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ゴッホ・アライブを見に行った感想#439
兵庫県立美術館にいき、常設展と共に、今日からスタートの没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」というのを見に行った。
私から見ればあれは非没入型「ゴッホ・デッド」という形容がふさわしいように思う。
あれを見て感動している人には大変申し訳ないが、愚の骨頂もいいところだ。
芸術作品というものは受動的ではなく能動的態度で向き合わねばならないが、あれは受動的にしかみれない。
本来5分、10分と眺めてみるも
夏目友人帳と神秘道#438
久しぶりに夏目友人帳見たんだが、第一話のこのシーン最高だな。
今後、神秘道とは何かを説明するのに、このシーンを引用しようw
ニャンコ先生 「お前 夏目レイコじゃないか? なんだ違うのか?」
夏目貴志 「夏目レイコは祖母の名だ」
ニャンコ先生 「祖母? なんだお前はレイコの孫か。 なるほど よく見れば男だ」
夏目貴志 「よく見なくても男だよ」
ニャンコ先生 「人間と違ってな 我々は性別などは さほ
【イベント案内】エッセンス年越し108分トークLIVE「井筒の梵鐘」
今回は兼ねてより私が敬愛してやまない哲学者、井筒俊彦に関するイベントのお知らせです。
イベントページはこちら
2022年は、年末2夜連続のイベントです。
30日はこちら。そして、31日が今回のご案内のイベントです。
哲学者・井筒俊彦の入門中の入門企画この度、井筒俊彦を共に探求する仲間と井筒大好き芸人というユニットを組みました。笑
その名も、彼の主著「意識と本質」で語られる本質(エッセンス)
【イベント案内】井筒俊彦シンフォニー 呪術的交響曲第九番〜歓喜の井筒〜
今回は兼ねてより私が敬愛してやまない哲学者、井筒俊彦に関するイベントのお知らせです。
イベント詳細こちら
今年8月にも実施しまして、その際40名〜50名ほどの方に参加いただき、好評いただき、今回も実施することになりました。
ご興味ある方は、ぜひご参加ください。
イベント概要井筒俊彦シンフォニーと題して、井筒俊彦の言葉に触れながら、言葉がオーケストラになるように響き合う時間を共に過ごせたらと
「許し」という名の「愛」と「救済」#434
悔い改めるから許されるのではない。
許されるから悔い改めるのである。
このことを深く考えてみたい。
もっと適切な言葉で表現すると、
悔い改めるから神に許されるのではない。
神に許されているから悔い改めるのである。
このことを感得したいと思う。
ハンセン病病院でのこと遠藤周作の親友の、井上洋治さんが「日本とイエスの顔」の著書の冒頭で、ハンセン病病院に行った話が書かれている。
まだ、良い
いのちの両睨み#433
今上映されている中村哲さんのドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯りを照らす」。
ここで、初めて耳にした話があった。
それは、哲さんの家族のことについて。
詳細は映画に譲るとして、これがあまりにも衝撃的だった。
この話は、今までも公表されていたものだったのかどうか、私はそこがどうしても気になった。
過去に公開されていたドキュメンタリーや本をいくつか見直し、哲さん好きの友人たちに聞いても、記載
中村哲さんの映画「荒野に希望の灯りをともす」を観て#432
尊敬してやまない中村哲さんの映画「荒野に希望の灯りをともす」を観てきた。
だめだ。
言葉にならない。
これほどまでに何かを訴えてくることがあるだろうか。
中村哲さんに呼応して、ひとつの詩を残しておきたい。
2022年9月10日の日記
なぜここまで遠藤周作に惹かれるのか#431
気づけば少しずつ遠藤さんの著作が増えたきた。
しかし、自分が今なぜここまで遠藤周作に惹かれているだろうか?
不思議で仕方がない。
かつて読んでいた頃よりも、全く異なった情熱と深みをもって出逢い直している。
それは、遠藤さんに近しい方々、井上洋治、吉満義彦、堀辰雄、井筒俊彦、河合隼雄、正宗白鳥などなどにも、浅い理解ながら触れてきたこともあるだろう。
私を遠藤さんへと突き動かす何かは、
そ
地球を感じるということ#430
人類が初めて宇宙にいったことは、ディープエコロジーの文脈においても革命的だったようなニュアンスを、実に多くの書籍や映像でみる。
それは、地球を初めて客体化してみることができた。
地球の全貌を見た瞬間、地球が1つの生命システムのようだと。
ガイア理論は本当にそうだったんだと。
しかし、本当にそうなのであろうか?
私はこれが逆な気がしてならない。
ディープエコロジーにおいては、むしろ悲劇な
コロナを患っていただいたもの#429
ほとんど人と会わない生活を暮らしをしている私でも、家族を通じてコロナをいただき患ってしまった。
身体が弱く、6日間も高熱が続いてしまったが、コロナになって感じたことも実に多い。
その一部を残しておきたい。
苦しみが開けてくれる扉最近、好んで読んでいた詩に、岩崎航の詩集「点滴ポール」と、ブッシュ孝子の詩集「暗やみの中で一人枕を濡らす夜は」がある。
どちらも命懸けの病と戦う詩だ。
自分のいの