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きれいになりたい気がしてきた
きれいになりたい気がしてきた
ジェーン・スー
・己の特性を把握し、なるべく自分が嫌いにならずに済む方法を選択できるようになったのは、年の功以外のなにものでもありません。
・面倒くさいとわからないに飲み込まれると、社会的に死にかねない。
・その前の十年では決して手に入らなかったものを手中に収めてはみたものの、現実は地道な作業の連続だった……なんてこと、あるのでは?でも、それでいいんだと思います
僕の人生には事件が起きない
僕の人生には事件が起きない 岩井 勇気
・ぬぼーっと何も考えず、耳の穴から脳みそを垂れ流しながら生きていくこともできるが、普段色々考えながら生活してみるのもそれはそれで楽しいものだ。
・利便性を求め生み出されたものは確かに便利だ。しかし「必ずその通りにしよう」という人間の意思は時として不便である。
・飽きなければ好きなことを延々とやっていられるので、どれだけ幸せだろうと考えたこともある。しか
ほんのちょっと当事者
ほんのちょっと当事者 青山 ゆみこ
・人は「ある」ものには意識を向けられるが、「ない」ものに気づくことは難しい。「聞こえる」彼らがいて、わたしは初めて「聞こえない」音があると認識できるのだ。
・資格うんぬんではなく知識って大事だ。そしてその知識を使うタイミングが来たときに、さっと取り出せる意識をもつことがなにより大事だと思う。
・恵まれた人が困っている人に手を差し伸べる。そうした一方向の話で
イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由
イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由 猪田彰郎
・おいしいコーヒーを淹れるんはむずかしないんです。大事なんは、技術よりも、気持ち。そやからどなたでもおいしく淹れられます。
コーヒーは生きもの。こっちの気持ちが伝わります。人と同じ、愛情をもって接すればちゃんとこたえてくれます。
道具は何がええやろうとか、お湯の温度はどれほどやろとか、いらんこと考えんで、ええんです。思いやりをもって、ちょっ
暮らしを手づくりする
暮らしを手づくりする 鳥取・岩井窯のうつわと日々 山本 教之
・人がつくるものから滲み出るもの。それは、形や色彩や模様といった目に見えるものではなく、空気のように漂う「含み」みたいなものだと考えています。「含み」とは煎じ詰めれば、その人の暮らし方であり、仕事に対する思いや姿勢であり、その人の生き方そのものです。
・弟子たちによく言うのですが、大切なのは「気づく」こと。そして気づいたら、できるこ
女の子はどう生きるか
女の子はどう生きるか 上野千鶴子
・オトナが「伝統」を持ち出したら、答えられないから問いをシャットアウトして、ごまかしているんだと思ってください。
・子どもの世界はオトナの社会の縮図。女の子の色、男の子の色っていうステレオタイプをつくったのは子どもではなくてオトナ。オトナのやることを真似して、子どもたちもステレオタイプを身につけ、そこからはみ出す子どもたちを「ヘン」って排除するんだよね。
・
この世界は思っていたほどうまくいかないみたいだ
この世界は思っていたほどうまくいかないみたいだ
・本当に申し訳ないと思ってんのかと言われても、思えないものは仕方ない。心から申し訳ないと思うことを他人に強制するのは、とてもとても難しいことなのだ。
歴史を見ても、事件や犯罪を見ても、歴代のいじめっこを見ても、そうではないか。
入庫して2年目か3年目のとき、窓口ではじめて大人の男の人に怒鳴られた。
はじめて怒鳴られたときはただただ大人の男の人に