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Hyper Link Short Storiesとは
私がnoteに掲載している物語は Hyper Link Short Stories という短編小説集です。
ある物語が別の物語にリンクして、登場人物が次々に相互関連して時間と空間を超えて交差してゆきます。ぜひ、物語の最後のリンクを辿って色々な人生を旅してみてください😄
Tokyo Woman アルバム配信開始
Tokyo Woman, The 4th Album of Tomoyuki Yoshida
2023/7/22配信開始、吉田ともゆきのオリジナルアルバム第4弾!
自身のインストゥルメンタルの集大成アルバムです。これまでの未収録曲7曲に新曲3曲を加え全10曲。リモートワークやドライブのBGMにお聞きください。伝説のインターネットラジオTokyo Music BoxでもBGMに使われた曲も入って
Newアルバム Tokyo Woman 7/22配信開始
NEWアルバム Tokyo Woman 予約開始しました♪
全10曲オリジナルのインストゥルメンタルアルバムです。ドライブやリモートワークのBGMに適した、ポップな曲、チルアウトな曲、ファンキーな曲を満載しました。
Apple Music, Amazon, Spotifyなど各種配信サイトにて 2023/7/22 に配信開始です。これがラストアルバムになる!?
以下のリンクから配信サイトの確認と
Cause We've Ended As Lovers.
昔別れた恋人から時折かかってくる電話。新たな人生を踏み出している女と過去をひきずる男。
1.真夜中の相談
1997年9月
アパートへ帰って、軽くシャワーを浴びた後、留守電のランプが点滅していることに気が付いた。
「もしもし、良美です。こんばんは。おそくまでお・し・ご・と・ご苦労様。若い娘の取材をあまり深夜までやらないようにね。もし12時前に帰ったら電話ください。それじゃ。」
午後11時45分
帰らないSeasons
ほんの少しのあいだだったけれど、あなたと一緒にいられて良かった。今度は夢の中で逢いましょう?
1.夢で逢えたら
名古屋駅、新幹線ホームに18時05分発ひかり262号がはいってきた。
夕闇が濃くなってゆき、ネオンサインとビルの点滅灯がはっきりと見えるようになってきた。
ふたりはプラットフォームの上で同じ景色を何も言わずに見ていた。
もしかしたら最後のひとときかもしれなかったが、できることといえば
志賀高原 忘れ得ぬ終わりの季節
何気なく誘い合った楽しいスキーツアー。それは忘れられない切ない思い出でもあるのです。
1.最後の春休み
1980年3月16日日曜日
僕は岡野慎太郎。ついに大学の卒論の発表も終わり、残された学校の行事はいよいよ卒業式だけとなった。今後の人生で2度と味わえない、ほっとしたような、はかないような最後の春休みを迎えた。
その晩、高校時代からの友人の大島裕介から電話がかかってきた。
「岡野。もうこんなこ
ROCK GIG TONIGHT
永遠のロック少年に贈ります。あのときのハートをいつまでも忘れずに。
「香港 Midnight Story - See You Again」の20年前の物語です。
1.立川ハウス
10月も終わりにちかづいたある夜。時刻は9時を過ぎていた。僕は立川駅で中央線快速下り電車を降りると、友達からもらったメモを取り出し、北口から指示通りバスに乗った。
バスは暗い通りを走って、元米軍のハウスの立ち並ぶ停留所
J-GIRL HIROKOの夢
普段は意識しない透明な国、ニッポン。僕たちはどこから来てどこへ行こうというのか。
幕張ベイエリア CHIBA
1995年5月15日。
その朝、いつものように浅野賢治は出勤してノートPCをオンにしてネットワークにログインした。Eメールアプリが立ち上がるあいだ、机の上に配布されていた、課長の昨日の出張先での、手書き打ち合わせ議事録に目を通した。
(まったく、こんなのコピーしてる暇があったら、電子掲