても、空気の伝わってくる素敵な文章も多くあります。「シンプルでないほうが文章として魅力がある」と思われる方

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絵は教えても上手くならない

絵は教えても上手くならない

こんばんは高原です。少し攻撃的なタイトルにしてみました。

今日は、すっごく当たり前の話をしてみます。

絵というか、情報の受け取り方の話です。

-------------✂---------------

最近僕は、ノートとかTwitterとかで、コンセプトアートに関する情報や絵の描き方を出してます。

こういう風に書いたらいいよ、とかこういう風に仕事を進めた方がいいよ、みたいな話をしてたと思

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バッドデザイン賞を勝手にノミネートしてみた-2017年度版-

バッドデザイン賞を勝手にノミネートしてみた-2017年度版-

忙しい年の瀬ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。

さて、皆さんは「グッドデザイン賞はあるのにバッドデザイン賞が無いのはおかしい」という風に思ったことはありませんか?

私は職業柄、日常生活で見かけた良いデザイン事例と悪いデザイン事例を写真に撮ってストックしているのですが、その中には「本当にこれギャグじゃないの?」というレベルのバッドデザインがあったりするんですよね。

良いものを良いと評価する

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