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ホセ(さみだれうさぎ)
2019年10月7日 12:01
陸にあがったぼく。カメのように歩くぼく。太陽は、ついて回るし、犬は尻尾をふってほえている。ぱっとしない毎日。「とべ!いちろう! あるくな!いちろう! 重力にまけるな!君はいつでもふんわり空をとべるはずさ。」
2019年9月7日 17:17
浮かんでいる雲の共通点って、なにかわかるかい?ぼくはわかるとも。雲はくもなりに自分の体が軽すぎることに不満をもっているんだ、きっと。例えばかみなりや太陽、月たちといっしょにスカイパーティをするとき、雲たちはいつもそろって思う、「太陽や月はいいなあ。ぼくたちも、もっとどっしり構えたいぜ」ってね。雲たちはそんなことを思いながらカクテルに酔いつぶれ・・・・決まって次の日になる
2019年9月4日 22:31
ぼくの見る夢の中はいつだって秋そう、深い眠りの途中、とつぜん黄金色の空気が舞って来て、ぼくをとりかこんだかと思えば、どうだい?いつのまにか、夢の中さ。夢の世界の季節はなにかって?だから、秋。普段の現実世界では、赤・茶、オフホワイトのグラデーションさ。そう、夏。いつでも夏。濃くて騒がしい、厳しい太陽の光にさらされて、そして1日の終わりには、疲労感がおそってくる。だ
2019年8月14日 19:54
テルさんは、あるとき坊主になる。晴れてこどもたちの喜ぶ顔がみたいから。 テルさんは、あるとき突然昔の友人に電話をする。友人の驚く声がききたいから。 テルさんは、あるときお空のまあるい太陽になる。みんなを照らしていたいから。 てるさん、ああてるさん!あしたも天気にしておくれ。
2019年8月7日 14:28
外の光がわめいている雨雲と稲光は眉をひそめる栄光を勝ち取った勇者はまるでわたしそのものだ国旗はなくなり、私旗が掲げられるそこにはわたくしの顔があり、勇者はそれを照らし、わたしはそれを平和な家の中から眺めている