葛西

無職。透明。

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    私のデジタル関連ガジェットの話。デジタル以外もあります。

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    DX戦記です。

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  • Copilot for MS365で遊ぼう

    Copilot for Microsoft365 の試行錯誤のノウハウを公開します。

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閑~モバイルキーボードの比較(寿司打)

前回、モバイルキーボードがまた増えた話をしたのですが、案外と新しく買ったモバイルキーボードの性能(打鍵スピード)が良くて衝撃でした。 なので、今回は3つのキーボードの打鍵スピードを計測してみることにしました。 計測に使ったサイトよくYoutubeでキーボードのレビューとかで使われているアレです。 計測結果EWINのフルサイズキーボード:3.8回/秒 まずは本命のフルサイズキーボード。タッチパッドがあると、マウスを展開できないときにものすごく便利な本命です。 打鍵スコ

    • 閑〜そしてモバイルキーボードが増える

      前回、モバイルキーボードの話で結論めいたことを書いたのですが、またも新しいキーボードを買いました。 発覚した現行のモバイルキーボード構成の弱点これまで使っていた2つのモバイルキーボードは 「普通の電車で座ってるときに打ちづらい」 という欠点が発覚しました。 これまで急な作業が発生したときは、ちょっとドトールやら公園のベンチで作業をしてたのですが、どうも同行者がいるとそうも行かない事が多く。 電車に座ってる時の現行モバイルキーボードの問題 Ewinの折畳みフルサイズキー

      • 閑話〜私なりのモバイルキーボードの結論

        世の中、ノマドワークをする人が増えてきているような、増えていないような昨今ですが、皆様お元気でしょうか。 今回はモバイルキーボードについて、そこそこ実務でモバイルキーボードを使っている私の結論を紹介です。 他人が良いと言ったモバイルキーボードは、自分に良いかわからないいきなりこれですが、ようは枕と同じで、人それぞれって事です。 概ね、キーボード、マウス、モニターなんてのは、使うシーンや手の大きさ、筋肉の動きのクセによって相性がもろにでます。 CPUやグラボは、単に計算処理

        • DX戦記~手段の目的化の罠~

          手段の目的化はデジタル版ゴミプロセスを生み出す原因の一つ手段の目的化というのは誰にでも起きうる罠です。この罠にはまると、デジタル版ゴミプロセスを作ってしまいます。 ゴミプロセスについては以前、別シリーズで書きました。 手段の目的化は、なんで起きてしまうのか?手段の目的化の原因は、これまでやってきたことが正しいと思い込んでしまうという人間の宿命にあります。 これは多分、生物として、あまりランダムに動くと生存確率が下がるという種の保護的な本能レベルでプログラムされている宿命で

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        記事

          DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

          ITリテラシーが低い人が職場にいるとあれこれ、仕事が上手く行かない事が多くなってきました。上手く行ったとしても、誰かが犠牲になっていたり、やたら時間がかかったりします。今回は、その原因と対処法を紹介します。 ITリテラシーが低い人が職場にいるとどんな問題が起きるのかITリテラシーとは、情報技術(IT)を効果的に活用する能力のことです。ITリテラシーが低い人が職場にいると、以下のような問題が起きる可能性があります。 仕事の効率が悪く周囲に負担をかける ITリテラシーが低い

          DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

          DX閑話~ゴミプロセスをデジタル化したところで、ゴミはゴミ

          DXとドヤ顔するならゴミプロセスは捨てようデジタル化の進展は、ビジネスプロセスを根本から見直す絶好の機会を提供しています。 重要なことは、単に既存のプロセスをデジタルの形に変えることではなく、「デジタルという道具を使ってスマートなプロセスを組むこと」です。このアプローチにより、効率性、透明性、そして柔軟性が大幅に向上します。 デジタルツールは、プロセスの各段階で情報の流れをスムーズにし、意思決定を迅速かつ正確に行うための支援を提供します。 しかし、これらのツールが最大限

          DX閑話~ゴミプロセスをデジタル化したところで、ゴミはゴミ

          DX戦記~護送船団方式?いや、誰もが取り残されないスピードを!

          護送船団方式とは?最近の人(といっても、私くらいのバブルを知らない世代も)は聞きなれない言葉だとお思いますが、一言で表せば 動きの遅い人に合わせて、大掛かりな変化が起きないようにすること という話で、昔々、金融関連で取られた政策ですが、それが転じて、いつしか、 その場から動かない人に合わせて変えない、動かない という残念極まりないことまで含まれるようになって、国運が分岐したり、失われた30年で高笑いする人が出たり、国外から奴隷制度といわれる制度が横行したりしてるわけで

          DX戦記~護送船団方式?いや、誰もが取り残されないスピードを!

          手抜きプロンプト集(1):Copilot<より厳密に>で自分の推論の検証を行う

          みなさま、Copilotを使ってますかね。 世の中、プロンプトエンジニアリングの話がたくさん出ていますが、「手抜きこそ我が志」の私は、いかに手抜きしてほしい成果を手に入れるかに執着しているので「手抜きプロンプト」を紹介していこうかと思ってます。 今回紹介するのは、私のColipotの使い方の一つ「推論を検証する」という地味な使い方を紹介します。 起きている事について、論理的に考えたときに、その裏付けを取るのは結構面倒です。その時にも生成AI様は使えますが、私は結構Cop

          手抜きプロンプト集(1):Copilot<より厳密に>で自分の推論の検証を行う

          『月と狼たち』~読まれない独り言

          私が好きな手塚漫画はマイナーばかり、でも共通点があった私は手塚治虫の作品のほとんどが好きなのですが、敢えて上位5位を挙げるとなると、以下のようになります。多分、作品自体を知らない人が多いと思います。。。 『月と狼たち』…SF 『百物語』…時代劇、手塚版ファウスト 『未来人カオス』…SF 『シュマリ』…時代劇 『マンションOBA』…ジャンル不明 前々から、なんでこんなマイナーなものが好きなのかと思ったんですが、共通するのは、いずれも主人公に2つの共通点がありました。

          『月と狼たち』~読まれない独り言

          DX戦記~経営者がIT音痴を克服するには

          ITを活用するには様々な要素がありますが、まずもって経営者がIT音痴を克服しなければなりません。経営者の意思決定がIT抜きで行われていると、国外企業に相対的優位性を取られ、それを取り返すために、現場をブラック労働に陥れていることも気づかないままという、経営の失敗の見本のような状態になります。 はてさて、これをどうやれば克服できるのか、考えてみましょう。 IT音痴の経営者とは「圧倒的にITリテラシーが低いまま意思決定する地位になってしまった人々」まず、IT音痴の経営者とは何

          DX戦記~経営者がIT音痴を克服するには

          DX戦記~ユーザー観点の情報システムの導入難易度

          この記事は情報システムのユーザーにとっての難易度を分かりやすく説明する試みです。 情報システムの導入の難度は「作り手」観点は多いが、「ユーザー」観点で語られる事がほとんどありません。この原因は単純で、経営者に対する批判になるためです。 メディアに登場するコンサルの人たちは、経営層(決裁者)は無謬で、解決は経営層の交代しかなくとも、横文字を並べてて、従業員の責任にして根性論を述べます。 なお、本業が学者さんのコンサルの人たちは違います。この間、聞いたセミナーでは「なぜか、

          DX戦記~ユーザー観点の情報システムの導入難易度

          DX閑話~生成AIとセキュリティ

          こんな記事がありましたが、これ普通に考えてまずいと思う私は古いんですかね。事業にとって単なるセキュリティリスクにしか思えないわけです。 BYOAIのハードル全員が、利用規約を見て理解し、AIサービスを選んで使えるかというハードル? 個人向けの生成AIサービスは、利用規約にデータの保護レベルが書いてあります。非常に読みづらいのですが、大体において入力データをAIの学習に流用できる事になっていたりします。 BYOAIの前提として、従業員全員がちゃんと利用規約を読んで、どの程

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          DX閑話~デジタル化の試練「標準化」

          昨今、DX、DXと言って、さらにDX、DXと言っているのは中々喜劇的な様相を見せておりますが、ここで実務レベルでデジタル化するときの難関である「標準化」が立ちふさがってます。 デジタルツールを入れれば万事OKではないデジタルツールを入れれば、仕事が自動化されて、効率が上がるというのは、ちょっとした迷信です。 実際は、デジタルツールを入れても、仕事が定まっていなければ、むしろデジタルツールの機能のほとんどが使えていなかったりします。 デジタル化は仕事が標準化されていなけれ

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          DX閑話~ノーコードツールの罠

          ノーコードツールというものが注目されているようです。 説明するまでもなく、ノーコードツールとは、プログラミングの知識やスキルがなくても、ドラッグアンドドロップや設定画面などの簡単な操作でアプリケーションを作成できるツールです。 とはいえ、ノーコードツールにも落とし穴があるように見えます。 ツールに罪は全くないのですが、運用の落とし穴いです。 ノーコードツールを入れて、数百のアプリ乱立するのは喜劇か悲劇かノーコードツールの最大の魅力は、ちょっとした習得をすれば、現場で簡単に

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          DX閑話~バズワードの「リスキリング」を整理してみた

          リスキリングというバズワードが最近目につくというより、リスキリングの指導依頼みたいなものが出てきたので、こりゃたまらんと思って、自分のために5分くらいでまとめたものを晒します。 リスキリングの分類とその背景1.政策的リスキリング このリスキリングは、政策的なものです。日本が景気回復できず、失業者が大量に出ることを想定したものです。職業訓練学校の肩代わりを企業が担うことになります。そして、人材派遣会社が使い勝手のよい労働力を手に入れやすくなることになります。 2.仕事を効

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          DX戦記~プロセスデザインは何故うまくいかないのか?

          「XありのDX」の構成として、ここまで、ビジネスデザインとプロダクト/サービスデザインを語りましたが、次はプロセスデザインです。 プロセスデザインとはこれも数多の書籍や論議がなされているので、それを読んでくださいと放り投げますが、ここでは、ざっくり「ビジネスを構成する、個々のファンクションと、そのプロセスが連なったシステムを創造すること」と定義しておきます。 しかし、プロセスデザインは、日本企業の多くでうまくいっていないように見えます。現場に裁量を与えて一見動いているよう

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