マガジンのカバー画像

映画

23
映画についての記事です。
運営しているクリエイター

記事一覧

【演劇(・映画)】デカローグ

【演劇(・映画)】デカローグ

 2024年5月1日(水)と2日(木)に、『デカローグ』の1話から4話を観てきました。感想など(メモ中心になりましたが)を書いてみようと思います。

■メモ いきなりメモですが、プログラム小川絵梨子さんのメッセージなどを参考にしました。

『デカローグ』は、十話からなる物語です。十篇の物語はそれぞれ独立していますが、登場人物たちは一つの団地に住んでいて、壮大な一つの物語ともなっています。

また、

もっとみる
【バレエ(映画館)】ドン・キホーテ

【バレエ(映画館)】ドン・キホーテ

 2024年1月28日(日)、映画館で、バレエ『ドン・キホーテ』を観ました。「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」で、時々上映しているものです。同作の上映期間は、2024年1月26日(金)〜2月1日(木)です。
 記録を残したいと思います。

■はじめに 私は『ドン・キホーテ』の原作は未読です。バレエとして観るのも初めてでした。
 ただ、学生時代に聞いた話や読んだ漫画から、ドン・キホーテ

もっとみる
【シネマ歌舞伎】野田版 桜の森の満開の下

【シネマ歌舞伎】野田版 桜の森の満開の下

 2023年10月1日(日)、シネマ歌舞伎の『野田版 桜の森の満開の下』を見ました。
 上映期間は、9月29日(金)〜10月5日(木)までです。東銀座の東劇は、10月19日(木)まで上映しているようです。
 DVDも出ているようなのですが見たことはなく、私は今回が初めてでした。一度は観てみたいと思っていた作品でしたので、良かったです。

■概要
 もとになった作品は、坂口安吾の「桜の森の満開の下」

もっとみる
【オペラ(映画館)】魔笛

【オペラ(映画館)】魔笛

 2023年7月17日(月・祝)、映画館でオペラの魔笛を観ました。
 2、3年前に、映画館でオペラやバレエを観ることが出来ると知りました。系統(?)はいくつかあるようなのですが、今回は、最初に、METについて触れてみようと思います。

■「METライブビューイング」とは

 ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera House、通称:MET(メット))は、アメリカ合

もっとみる
【映画】マイ・フェア・レディ

【映画】マイ・フェア・レディ

 2023年4月30日(日)、時間に余裕があったので、午前十時の映画祭の『マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)』を鑑賞しました。メモを残します。

■今回の映画について 以下、(1)と(2)は、上記リンク先に記載されているので、必要最小限にとどめます。

(1)作品の概要

 1964年にアメリカで製作されたミュージカル映画です。監督は、ジョージ・キューカー、主演は、オードリー・ヘプバ

もっとみる
【映画】タイタニック(鑑賞)

【映画】タイタニック(鑑賞)

 2023年2月13日(月)、映画の『タイタニック』を観る機会がありました。大変面白かったので、記事に残したいと思います。あまり詳しくないこともあり、簡単なメモになります。

■タイタニック号の沈没事故について タイタニック号はイギリス船籍のオーシャン・ライナー。1912年4月10日に、イギリス・サウサンプトンからアメリカ・ニューヨークへ向けて出航。北大西洋で航海中の同年4月12日深夜に氷山に衝突

もっとみる
映画『線は、僕を描く』鑑賞

映画『線は、僕を描く』鑑賞

2022年10月23日(日)、映画『線は、僕を描く』を鑑賞した。以前、他の映画を観た際に予告が上映されていて、観たいと思った映画だ。
以下、いくつか感想を残したい。
(いつもは「ですます調」で書くことが多いが、今回は「だである調」である。それぐらい勢いよく感動した。)

■題名について
まず、題名がよいと思った。
普通に解釈すると「僕は、線を描く」だが、主語と目的語が逆になっている。
①まず、線あ

もっとみる
映画『犬王』鑑賞

映画『犬王』鑑賞

2022年9月14日、会社帰りに立川まで行き、映画『犬王』を観てきました。
5月から公開されていたようで、もう上映する映画館も少なくなっています。駆け込みといったところでしょうか。

能を扱ったアニメ映画で、最近私が能に関心を持ったことから、足を運びました。
Wikipediaによると、犬王は室町時代の猿楽能の名手で、観阿弥・世阿弥と人気を二分したとあります。
映画の中では、盲目の琵琶法師と一緒に

もっとみる
映画『トリコロール三部作』

映画『トリコロール三部作』

2022年7月6日の記事です。
私は、フランス映画にそこまで詳しい訳ではないのですが、ここ数日、TSUTAYAレンタルとYouTubeで、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の『トリコロール三部作』を観ました。

トリコロール(tricolore)は、フランス語で「3色の」を意味する形容詞だそうです。
フランス国旗の「青・白・赤」を指すことが多いと思います。

映画は、具体的には以下の三作です。
『ト

もっとみる
映画『破戒』

映画『破戒』

2022年7月9日の記事です。

高校卒業後、あまり小説は読んでいないのですが、私は昔、小説が大好きでした。
島崎藤村の『破戒』は、背伸びして中学生のときに読んだ小説です。

その『破戒』が60年ぶりに映画化されるということで、公開日の翌日観に行きました。
「瀬川丑松」「志保」「蓮華寺」など、懐かしい名前・言葉が、映画の中で飛び交いました。

内容を少し説明すると、明治後期(日露戦争の時期)の部落

もっとみる
映画『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』感想

映画『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』感想

2021年12月12日 東宝シネマ 池袋で鑑賞。
午前十時の映画祭

◼️ディズニー映画。後半はストーリーを掴めて楽しめました。

◼️ハロウィン♪ハロウィン♪ハロウィン♪
この映画に流れる音楽だったんですね。

◼️ハロウィンは人を怖がらせる祝日なのか、ニュアンスというか位置づけがわからない部分がありました。ハロウィンとクリスマスの違いがもっと分かっていたら、もっと楽しめただろうなぁ、と思います

もっとみる
映画『モスラ』感想

映画『モスラ』感想

2021年12月11日 東宝シネマ新宿で鑑賞。

◼️カラー作品。ストーリーも面白く、最後まで飽きること無く鑑賞することが出来ました。

◼️原水爆実験も関わっており、1954年3月1日に起きた第五福竜丸事件も関わっているのではないかと考えさせられました。

◼️モスラが空を飛んでいるシーンは、蜜蜂マーヤ や、みなしごハッチ の蜜蜂みたいで、なんか可愛かったです。

◼️女優の香川京子さんがカメラ

もっとみる
映画『愛と青春の旅だち』感想

映画『愛と青春の旅だち』感想

2019年7月27日、シアタス調布で鑑賞。

この邦題を見て、原題は何だろうって思いました。多分、直訳ではないだろうと思って。

原題:An Officer and a Gentleman
この原題を見て、また分からなくなりました。解説してあるHPがあって、簡単にいうと、「士官や紳士に相応しくない行為」という軍事法律用語があって、前半分をとっているとのことです。

映画の内容は、海軍士官学校の訓練

もっとみる
映画『アラジン』感想

映画『アラジン』感想

2019年7月28日、シアタス調布にて鑑賞。

アーラビアン・ナーイト♪
この映画で、音楽と上記の言葉が一致しました。

『アラジン』の話しは知っていましたが、詳しくは初めて観ました。CGというのか、空飛ぶ絨毯やお猿さんの動きが素早く、臨場感溢れる仕上がりでした。

私は、ミュージカルは好きというか、全然いけるのですが、今度は舞台で観てみたいです。