『オッペンハイマー』
『オッペンハイマー』を友人たちと観にいきました。
凄い作品です。
3時間ノンストップなのに緩むところがなく科学が切り開いてしまった恐怖の「新しい世界」を描くとともに、倫理的な裁きを政治的な裁きに重ねる構成が見事だな、と。公聴会の場面はまるで『十二人の怒れる男』を観ているようでした。
にしても出てくる物理学者はほとんどユダヤ人。ヒトラーが物理学を牽引してきたユダヤ人たちを信用できず、2年ぐらいリードしてきた製造競争に負けたけたんですけど、勝ったアメリカのユダヤ人も旧ソ連と同じよ