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理想への道~アファメーション~

アファメーションは怪しい?


願望実現や成功哲学、スピリチュアルの分野の書籍などでよく目にする
「アファメーション」という言葉。

この一見、怪しげな横文字は、
いったいどのような意味を持ち、効果はあるのでしょうか?


今回は、その「アファメーション」に迫ります。

アファメーションとは、ポジティブな言い聞かせのことを指します。

過去の記事、「頭の中の独り言を変えて人生を変える」の記事で触れたように、私たちは1日に数万の頭の中の独り言をしています。

この独り言の内容が、人生を大きく左右します。

ポジティブな独り言が多ければ、その通りの人生が待っています。

逆に、ネガティブな独り言が多いと、それに見合った人生が展開されるでしょう。

ネガティブな考えばかりしている人が、ポジティブで楽しい人生を送るのは難しいということは直感的に理解していただけると思います。

反対に、何事も楽観的に捉え、ポジティブに物事を見る人は、
ポジティブで楽しい人生を送ることでしょう。


人生を楽しくするものは出来事そのものではなく、
その捉え方だからです。

どんな出来事もポジティブに捉えれば、必ずポジティブな人生が待っています。

そしてポジティブな捉え方をするほど、新しいポジティブなものを見つけやすくなります。

アファメーションは、独り言を意図的に設定し、
頻繁に繰り返すことで、自分の人生をポジティブな方向に導く方法
です。

これを聞くと、アファメーションは決して魔法のようなものではなく、
単なる独り言の力を利用したものであることがわかります。


効果的なアファメーションのやり方


アファメーションを効果的に行うには、コツが必要です。

大切なのは、言葉を唱えた時の自分の感情を観察すること。

言葉とその時の感情に注目することが、成功への鍵です。


例えば、
「私は豊かで、余裕のある暮らしをしており、解放感に満ちている」
と唱えるとき、

感じる感情が焦りや不安であれば、
そのアファメーションは効果を発揮しづらいでしょう。

繰り返すうち、感情が言葉に追いつくこともありますが、
まず感情を整えてから言葉を唱える方が効果的です。

感情と言葉が一致していなければ、行き先が分かれてしまうようなもの。
感情が強い影響を持つため、
不一致があるとアファメーションの効果は薄れてしまいます。


では、どうすれば良いのでしょうか?

まずは自分の理想を設定し、
その時に感じている感情を思い浮かべましょう。

過去の経験から最適な場面を想像し、
その時の感覚を再体験することがポイントです。

例えば、仕事で重要な商談があってそれを成功させ、
達成感と誇らしさを感じようと意図する場合。

学生時代に部活や受験での成功体験があれば、
その時の感情を思い出し、
情景は仕事での達成をイメージするといった方法です。

出来事ではなく感情が重要です。

どんなに些細な出来事でも、
適切な感情で満たされていれば、
アファメーションに生かすことができます。

どんな気分になりたいか?
それを過去に感じたとき、どうだったか?

理想の状態というのは、
過去に経験があるから、それを目指すわけです。

知らないものは求めることすらできません。

つまり、理想の状態の感情は、必ず既に経験があります。
それを見つけ新しい成長に利用するのです。

また、アファメーションは、現在形を使うことも重要です。

例えば、「豊かな生活が欲しい」という未来系の言葉は、
現在持っていないイメージを強化します。

それよりも、「今、私は豊かな生活を送っている」と自己暗示をかけることで、そのような現実を引き寄せることができます。


以上がアファメーションを効果的に行う上で特に重要な二つの要素です。



アファメーションは、自分の現実を自分で作り上げるという感覚を得るのに非常に役立ちます。


独り言を理想的なものに変えるだけで、
理想の自分を手に入れることが可能です。

瞑想やアファメーションは、
理想の自分を選択するための強力なツールです。

瞑想で自分の現在地に気付き、
アファメーションで目的地を設定するのです。

瞑想についてはぜひこちらをご覧ください。
「何のために瞑想するのか?」


理想的な人生を送るため、
ぜひ、この機会にアファメーションを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?


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