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日記

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#大学生

知らないことは知らないっていう。

2019年がやってきた。

「19卒」として就活をして、最近は「19卒」の内定者として後輩から就活相談を受けることもちらほら。
その「19卒」が、どんどん近づいてきた。

あと3ヶ月で私は学生生活を終える。
浪人も留年もせず、きっかり16年。
大学生活を伸ばして、留学しようと本気で思ったこともなんどもあったけど、今行ってもただの観光になってしまいそうで、一回社会に出て、やっぱりもっと勉強が必要だ!

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無意識に意識的に過ごす

人生初の入院と手術をした。

入院って、一度はしてみたかったの。ドラマの見過ぎかもしれないけど、入院患者同士で友達ができたり、いろんな人がお見舞いに来てくれたり…そんな入院生活を想像してて。実際、入院初日は病院内を回って見たり、ラウンジに貼ってある張り紙を読んでみたり。

でもいざ、手術を前にするとちょっと怖かった。
左腕に点滴をして、あれ思ったより針のめりこんでない!?って焦ったりして、なんだか

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一歩踏み出すのは怖いけど怖くない

この前、人生で初めて自分の意思で美容院を変えた。

中学生のときに親に連れられて、そこから10年ほど同じ美容院に通っていた。
大学受験に合格した時はお祝いをもらって、成人式の日はわざわざ朝早くに美容院をあけて髪をセットしてくれた。生花をたくさんつけて、振袖に合うように古風でありながらも古風すぎないヘアセットは同級生にも大好評で、今思い返しても本当に可愛かった。

通っていた美容院に大きな不満があっ

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たぶんしばらく忘れられない朝焼け

じめっとした、深い青が少しずつオレンジに侵食されていく。

深い、けれどうずうずとオレンジを待っているような青。

遠くのほうからオレンジが放射線状に伸びてきて、深い青と混じって紫のような色が生まれる。

深い青は少しずつ後退していって、わたしの前から消えようとしている。

あまりにも純粋なオレンジがわたしのほうへ伸びてくるから、なんだか怖くなって、まだかろうじて青に包まれた斜め後ろを見た。

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心の直感に、従う。

就職活動が終わった。

ずっと憧れだった仕事ができることになった。私は覚えていなかったんだけど、高校の友達に「おめでとう!高校生のときからその仕事したいって言ってたもんね。」と言われて、自分はそんなに前からこの仕事がしたかったんだなと驚いた。

実はもう一つの業種が全く違う会社ととっても迷っていたんだけれど、結局、私は私の直感を無視できなかった。無視したら、絶対に後悔すると思って。

とか言いつつ

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真っ赤なリップとピンヒール

真っ赤なリップは、ピンヒールよりも私の背筋を伸ばす。たぶん。ピンヒールなんて履いたことないのだけれど。

鏡に真っ赤なリップを塗った自分の顔が映るたび、顎を引いて、目をぱっちり見開いて、背筋が伸びる。真っ赤といっても、マットはまだ年齢的に早い気がして、シアーな、真っ赤。マットのザ・赤リップは、大人の特権だと思う。

最近は就活の予定がスケジュール帳に少しずつ増えている。一般的な大学生よりエントリー

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"就職"か"就社"か

大学四年生の春は、就活に追われると思っていたけれど、思っていたよりもどうにかなっている今日この頃。就活について書くのはカッコ悪いと思っていたけれど、自分が就活生になってみると、先輩たちの就活日記はかなり参考になることが多いと実感したので、就活が終わったら書いてみようかな。

とか言いつつ。

"就職"活動なのか、"就社"活動なのか、その軸ははっきりさせたほうがいいなと、就活が始まって2ヶ月が経とう

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秋の花火

秋の花火

あの日見た視界いっぱいの花火を、私は一生忘れられないと思う。

大学に入学する前から、学園祭実行委員会に入ることを決めていた。大学でできるサークルは、半分くらいは社会人になってもできる。テニスも、バドミントンも、料理も、サークルじゃなくたってできる。でも学園祭だけは違う。学園祭だけは、学生のうちにしかできないのだ。

後から知ったのだけれど、うちの学園祭実行委員会は「ブラックサークル」なんて呼ばれ

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偏る本棚も、いいじゃん。

偏る本棚も、いいじゃん。

大学生になってから、本を読むのが億劫になってしまった。

大学受験に追われていた高校三年生、毎日の通学電車で読んでいた本を、英語の単語帳に変えた。本を読む時間があるなら現代文の問題を解いた。こんな習慣は1年以上続いた。

大学に合格して、いざ読書を再開しようと思っても、以前のようにすらすら読めなくなってしまっていた。ページを捲るスピードが明らかに落ちていることに気づかざるを得なかったし、それがかな

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この夏やりたいことたち

この夏やりたいことたち

学生としての夏休みは、あと2回しかないらしい。

大学生は、人生の夏休みだからね。なんてよく言われる。これからあと50年生きるとして、確かに人生を俯瞰した時に大学時代はちょうど夏休みの入り口に位置すると思う。夏休みが明けて、働いて働いて…春休みが来る頃、つまり一つの年度が終わる頃には人生も終わるってわけ。なんともまぁ、よく出来た話。

ハタチになって初めての夏。あと2回しかない、夏休み。さぁ、なに

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