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価値観の話

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壊相図と死生と人の生きる価値

壊相図と死生と人の生きる価値

どうも、こぶたです。
私は11歳で初めての自殺未遂をし、DVで殺されかけ、ストーカー被害に会い、
20代は自殺未遂を繰り返し、人生どん底でした。

今では車椅子ユーザーと結婚し、2児の母です。

ずっと死生について考えてきた、そんな私が語る生き死にの話です。
死にたいと思ったことがある人、今死にたい人、自分には価値がないと思っている人は読んでみてください。

センシティブな内容を含みますので、

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コミュニティに属せ!

コミュニティに属せ!

どうも、こぶたです。
今日は、最近思うことをここに置いていきます。

みんな、コミュニティに属せ!

コミュニティに属さないことは
死に直結しやすい。
次の一手が打てずに詰みになりやすい。

ひとりで生きるより
みんなでそれぞれの強みや知識を活かしあって生きた方が
1人あたりにかかる負担は軽く済む。

大家族時代は、親族単位で大きなコロニーが形成できた。

さらには、地域コミュニティが強固で、

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私とあなたは生きる時間すら

私とあなたは生きる時間すら

私の祖母は大正11年生まれの100歳。
どうも、こぶたです。

先日、私の実家と
祖母宅に帰省してきました。

ひとりひとりの生きる時代の話

私の地元は関西の田舎街です。
両親はそこから少し西にある、山間の村の出で
核家族家庭の中で育ちました。

昭和の終わりに生まれた私は
野山を駆け回り、
時に祖母の家の屋根に飛び乗ったり
屋根裏を走り回り大きくなりました。

色んな時間を経て、今。

実家は

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とりあえず生きることにした話

とりあえず生きることにした話

どうも、こぶたです。
今日はXにもポストした短いお話です。

私は小さい頃から不器用でした。
やりなさいと言われたことをやれば叱られ、
でもなぜなのか分からない。

体力がなくて、土日は朝から晩まで眠っていました。
朝起きれなくて、怒鳴られながら眠い目を擦り、
出発30分前に起きて、なんとか着替えを済ませ、
髪ははねたまま学校へ行きました。
ランドセルを忘れた日もありました。

女の子なのにガサツ

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人生は自己評価で9割決まる

人生は自己評価で9割決まる

長男が産まれるまでの人生は
それなりに壮絶でした。

普通を装っても普通になれない。
でも普通の基準に合わせなきゃいけない。
いくら頑張っても普通の基準に達しない。
人の何倍も努力しても叱られ続ける。

“健常者“と呼ばれる海を溺れながら泳ぐしかない。

そんな10代、20代を生きていました。

どうもこぶたです。

自尊心なんてもちろんありません。

変な子、おかしい子、ダメな子、意地悪な子、

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DOCTORS -医者がわたしにくれた言葉-

DOCTORS -医者がわたしにくれた言葉-

子どもの頃は風邪も引かないような子だったのに、20歳を超えたあたりから私は大小様々な病気をするようになりました、どうもこぶたです。

その中で、たくさんの色んなドクターたちに会ってきました。

特に私の人生に深く影響を与えてくれた言葉たちを、ここに書き置いておきます。

あなたに世界は救えないよ「あなたに世界は救えないよ」

といったのは精神科のドクターでした。

「あなたに世界は救えない。僕にも

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“できない”が存在するからこそ、“できる”に価値が生まれる

“できない”が存在するからこそ、“できる”に価値が生まれる

どうもこぶたです。
ようやく秋めいてきて過ごしやすいいい気候だな、公園が捗るわ。
と喜んだ2日後、一気に冬の気配を感じるようになりました。

私の大好きな季節、わずか2日で終了の事実に泣いてます。

どうぞ皆さま、お風邪など召されませんように。

ハイスペな彼女、社会不適合な私
私よりはるかにハイスペックな女性が、
「私には得意がない」と言った。

私から見れば、
私には到底できないことを卒なくこ

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完璧なあなた、不完全なわたし

完璧なあなた、不完全なわたし

どうもこんにちは。
こぶたです。

未明からの雨で湿気を含んだ空気が重く体にのしかかる朝、
揃って寝坊し、ギリギリでみんなを各所へ送り出し
さて次男と今日はどこか遊び場へでも行こうか?と支度していると
豆イスに突っ伏したまま、眠ってしまった彼。

そんな日もあるよと、言ってあげれるのは今だけだから
家事を何となく片して、しばしの1人時間にnoteを書くことにしました。

完璧なあなた
私の夫は車椅

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当たり前が変わるとき―障害は作られるし減らせるよって話―

当たり前が変わるとき―障害は作られるし減らせるよって話―

識字率が低かった時代、
文字を読み書きできることは才能で特権だったはず。

どうも、こぶたです。
対人コミュニケーションは不得意で、活字の世界でしか生きれない私ですが、
ある時、世の中には文字が書けない読めないという障害が存在することを知りました。

本を読まない?!読めない?!
字を書かない?!書けない?!

そんな人が存在するなんて、知りもしなかったのですが
自分の知らないそうした世界に生きる

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感じ方が違っていても、心は違わないよ

感じ方が違っていても、心は違わないよ

どうも、こぶたです。
少し前、長年飼っていた愛犬が虹の橋を渡りました。

初めて【死】に触れることになった7歳の長男のことを
今日はお話しようと思います。

イヌのこと
22歳の頃、私は1度全てを失いました。
仕事も恋人も、住む家も、そして生きる気力も。

そんな時に縁あって飼うことになったのが
イヌでした。

その後しばらくして予想に反し結婚することになり、
イヌを連れての新婚生活のスタートでし

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私たちがNIPTを受けないと決めた理由

私たちがNIPTを受けないと決めた理由

こんにちは。車椅子の夫と暮らす、こぶたです。
次男の出産から4ヶ月が経ちます。今日は妊娠中に決断を迫られた、新型出生前診断NIPTについて当時のメモを元に書きたいと思います。

決断しなければいけないの?!不妊外来を卒業し産科にはじめて行った日、
新型出生前診断NIPTの同意書を手渡されました。

私の通った病院は新型出生前診断の認可施設だそうです。
私は38歳での高齢出産となるため、検査を受ける

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さかなのこを見てきました!自分の『好き』を生きるという話

さかなのこを見てきました!自分の『好き』を生きるという話

こんにちは。
車椅子ユーザーの夫と暮らす、こぶたです。

映画、『さかなのこ』を息子とふたりで見に行ってきました。
内容は知りませんでしたが、さかなクンの映画だよと聞いて
「行きたい!」と思ったのです。

ワンピースが見たかった息子でしたが、一緒に来る?パパと待ってる?と聞くと
行くというので、2人でみにいくことにしたのでした。

エンドロールを泳ぐ魚を見ていると、ふと思ったのです。

いつだった

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だから私は自分の人生を生きなきゃいけない

だから私は自分の人生を生きなきゃいけない

こんにちは。ド底辺を生きる女、こぶたですどうも。

朝から11ヶ月の次男がダシダの袋を握りしめてご機嫌に歩き回り、
車椅子の夫の行く手を阻む阻む。

足に乗っては抱っこと手を伸ばし、
トイレに入れば追いかけてドアを開け、
行く手に朝ごはんのホットケーキの破片バラバラをばら撒いて、
ゴミ出しに行こうとすると外用車椅子への乗り移りを阻止する。

長男が赤ちゃんだった頃、
私は夫が自由に動けるよう、夫の

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もし、望む道が歩めなかったとしても

もし、望む道が歩めなかったとしても

どうもこんにちは。
寒波がやってくるということで、朝から車椅子の夫の車に、
荷物をせっせと詰め込んでいた
雪国ド底辺女のこぶたです。

私には大正11年生まれ、100歳の祖母がいます。

そんな祖母が92歳の時にいってた言葉をときどき思い出しては
噛み締めています。

頭がよく、女学校へ行き勉強したいのに、自分を女性役割に閉じ込めようとする父親や義父と戦う人生を送ってきた婆ちゃん。

年下の妹たち

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