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私の旅行記 新開地 神戸 その4 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 神戸の魅力ある街並み新開地の20時30分からの光景というお話です。

 初めての新開地は、案内して下さる親族の帰宅を待ってというスケールで夕方からのスタートでした。12月に行ったのですが、事情があって横須賀に大返しするまでの期間の話です。添付のマガジンの前半は主にその後年末年始に掛けて前後2回に亘って神戸を訪れた時の話です。まぁどうでも良いか…www

 天井川だった湊川の付け替え工事が1901年に始まってからの新しい町なのだそうですが、猥雑(わいざつ)さはなかなかのものです。
 河川の付け替えということで、神戸駅付近から湊川公園駅付近までを包含する新開地という地域。今どきの商店街はホームページも充実していて、事前調査をしつつ約1年前の旅の思い出をリアルに振り返ることができました。

 この広い新開地の中でも矢張り旧湊川の天井川としての面目躍如たる湊川公園に向かって登り坂になっている新開地センター商店街とその周辺は面白い。

 訪れた時は正にコロナ禍。翌年の連休明けに季節性インフルエンザと同等の5類扱いになる前なのでしたが、それでもwith Coronaということで少しずつ少しずつ何とか日常を取り戻そうとしていた時期でした。

コロナ禍でもこの賑わい

 矢張り神戸情緒ということで、元気な中華料理店なども入って混沌とした感じが最高でした。

 短い脇道、小路を通っての寄席も健在でした。昼席でもどんどん人が入っていく感じでした。落語好きで成人式の後に最初に行ったのは新宿末広亭。そんな私ですが、今回は親族の旅行なので外から眺めるだけでした。

寄席 喜楽館

 矢張り異国情緒と言っても、欧米の食事は略略(ほぼほぼ)日本人シェフでつまらない。やっぱり中国の方々が営んでいる中華料理店ですかねぇ。

異国情緒 中国の方が営まれている
中華料理店

 メニューも豊富でお値段も手頃なので夕方から満席の場合も多く、コロナ禍としては上出来といった感じでした。

メニューも豊富でお値段も手頃

 中華料理店は1度だけですが、お伺いしました。美味だったのでガッツリ楽しみました。まぁ予防接種もしっかり打っていて、with Coronaのお作法も定着していたので安心して食事を楽しみました。ビールも存分に飲んで5人で1万円ちょっとで満腹と言ったところ。有り難いお財布への優しさ。

 そんな町並みを抜けると…21時を過ぎると人波も疎ら。
この坂の先が天井川の名残りたる湊川公園に突き当たります。

21時を過ぎると人波も疎ら。
この坂の先が天井川の名残りたる湊川公園

 綺麗に整備された公園で夜のライトアップも美しい感じでした。公園の下や周辺には駅や商店街の多くの店か閉まっても、そこにはディープなお店も広がっていて、その後の夜のコンテンツが用意されているのでした。

湊川公園
楠木正成公の像

この公園の直下にも商店街
この像の右手の土手下にも商店街
大人のワンダーランドも共存してます(笑)

 天井川の名残りの高さの湊川公園の周辺には新開地センター商店街との連続性を保って商店街が展開しています。以下は新開地駅周辺の土手下の
街並み。

新開地センター商店街との連続性を保っての
新開地駅周辺の街並み。
多路線が利用する新開地駅
とても綺麗に利用されています。

 ということで、神戸の魅力ある街並み新開地の20時30分からの光景をご紹介しました。まぁ当時はコロナ禍で多少元気が削がれていましたが…ゆっくりお酒を楽しんだり、軽く歌ったり、会話を楽しんだりと、ゆったりした大人の世界もあるらしいので開拓されるのも一興かと思います。 

つづく

蛇足
 一応過去の経緯は以下のマガジンに…


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