記事一覧
六道慧の花暦2024年3月
昭和の下町
映画『ゴジラ-1.0』が、アカデミー賞視覚効果賞を受賞した。ゴジラ生誕70年、映画作品では30作目の快挙である。いやぁ、目出度い!
励まされます。
ゴジラで思い出すのは、アメリカがマーシャル諸島で行った水爆実験のこと。1954年3月1日。付近を航行していた日本の船、第五福竜丸が水爆の影響を受けたとされています。このニュースに素早く反応したのは、私の母親世代でした。子どもを産み育て
六道慧の花暦2024年2月(1)
昭和の下町(4)
昭和三十年代の中頃。デパート――当時は百貨店とも言いましたが、まあ、しのぎを削っていましたね、はい、派手でした。銀座に三越と松屋、松坂屋、日本橋に三越と高島屋、東急百貨店、そして、新宿に新進気鋭の伊勢丹。
私は憧れました、伊勢丹に。トレンディ(死語か)で今で言うところのクール。流行の最先端という感じがしました。あれは忘れもしない小学六年生の12月。子どもには胸躍るクリスマスで
六道慧の花暦2024年1月(1)
昭和の下町(3)
昭和のスターをひとり、挙げろと言われたら、あなたはだれを思い浮かべますか?
私はダントツで美空ひばり(敬称略)。子役としては今ひとつだったように思いますが、歌手としては押しも押されもせぬ大スターです。あたりまえの表現で恐縮ですが、本当に歌が上手かった。
小林旭と結婚したときは、ぶったまげましたね。あちらも俳優としてはもちろんのこと、歌手としても大スターです。私は小林旭の歌、
六道慧の花暦2023年12月(3)
『風水探偵タケル』(1)~(3)巻。アドレナライズ社さんから配信中です! 大正時代を舞台にした男子校の物語。主人公の速水タケルは、若いながらも風水師です。
私自身、大好きなシリーズで、本当はあと2冊、書きたいと思っているのですが、なかなか機会に恵まれません。大正時代は、関東大震災が起きたせいか、資料が非常に少ないのです。
やはり、災害というのは、文化に大きく影響しますね。どうにか揃えた資料をもと
六道慧の花暦 2024年1月(1)
『神の盾レギオン 獅子の伝説』、1~4巻と、外伝の『星月夜の歌姫』。アドレナライズ社さんから配信中です! 当時、ヒトが乗って操るロボットが流行りました。触発されてファンタジーとからめた次第です。
『ミラクル・アイ』、1~4巻も、アドレナライズ社さんから配信中です!
カバーや挿し絵を担当してくださった鈴木雅久先生は、6月20日に旅立たれてしまいました。すでに追悼文はあげましたが、描いていただいた
六道慧の花暦2022年9月(3)
『羅刹王』1巻~7巻。アドレナライズ社さんから配信中です!
ファンの方には叱られてしまうかもしれませんが、空気感が『鬼滅の刃』に似ています。私は『鬼滅』が大人気になったとき、『羅刹王』や『大神伝』みたいだな、と思いました。
当時、ライトノベルズでは、まだあまり取り入れられていなかった民俗学的な雰囲気も織り込んだホラーミステリーです。羅刹王はだれなのか、覚醒したとき、なにが起きるのか。
謎が謎を呼
六道慧の花暦2022年9月(2)
『千の顔を持つ男』1~5巻、同じシリーズなのですが、メインタイトルが変わった『縁切屋シリーズ』が、3巻。合計8巻、昨今、また流行り出したオカルト話が満載。面白いです、アドレナライズ社さんから配信中です!
二人のイケメンイラストレーターが、裏では(怪しげな)霊能力を使って人助け、なのですが、なかなか思うようにはいかず、猫に憑依されてしまったりすることもあり……大好きなシリーズです(こればかりですが
六道慧の花暦 2022年9月(1)
9月は、電子書籍化されたライトノベルズの作者セレクションをブログにアップしたいと思います。まだお読みいただいていない方の参考になればと思います。私は漫画が大好きなので、ライトノベルズの原作を、どなたかが漫画化してくださらないかしら、などと夢見ております。
*『風水探偵タケル』
大好きなシリーズのひとつです。舞台は大正時代の男子学生寮。日本版ハリーポッター(ファンの方、すみません。言わせてやってく