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遠回りの人生

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感情と思考の陳列棚。
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#私の考え

映画はサブスクよりレンタル派。

映画はサブスクよりレンタル派。

映画をどのような手段で観るだろうか。

サブスク全盛期の現代日本において、僕はいまだにビデオショップでのレンタルという時代遅れな手法をとっている。

そうしているのはもちろん理由がある。

✳︎

結論からいうと、映画を観ることの貴重性を保ちたいということだ。

映画を楽しむ手段の頂点に君臨するのが映画館。

巨大なスクリーンと迫力の音響設備を有する映画館で観る映画ほど素晴らしいものはない。

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日本の異常なパンダ愛からの学び

日本の異常なパンダ愛からの学び

何日か前、上野動物園のなんとかっていうパンダが双子の赤ちゃんを出産しましたね。

これを良し悪しで分けるならば、恐らく良い出来事なのでしょう。

ですが、これが「おめでたいこと」とか「良いニュース」としてメディアで取り上げられることに対して、僕は疑問を抱いています。

✳︎

日本でパンダがやたらとチヤホヤされているのは何故か。

恐らく、①可愛いから、②珍しいから、といったところでしょう。

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コロナ世代の若者たちが創る未来を想像してみよう。

コロナ世代の若者たちが創る未来を想像してみよう。

新型コロナウイルスが日本で猛威を奮って1年以上。コロナ禍による生活への影響を挙げるとキリがありませんが、今回は僕と同世代の20歳前後の若者(大学生)に焦点をあててみようと思います。

✳︎

まず、コロナ禍による僕の大学生活の変化をザックリとまとめます。

《Before》1年生(19-20歳)←浪人したので💦
・授業は全て対面形式。
・部活は週3でガッツリ活動し、交流戦や大会が結構な頻度で開催

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感受性豊かな時期の訪れについて。

感受性豊かな時期の訪れについて。

ドリップコーヒー片手に小児科の試験勉強をしていたときのこと。『思春期に子供は感受性が特に豊かになり…』のような文言があったりなかったりした気がして、ふと思いました。

「感受性が豊かな時期っていつだろうか??」
「思春期がそうかといえば違う気がするぞ…」

そこで今回は、『感受性豊かな時期とは』というテーマで書き綴ろうと思います。

✳︎

先に僕の行き着いた結論を書きます。

①感受性が豊かにな

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地方で車を所有することについて。

地方で車を所有することについて。

僕は生まれてこのかた電車通学などをしたことがなく、日常生活において電車と縁のない暮らしをしています。大学生である今はほぼ全ての移動が車です。無い物ねだりと分かりつつも、やはり電車のある生活が羨ましいです。その原因は言わずもがな、「都市部=電車生活、地方=車生活」の図式があるからです。

そこで今回は車を所有すること(=地方で車中心の生活を送ること)について、僕の考えや普段感じていることを書き並べよ

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田舎で育つということについて。

田舎で育つということについて。

『泣くな研修医』にこのような一節があります。

いかにも田舎の、センスとか洗練とかいう言葉がおよそ似つかわしくない停滞した建物に、鹿児島弁丸出しの売り子たち。

この空港こそが、自分の出身は田舎であり、中央とはかけ離れた場所にあるのだというメッセージになっている。

これは、鹿児島にあるさつま揚げ屋の実家に主人公が帰る場面の描写です。僕も田舎の出身であるため、非常に共感しました。これを機に、田舎に

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