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【唐津焼のすごさって?福岡・唐津・別府・湯布院へやきもの巡りの旅】

【唐津焼のすごさって?福岡・唐津・別府・湯布院へやきもの巡りの旅】

正直に言うと、最初は唐津焼のすごさがわからなかったんです。
「なんか、素朴な普通の器だな」と思ってしまっていました。

バイト先で使う器は骨董品が多くて、お皿洗い担当の私は洗うのが毎回怖いです。最初はよくわからないまま洗っていましたが次第にこれはどんな器なのか、誰が作った器なのか気になり先輩に聞くと、その器の背景を沢山教えてくださいました。その中で、唐津焼の話を聞きました。ちょうど、唐津焼を作って

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【三重県の魚屋さんのお話】

【三重県の魚屋さんのお話】

「明日空いてる?魚屋さん行く?」
とバイト先の先輩から夜連絡があり、
ちょうど予定が何もなかったので、
「行きます!」
とどこに何をしに行くかわからなかったけれど返事をしました。

朝はバイト先(京都)に集合。
そこで初めて料理人さん3人とバイトの私でお取引させてもらっている三重県の魚屋さんに行くことを知りました。もっと近いところに行くと思っていたので驚きでした(笑)

魚屋さんに着くと、まず水槽

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【料理人さんたちと田植え。】

【料理人さんたちと田植え。】

「このご飯美味しい!」
バイト先でご飯を提供すると、本当に多くの方がこのようにご飯に感動します。それは、お客様の食べるスピードに合わせて料理人さんたちがタイミングを見計らってご飯を炊いているということ、美味しく炊けるよう下準備されていること、お米一粒一粒の輪郭がわかる美味しそうな盛り方であること、そしてこのお米を一生懸命作ってくださった農家さんがおられるからです。

5月29、30日にいつもバイト

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【大好きなバイトを卒業します。】

【大好きなバイトを卒業します。】

ささやかな重みと温もり。

2021年7月に初めてバイト先となる大将とお話をした時、大将の思いが乗った言葉に感動し自然と涙がでてしまったのを覚えています。内容はうろ覚えだけど、ものが大切に受け継がれてきた話をしてくれた気がします。すごく引き込まれて、空間があるようでなく、ないようである。お店は広いわけではなかったけど、無限の広がりを感じました。体の内側からわくわくする何かが湧いてきて、あ、この感覚

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【遠月 バイトの卒業】

【遠月 バイトの卒業】

懐かしい未来の夜

一日だけのはずだった。

2022年、7月7日 七夕の日にもともとアルバイトしていた京都の割烹料理屋(じき宮ざわ)の料理人さん(泉さん)と、京都の銀閣寺付近にあるFarmoonのオーナーシェフ(まさよさん)コラボレーションイベント「星まつり」がFarmoonで行われた。

有り難いことに、私はそのイベントのお手伝いとして関わることができた。

その日私は、素朴で温かくて、懐かし

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