和彦の床下収納庫

いい年をした大人が旅行に行ったり、風呂に入りに行ったり、酒を呑みに行ったり。

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マガジン

記事一覧

ディスカバー近場solo「東鷲宮」

恥ずかしながらこの歳になって家庭をもったわけで毎日楽しく過ごしているのだが、妻が所用で不在となると正直家事以外に趣味らしい趣味を持たない俺としてはなんとも手持ち…

狭い世界に見える業界の縮図

久々の投稿が旅行記などではないのがアレだが、ここの存在をすっかり忘れていたのは秘密だ。 ご存知の方はご存知、俺の仕事はゲーム業界だ。PC-8801やファミコン、メガド…

鶏ささみの甘酢漬け

最近何やら人気のささみを使ったメニューを。熱を加えるとパサつく感じのあるささ身が片栗粉とエノキタケのとろみでしっとりとなります。 なかなか珍しい食感になるため…

ディスカバー近場「越谷」

問:日本最大のショッピングモールはどこか? 答:イオンレイクタウン(埼玉県越谷市) 割合に住んでいる場所から近いくせに、一度も訪れたことのない場所、日本最大の店…

遥かに遠き故郷・福井県

今でこそ千葉県民だが、元々は福井県出身なのだ。俺としては「捨てたはずの故郷」というほどドライになりきれず、年老いた両親もいることなのでたまに帰省することもある。…

秋吉のこと

焼き鳥、焼とん、というのは俺はかなり好きな食べ物だ。あらゆる酒に合う肴はあるか? と聞かれたら焼き鳥を挙げるくらい、攻守両面が揃っていると思う。(何を攻撃して防…

しめじベーコンポテチ

ポテトチップスはそのまま食べても十分酒のアテになるが、ちょっと一工夫。これは大昔に母親が作ってくれたもので今となっては懐かしい味のする酒の肴。 なお、使用する…

ディスカバー遠出「大阪旅行」

そういえば6月に大阪のほうに遠征をしていたにもかかわらず、何も書いていなかったなあ、というので今更まとめてみた。 何せ大阪といえば安くて美味い食べ物が豊富で、酒飲…

八べゑのこと

つい最近までいわゆる「廻る寿司」に行ったことがなかった。別にブルジョワ自慢でもなんでもなく、寿司というのはスーパーの閉店間際の半額になったものを買って食べるか─…

ディスカバー近場「千葉」

久しぶりとなるディスカバー近場(いやこの間に実は大阪旅行とかあったんだが)は「そういえば千葉県民となって長いが一度も県庁見たこと無いぞ」という思いつきで千葉県庁…

ディスカバー近場「業平橋~西新井」

すっかり暖かくなった今日このごろ、店長の休みがなかなか合わないので先延ばしになっていたディスカバー近場の今回は「どうせ雨だろうから本当に近場にしようぜ」と墨田区…

ディスカバー近場solo「春日部」

埼玉県春日部市、東武の春日部駅といえば東武動物公園の乗り換え駅、という認識でしかなかったのだが、クレヨンしんちゃんのモデルになっている場所である。(考えてみれば…

ディスカバー近場mini「本八幡」

唐突にディスカバー近場血のオキテ。 一つ、傘は折りたたみにせよ 一つ、シャツの着替えは持って来い 今までの経験からこれ大事、以上。 さて、前々から店長に誘われて…

しちりんのこと

燃え上がる火を見ていると心がざわめくのは人間がまだ狩猟をしていた頃、神を持たなかったがゆえの畏怖に起因しているのではないだろうか?(大げさ それはともかく、目の…

ディスカバー近場「小山」

オッサン2人が日帰りでどこかに出かけて風呂と酒+αというただそれだけのツアー「ディスカバー近場」第2回は本来なら別の場所に行く予定だったのが、知り合いの20代の若い…

洋食 大吉

偏食家でそもそも食べるという行為に興味のなかった司馬遼太郎は、作中に食事のシーンが滅多になく、あったとしても描写が淡白な印象を受ける。 一方で藤沢周平や池波正太…

ディスカバー近場solo「東鷲宮」

恥ずかしながらこの歳になって家庭をもったわけで毎日楽しく過ごしているのだが、妻が所用で不在となると正直家事以外に趣味らしい趣味を持たない俺としてはなんとも手持ち無沙汰になってしまう。

なので久々にちょっと遠出しようかとお風呂セットを片手に駅に向かった。
まずは地元の柏駅から東武アーバンパークラインで春日部に、東武スカイツリーラインで久喜駅に到着。

しかしまあ東武鉄道というのは「昔敷いた線路を末

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狭い世界に見える業界の縮図

久々の投稿が旅行記などではないのがアレだが、ここの存在をすっかり忘れていたのは秘密だ。

ご存知の方はご存知、俺の仕事はゲーム業界だ。PC-8801やファミコン、メガドライブの頃からかれこれ30年近くコンピューターゲームというものを制作している。

現在は役員として零細な会社の経営に参加しつつ、現場に出ての作業も未だにやっているのだが寄る年波には勝てぬ。新しい技術にはついていけず、すっかり昔はよか

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鶏ささみの甘酢漬け



最近何やら人気のささみを使ったメニューを。熱を加えるとパサつく感じのあるささ身が片栗粉とエノキタケのとろみでしっとりとなります。
なかなか珍しい食感になるため「ワニの肉」とか言っても結構騙される人がいますw

[材料](4人前)

・鶏のささ身 5本
・塩 適量
・コショウ 適量
・片栗粉 適量

・エノキタケ 1袋
・酒 小さじ1

・酢 大さじ2
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ2
・酒 

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ディスカバー近場「越谷」

問:日本最大のショッピングモールはどこか?
答:イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)

割合に住んでいる場所から近いくせに、一度も訪れたことのない場所、日本最大の店舗面積を誇るイオンレイクタウンに行ってみようと、冬のある日に店長を誘って出撃開始。

まずは常磐線各駅停車→武蔵野線→東武スカイツリーラインで蒲生駅へ。駅からすぐの「ぎょうざの満洲」でいつものように腹ごしらえ。実は目的地をスルーしているの

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遥かに遠き故郷・福井県

今でこそ千葉県民だが、元々は福井県出身なのだ。俺としては「捨てたはずの故郷」というほどドライになりきれず、年老いた両親もいることなのでたまに帰省することもある。
まあ福島と福岡に間違えられることは多いんだが、少し前に久々に県庁所在地である福井県に行ったので(といっても少々前だが)ちょっと紹介してみたいと思う。

普通なら東海道新幹線-北陸本線なんだが今回はそのルートではなく北陸新幹線に乗って福井に

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秋吉のこと

焼き鳥、焼とん、というのは俺はかなり好きな食べ物だ。あらゆる酒に合う肴はあるか? と聞かれたら焼き鳥を挙げるくらい、攻守両面が揃っていると思う。(何を攻撃して防御するのかはさておき)

俺の故郷、福井県の人々も焼き鳥が好きで、一年間の消費量は青森に次いで全国2位だとか。そんな福井県発祥で地元のチェーン店から、いつの間にやら16都府県に109店舗を展開するに至ったのが「やきとりの名門 秋吉」だ。

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しめじベーコンポテチ



ポテトチップスはそのまま食べても十分酒のアテになるが、ちょっと一工夫。これは大昔に母親が作ってくれたもので今となっては懐かしい味のする酒の肴。
なお、使用するポテトチップスは「うすしお味」がベスト。カルビー派だろうがコイケヤ派だろうがどちらでもかまわないが、ノーマルな味の存在しないヤマヨシ派はNGなw

[材料](4人前)

・しめじ 1パック
・ベーコン 5枚(薄切り)
・ポテトチップス 1

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ディスカバー遠出「大阪旅行」

そういえば6月に大阪のほうに遠征をしていたにもかかわらず、何も書いていなかったなあ、というので今更まとめてみた。
何せ大阪といえば安くて美味い食べ物が豊富で、酒飲みにとってのロンダルキア高原みたいなものである。できれば月一くらいで行きたいくらいだ。
今回は二泊三日。最初の目的は箕面で毎年やっているブルワリーの「箕面ビール感謝祭」だが、それにこだわらず行きたい所に行ってみようという計画でダラダラと。

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八べゑのこと

つい最近までいわゆる「廻る寿司」に行ったことがなかった。別にブルジョワ自慢でもなんでもなく、寿司というのはスーパーの閉店間際の半額になったものを買って食べるか──あるいは、ちよだ鮨や京樽でやはり半額を狙うか、という存在だった。
あとは本当にカウンターで職人さんが握ってくれる寿司屋だが、これは仕事の接待とかになるので場合によってはさして心踊るものではないことが多い。

そんななか、最近結構行くように

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ディスカバー近場「千葉」

久しぶりとなるディスカバー近場(いやこの間に実は大阪旅行とかあったんだが)は「そういえば千葉県民となって長いが一度も県庁見たこと無いぞ」という思いつきで千葉県庁の所在地、千葉市へ。

まずはいつものように待ち合わせ、東武アーバンパークラインで船橋へ。船橋駅前で昼飯にしようと思ったら、ここには「ぎょうざの満洲」も「餃子の王将」も「珍来」もないときた。
駅前の大きなイトーヨーカドーの地下にリンガーハッ

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ディスカバー近場「業平橋~西新井」

すっかり暖かくなった今日このごろ、店長の休みがなかなか合わないので先延ばしになっていたディスカバー近場の今回は「どうせ雨だろうから本当に近場にしようぜ」と墨田区付近を散策。

店長は前日に持病の痛風が痛み出して今回はドイツ製の杖をついての参戦となった。

昼近くに集合、まずは北千住で途中下車していつもの「福しん」で昼飯を。基本オッサン2人なので食べ物は気楽に大衆系。

ここの青椒肉絲定食はかなりの

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ディスカバー近場solo「春日部」

埼玉県春日部市、東武の春日部駅といえば東武動物公園の乗り換え駅、という認識でしかなかったのだが、クレヨンしんちゃんのモデルになっている場所である。(考えてみれば野原ひろしは30代で一軒家、俺はオッサンで独身で賃貸と格差があるが、ま、まああれはフィクションということでw)

実際に春日部駅前にあるイトーヨカドーが「サトーココノカドー」になっているというのでスーパー銭湯に行くついでにちょっと見てみよう

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ディスカバー近場mini「本八幡」

唐突にディスカバー近場血のオキテ。

一つ、傘は折りたたみにせよ
一つ、シャツの着替えは持って来い

今までの経験からこれ大事、以上。

さて、前々から店長に誘われていた安くて美味い焼肉を食べに行こう、というので平日の仕事を早上がりしてディスカバー近場miniとなった。

「部下の若い子達と来たことはあるが、酒を飲む人がいないので寂しい」と言っていたが…うむ、確かに焼肉にはビールだな!

目的地は

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しちりんのこと

燃え上がる火を見ていると心がざわめくのは人間がまだ狩猟をしていた頃、神を持たなかったがゆえの畏怖に起因しているのではないだろうか?(大げさ

それはともかく、目の前で食材を焼いて食べる、というのはなぜがワクワクするものだ。

東葛の人間なら誰でも知っている、常磐線ならびに東武アーバンパークライン(東武野田線)の沿線にある黄色い看板のホルモン焼き屋チェーン、それが「しちりん」だ。

…なんだが、実は

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ディスカバー近場「小山」

オッサン2人が日帰りでどこかに出かけて風呂と酒+αというただそれだけのツアー「ディスカバー近場」第2回は本来なら別の場所に行く予定だったのが、知り合いの20代の若いムスメから「イチゴ狩りに行きませんか?」とお誘いを受けたので急遽予定変更。

今回は栃木県の小山へと目的地を定め諸々手配の挙句、3人でのダラダラ旅となった。おい、平均年齢が40切ったぞ!w

まずは店長と2人東武鉄道に乗って、春日部経由

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洋食 大吉

偏食家でそもそも食べるという行為に興味のなかった司馬遼太郎は、作中に食事のシーンが滅多になく、あったとしても描写が淡白な印象を受ける。

一方で藤沢周平や池波正太郎は美食家かつ食べ歩きが好きだったせいか、作中の食事のシーンには力が入っているし、食関係のエッセイを多数出していたりもする。

そんな池波正太郎も贔屓にしていた店、それが浅草橋から少し歩いた旧柳橋界隈の洋食屋大吉だ。

かつて勤めていた個

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