桜の森の満開の下

花見をしている桜の木の下には……

秋になってきたというに
季節はずれの話題だが
桜は美しい。
もちろん紅葉も、美しい。

だが、今日は、桜の話だ。
桜は美しい。

明示的なそれが、本当なのか、
なぜか、考えたことはあるだろうか。

桜が咲くと花見をする。和歌では、
むかしのものは、花といえば梅だったらしいが、花見=桜を見るは定着し、
我々にとって
花=桜、桜は特別な存在になっている。

寒い季節が終わると、だんだん芽吹き、そし

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最近坂口安吾の「桜の森の満開の下」を読み返してみて

いちばん最初に読んだ若い時よりもこの男の悲しみや孤独が理解できる気がする

満開の桜の下の「虚空」

舞い散る花びら 時を止めて

ただ静かに 静謐の命へと姿を変える

(●´ω`●)ゞエヘヘ
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ついていない雨の日と、シネマ歌舞伎「桜の森の満開の下で」のだらだら感想。(20190521)


5月21日

朝。雨がどしゃぶり。こんなにがっつりどっしり雨が降るの久しぶりな気がする。通勤が大変だけれど、植物に水がたっぷり行くので一安心。冷戦中だけれど、母が駅まで送っていってくれた。

今日は、インタビューに始まり、インタビューに終わる日。
お昼にと、昨日の夜の残りの冷やし中華をガラスの容器に入れて持ってきていたのだけれど、朝携帯をリュックから出すときに、それが入った袋を切符売り場の台に

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桜の並木でも渋谷の街でも感じることとダメな男(ウサギノヴィッチ)

どうも、ウサギノヴィッチです。
 
 季節の変わり目なのか、今シーズン二回目の風邪をひいてしまいました。
 乾燥した部屋にいると喉がいがらっぽくて違和感を感じます。
 マスクの意味も花粉症から咳を撒き散らさないようにするものになってしまいました。
 それでもタバコを吸うのは謎ですがね。
 
 さて、今回は『桜のの森の満開の下』についてのレビューを書きました。まだまだ拙いところはありますが、よければ

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スキありがとうございます!
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20年ぶりに書いている

安心に守られ孤独を抱きしめる。私にとっての書くということについて。

去年突如、文章を書きはじめ、しだいにその時間が大切になっている。ここ20年、SNSに投稿するくらいで何も書いていなかったのに、なぜ、急に書き始めたのかと思うと中学生の頃のことを思いだした。

中学3年生のとき、作家の評論を書くという宿題がでた。当時小説は読まなかったので、母が薦めた数人の作家から適当に坂口安吾に決めた。最初は受け

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嬉しいです。ありがとうございます!
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vol.28 坂口安吾「桜の森の満開の下」を読んで

僕はどうも昔から桜の満開の姿が好きになれない。誇らしげにあたりの景色を一変させるその咲き方は、「どうだ、美しいでしょ」と言わんばかりの自己主張の強さを感じ、鼻につく。パッと散る潔さを美化する引用にゾッとする。また、桜の花の下は少しジメッっとしていて不気味で、花びらの舞う姿は、孤独で、刹那的で、仕方のない酔っ払いの集いは薄ら寒い。

以前、チェーホフの「桜の園」の読書感想文に、「きっと、貴族の『桜の

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スキありがとうございます。
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桜月夜

満開の桜の木を見上げていると、胎内から毛細血管やその周りの肉を見つめているような気分になる。
 そのまま桜並木を歩けば、風にそよぐ花びら一枚一枚が話しかけてくる。
 この世に生まれてくる前、確かに同じ場所にいた仲間を感じる。

 血の一滴一滴が私を包む。

 今まで生きてきて一番後悔したことは?と聞かれ「この世に生まれ落ちてしまったことかな」と口走っていた。
 ふと出た言葉に驚いた。おそ

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「桜の森の満開の下」坂口安吾

noteでフォローしてる月坂弦さんという方が、「読んだことのないかたは是非」と紹介してくださったので、スマホで青空文庫をひらき町内の資源ゴミの立会当番で青空の道端に立ちながら読んでいた。そういえば前のゴミ当番のときに読んでいたのも坂口安吾だったなぁ、まえは堕落論だったことを思い出したら笑えた。
ただの偶然なのだろうけど、ゴミ捨てという行為が「人間の本質」の何かを暗示しているかのように感じてしまうの

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