かなえたい夢 国土強靭化 その3 2つの奇跡 〜訓練だけは徹底的に
地震発生72時間の壁”タイムリミット”で輪島市の倒壊住宅から80代女性を救出
地震災害支援物質輸送に伴う事故時のCAさんの起こした奇跡
令和6年能登半島地震
新年早々の震災。
心からお見舞い申し上げます。
かなえたい夢は国土強靭化
ということで…
(課題は個人レベルでのリテラシーの向上と減災対策の実行)
ネタバレですが…
特に個人レベルでの行動を今すぐ起こして頂けたら幸い
と言う思いで3篇の筆を取っています。
その1ではそもそもの地球の成り立ちから地震を捉え直して、その中で当面現実的な国土強靭化という取組みをご紹介しました。
その2では個人住宅も先ずは身の丈に合った範囲内から無理なく減災に向けて行動することをお勧めしました。
本編では、事前の周到な準備が功を奏して起こった奇跡をご紹介します。
地震発生72時間の壁”タイムリミット”で輪島市の倒壊住宅から80代女性を救出
国土強靭化の具体的な効果事例は、逐次発表されています。
その中で極寒の天候にも拘らず、地震発生72時間というタイムリミットの有る中、輪島市の倒壊住宅から80代女性を現地入りした大阪市消防局が救出できたという奇跡。
地震災害支援物質輸送に伴う事故時のCAさんの起こした奇跡
その1でご紹介した今回の震災に伴い起こった支援物資輸送機と民間機との事故についてです。
日本航空 機体炎上“全員脱出” 海保機の5人死亡 乗客14人けが
羽田空港事故 “交信記録の詳細” “18分の避難”機内の状況 乗客の証言は 日本航空JALと海保機が衝突 | NHK | 羽田空港事故
事故原因は調査中ですが…海上保安庁の機体が支援物資を満載して緊急出動するという手慣れていないオペレーションには不測の事態の確率が高まるのもまた残念なのですが不可避の現実。
そんな中で、
18分間“緊迫の脱出劇” 羽田JAL機炎上…
海外メディア「全員生き残ったのは奇跡」
ロイターやアメリカ・ニューヨークタイムズなどの海外メディアも「全員生き残ったのは奇跡」「模範的な避難だった」などと報じています。
その奇跡も徹底的な訓練によって起こったという事実。前列は機長の指示で避難。しかし特に後列はインターフォンの故障で機長と連絡が取れない中で独自判断してCAの方々が後方のハッチからの避難誘導を行ったのは普段からの用意周到な訓練有ってのこと。
訓練だけは徹底的に
〜元CAが語る脱出訓練
このように消防士、何れもプロフェッショナルとして日頃から充分に準備していた事が奇跡を呼び込んだという好例です。
一方、私を含めた民間、個人レベルでの減災への準備という意味では、心もとなく、
このプロフェッショナルな方々の取り組みを参考にして、この3篇をご理解頂き、Again,
先ずは無理なくできることから始めたいものです。
今でしょ
という、今回もその2に引き続きのお話しのオチでした。
減災を心から願って止みません。
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