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20231119_ヒトラーと勝者の歴史について考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想43


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"憎しみだけが残った戦後処理"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"第二次世界大戦後の植民地政策"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 第一次世界大戦の戦後処理の結果、英仏に対する憎しみがヒトラーに結集していった。(ヒトラーを生み、育んだのはイギリスとフランスだった。)

感想

 教科書に載っていることも"1つの視点から見た歴史"だということは覚えておくべきだと思いました。多くの人が絡み合い歴史を作っている以上、それぞれの人や国の思惑が巡り合わさっていると思います。勝者の作った歴史が基準になるのは仕方がないとしても、それだけが真実ではないという点は覚えておくべきだと思いました。様々な視点で歴史を学ぶことは大事だと思いました。
 個人的にはヒトラーのように、1人の人間に全ての責任を押し付けるという行為は危険なことだと感じています。ヒトラーなどの1人の人間は、当時の社会情勢の結果生まれてきた、表面的な部分に過ぎないと思います。本質的な問題は当時の社会情勢の中にあるのだと思います。社会情勢の本質的な問題を解決せずにいると、違う人が同じことをしてしまうと思います。一人の人間に全てを押し付けるのではなく、生じた状況などを考え、同じ状況にならないように改めるということは大事だと思いました。
 これらのことは歴史だけに限らず、人間関係全般で当てはまることだと思います。生じた失敗の原因を特定の人に押し付けるのではなく、失敗が生じた根本的な理由を考え、改善するという点は大切なことだと思います。自分が当事者でないとしても改善すべき点を考えることは大事だと思いました。

最後に

 歴史上でも、生きていく上でも多くの失敗と関わることがあると思います。特定の人物のせいするのではなく、失敗が生じた根本的な原因を考え、改善策を考えることが大切だと思います。立場に応じて自分ができる改善策も変わってくると思います。失敗の当事者ではないとしても"状況を改善する当事者"として生きることは大切だと思いました。
 本質的な問題を解決するために、"自分ができることを考え、実行できる人"を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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