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NHKニュース 好きな番組 その1 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 私の好きな番組。それはNHKニュースです。
(正に当たり前過ぎて意識しなくなっていたのですが…)

 今やニュース放送は高い同時性を担保して配信される仕組みが整ってきました。携帯電話の普及で報道すべき事由が生じている現地から高画質の画像どころか映像まで配信されます。一方でフェイクニュースへの自衛も必要にもなって来ている位です。詰まり事件を知って記者が駆けつけるという古典的なスタイルと上述の新しいスタイルが並立している状況ですかね。

 放送局も最早積極的に素人の撮影した映像を収集して、ニュースソースの補完にスマートに組み込んでいる状況です。

 公共放送だけではなく民放さんでも積極的に投稿を促しています。

 放送が普及する以前の適時のニュースの入手手段であった新聞との棲み分けもまた進んでいますよね。新聞は同時性、即時性から少し離れて一呼吸置いての報道に特化した感じ。

 そんなニュース報道の中で、NHKニュースは私の好きな番組の一つです。
 素人のコメンテーターの薄っぺらいコメントもなく、偏った専門家が持論を滔々(とうとう)と説明することもなく公共放送としてのお作法に則った安定感ある即時性あるコンパクトな報道が心地良いのです。
 また海外の充実した特派員網も群を抜いています。海外畑で過ごしたサラリーマン人生の経験。

だからこそその正確な報道には脱帽します。

 このNHKニュースには生まれてからずっとシャワーの様に晒されていました。外資系石油会社のサラリーマンだった父は、NHKラジオのバロック音楽で目覚めて、7時前には海外情報も相対的に充実しているNHKテレビのニュースを視聴。
 幼かった私は民法の子供番組が見たかったのですが

 時間帯が重なっていた為に視聴できませんでした。勿論家庭用ビデオデッキなんて無い時代。そのためか父の居ない昼間でも子供番組はスキップして教育テレビを見続けたりしていました。

 子どもとしては朝のNHKニュースから始まった難解な番組を必死で理解しようとする自分が好きになっていました。なんか知的格好良い感じが心地よかったのです。

 幼稚園の頃から小学生どころか大学講座まで、

その習慣はずっと続いて

大学時代にハマった市民大学講座の
シェイクスピア

大学時代にハマった市民大学講座のシェイクスピアにハマり、今でもそれは続いています。
またNHK 技能講座 例えばテレビジョン技術

なんてのも見ましたし、そのうち背伸びして小学生なのに学園ドラマを見たりと…

背伸びして生きるという基本的スタンスが醸成されたのでした。

つづく







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